終活

生前葬は何をする?費用と実際に亡くなった時に行われること

葬儀の選択肢のひとつに「生前葬」があります。

生前葬という言葉は耳にしたことがあるものの、実際に取り入れたり弔問(というのでしょうか)に訪れたことがある方は少ないのではないでしょうか。

今回はこの「生前葬がどんなものか」、いざ「亡くなった時にはどのような対応がなされるのか」そして「最終的にかかる費用はいかほどになるのか」をまとめています。

生前葬とは

生前葬とは故人の弔いではなく「お世話になった方に感謝の気持ちやお別れを告げるために行うパーティー」のようなものです。

ビートたけしさんや桑田佳祐さんなどが生前葬を行ったニュースを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、生前葬には晩年を迎えて友人・知人など社会的関係に区切りを付けたり、新たな門出を祝うという意味合いもあります。

私の周りですと、大学時代にお世話になった教授が還暦の節目に生前葬を行いました。
遠方ということもあり参加しなかったのですが、パーティーのように盛大に行われていました。

生前葬はいつ行う?

生前葬を行うタイミングは人それぞれですが、人生の節目に行われることが多いです。

還暦であったり、米寿であったり、90歳であったり、100歳であったり。

中には病気で余命宣告をされ、元気なうちに皆に感謝とお別れを告げておこうと生前葬を挙げる方もいらっしゃるそうです。

生前葬に参列する服装

生前葬に参列する際の服装は喪主、つまり主催の主旨により異なります。

平服だったり喪服寄りの服装だったり、開催する方の方針により様々です。感謝とお別れを告げるためのパーティーのような式であれば平服となるでしょう。

これは主催者に聞いたり他の参列者と相談するのが確実ですね。

ちなみに平服というのは普段着でよいわけではなく、結婚式の二次会程度の服装を指します。

生前葬に香典は必要か

生前葬は一般的には会費制で行われます。
そして会費制の場合、香典は不要です。

会費制ではない場合は通常の葬儀と同様の金額を包むことになります。
その金額は故人(亡くなってないですが)との関係性により異なり、関係性が近いほど多くの額を「御香典」や「御花料」として包みます。

生前葬を終えて実際に亡くなったときの対応

生前葬を行って逝去した場合は家族のみで密葬を行います。

密葬の形式も火葬・埋葬のみを行う直葬にしたり、火葬に宗教的な儀式を取り入れた火葬式を行ったりと、人によりけりです。

個人的には生前葬をしたのであれば火葬と埋葬だけしてもらえばいいと思うのですが、残された家族がいる場合はお葬式をしないのが何だか落ち着かないと考えるかもしれません。

葬儀が不要であることもしっかりとエンディングノートに記載しておくとよいですね。

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生前葬にかかる費用

生前葬はある意味結婚式と同じようなもので、価格は規模や豪華さで全く異なります。

一例として、某公〇社では10名程度の規模で約57万円かかったと紹介されていましたし、また別の葬儀社では15人規模で150万円ほどの式もあります。

平均的なお葬式が100万円~120万円と考えると、本番が訪れた際の火葬料などを考慮して100万円以下でおさまるようにすると良さそうです。

生前葬は自由度が高く楽しめる

生前葬は自由度がかなり高いです。

私は登山好きなので、ドレスコードを登山スタイルにして食事を山小屋風にして…などと考えてしまいます(笑)

棺の代わりにシュラフ(寝袋)を使い、そこから登場するなんていう演出も取り入れたら面白そうですね。

実は生前葬に対してはそれほど興味がなかったのですが、このようなことを考えていたら何だか生前葬をあげたくなってきました。

何よりお世話になった方に自分で感謝を告げられる機会があるというのは良いことですよね。
もっとも、日頃から感謝を伝えられれば良いのですが、どうしても疎遠になってしまったり、怠ってしまいがちですから…。

生前葬、挙げるならあなたはどんな風にしたいですか?