猫の島と言われる神奈川県にある「城ヶ島」。
思っていたより猫さんには出会えませんでしたが、ばっちり触れ合うこともでき、ホクホク気分で帰ることができました。
城ヶ島への行き方
リラックマいた
城ヶ島は三浦半島にある島です。
電車で行く場合、京急久里浜栓の終点「三崎駅口駅」からバスで向かうのですが、ゴールデンウィークということもありバス乗り場は長蛇の列!!
最後尾が見つからないほどの行列にうんざりして一瞬帰ろうかと思ったほどでした。
車両にもリラックマ
みなさん手に何か持っていて、どうやら「みさきまぐろきっぷ」というお得な切符を利用しているようでした。
みさきまぐろきっぷ:京急線各駅から三崎口駅までの往復乗車券、京急バスフリー乗車券、加盟店舗での食事券、加盟店舗での利用券がセットになった切符。
幸いそんな切符を持っていなかったふくねこ(持ってたら使うために並んでいたであろう…)。
城ヶ島まで歩くことにしました。
城ヶ島へ徒歩で行ってみた
車両は通行料がかかります
三崎口から城ヶ島までは6kmほど。
歩けない距離ではないです。
青空のもと歩いていると、1時間もかからず城ヶ島大橋料金所に到着。
徒歩と自転車は通行料がかかりません。
こんな橋を渡っていくのですが、風が強い!!!
帽子は確実に飛んでいきます。
途中、富士山がきれいに見えました^^
ようやく橋を渡り切りました。
さっそく城ヶ島公園へ向かってみます。
城ヶ島公園で猫探し
城ヶ島公園は橋を渡って右に上がっていった場所にあります。
(車だとまっすぐ進むと駐車場の入口があります。)
公園に一番近い上の駐車場を歩いていると、猫の影が見えた気がして覗き込むとやはり!
はなクロの猫さんに早速会えました。
シャイでお近づきになれず残念。
城ヶ島公園は風が強い
公園内に入ってみます。
城ヶ島公園には展望台があり、太平洋に面した青い海を眺められます。
岩場にも降りられる
ただ、めっちゃ風が強かったです。
こんな風が強くて人が多い時間に猫が出てくるはずない…。
その予感は的中し、公園では猫さんに会うことができませんでした。笑
猫さん発見!!
かわいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ
肩を落としかけていたその時、駐車場の近くで悠々と歩くキジ白さんを発見!
いい感じに警戒心が強く、適度な距離感を保ったままでした。
一応気にする
でもうれしいです。
この近くには他の猫さんも。
おや、こちらにも
城ヶ島の猫さんは白黒系が多いのでしょうか。
眼帯をしたブラックジャックっぽい猫さんでした。
けっこう近づけた
暑かったので日陰で休んでいる猫さんが多いのかもしれませんね~。
城ヶ島の奇岩「馬の背洞門」
続いて島の西側に向かってみます(公園は東側)。
せっかくなので海岸線沿いの遊歩道を通ってみました。
下ってきた道
途中、面白そうな階段があるので下りてみると…
岩場と防空壕(?)の名残がありました。
奥の真っ暗なところまで入ってみると、けっこう広い空洞。
怖くなってきたので出ます。
波が高い
さっきの階段を上って遊歩道に戻り、馬の背洞門へ。
のぼっちゃだめ
これが馬の背洞門です。
横から見たときの洞門の上部の心もとなさ。
いつか割れてしまう時が来るかもしれないけれど、それが人為的ではないことを祈ります。
ざっぱーーーん
東映映画のオープニングを思わせる波しぶきをながめつつ、このまま海岸の岩場をてくてく。
海岸沿いに行くと灯台の方へ着きます。
西側の猫は人懐こい?
