赤レンガ造りの田平天主堂
3日目はレンタサイクルで平戸を巡りました。
平戸は「教会群を世界遺産に!」という声も上がっていますが、行ってみて納得しました。
《この日の動き》
電車でたびら平戸口→レンタサイクルで平戸大橋→平戸市内散策(教会巡り・ザビエル)→生月大橋目指すも断念→田平天主堂→自転車返して帰宅→お墓参り→姪甥と遊ぶ→ちゃんぽん
日本最西端の駅へ
数年前からずっと平戸の教会巡りをしたいと思っていました。
今回母の実家のある佐世保(の近く)に行く機会があり、その機にレンタサイクルで行くことができました。
あらゆるスポットで撮ってくれた(笑)
平戸への最寄り駅は「たびら平戸口」です。
ここは日本の1番西に交通鉄道としての「日本最西端の駅」なのです。
レンタサイクルもたびら平戸口の駅で借りられます。