灯台に着きました。
灯台の写真を撮っていませんでした。
代わりに灯台にある蓮の池の写真をどうぞ。
運がいいとここでも猫が寝ているそうですが、今回は空振りでした。
(人多かったしね。)
ここだけヨーロッパ
蓮の池の横の階段を上がるとこんなヨーロッパっぽい広場があります。
クスコにもこんな場所あった気がする。クスコは南米だけど。
灯台の下では海鮮丼のお店の行列が見えました。
みさきまぐろきっぷの加盟店のようです。
カマ焼き美味しそう・・・
まくろきっぷで来ていたらあのバスの列にも「乗らなきゃもったいない」と並んでいたでしょうし、こういう行列にも並んでいたと思うと、結果的にフリープランで来て良かったです。
居そうだと思ったらやっぱり!
だって私の目的は猫ですから。
この茶白のかわいいお猫様、わざわざこちらに近寄って、
さあ撮って!
と言わんばかりにゴロン。
(ごめん茶白さん、ぶれてた…)
「んもう、へたくそなんだから」
「次はちゃんと撮ってよね?」
はい、ちゃんと撮れました!
ありがとうございます!
次に猫さんが居そうな漁港の方にも行ってみます。
別のお店の近くで坂の上から下りてくる猫さんに遭遇。
どうやらごはんを食べにきたようです。
うにゅにゅ
食後。
歯に物が詰まっているのでしょうか。
ここもきれいに
やれやれ
そばで寝てくれたのでこれはチャンス!とお近づきになってみます。
やった!
こちらの好意を受け入れてくれました。
ここがええんかー
しばらく一緒に並んでデート(一方的になでなで)。
幸せなひとときでした。
続いて漁港へ。
養殖の魚をたくさん水揚げしていました。
魚のある所にやはり猫。
ハチワレマスクが凛々しい猫さんです。
ちょっと警戒しているか?
そして近付く
そして去る
そして振り返る
以上、愛くるしい西の猫さんたちでした。
今度は島の住宅地を通って再び城ヶ島公園に戻ってみます。
城ヶ島の住宅街はとてもおだやか
大通りから東に向かっても良いのですが、せっかくなので一本中の道を通ってみることに。
さすがに住宅街には猫居ないかな~と思ったら、若いキジ白さんを発見。
キジ白さんの居た近くの神社(お寺だったかも)に行ってみましたが、猫はおらず。
デフォルメされた犬とわりかしリアルなトラという不思議な組み合わせの像が並んでいました。
こちらは景色が良さそうでのぼってみた「海南神社」。
「君の名は」っぽい写真が撮れました。
っぽくないよ!
と思う方、どうか広い心で見てやってください。
買い物は不便そうですが、城ヶ島はとても穏やかで良いところでした。
再び、公園近くの猫
また会えた
再び城ヶ島公園に戻ってきました。
時刻は15時過でしたが、これから来る人が多くてびっくり。
夕方の方が人気なんですね。
さっきの場所に行ってみたら、最初に見かけた黒白のジャック(勝手に命名)と茶トラさんが程よい距離でこちらを眺めていました。
最初よりは少し警戒心が薄れたのか、近づける距離が近くなりました。
猫の目は光を感じやすく、目をつぶってもまぶしいそうです。
だからギュッと目をつぶったり、目元を手(前足)で隠したりするんだとか。
うちで昔一緒に暮らしていたミーはよく半目を開けて寝ていたのですが…。
まぶしさが気にならないほど熟睡していたのでしょうか。
そんなに安心して暮らしてくれていたと思うと光栄です。
城ヶ島は気合を入れずに行くとうれしい場所
まぶしい?
おそらく地域や保護団体の方の力で島の猫の数は減っているのでしょう。
そこまで「猫がいっぱい!」という印象はありませんでした。
あと、時間帯によってはもう少し多いのかもしれません(ごはんの時間とか)。
見ているだけで心を穏やかにしてくれる猫はふくねこにとって薬のような存在です。
どうか城ヶ島の猫たちがこれからも穏やかに暮らせますように…。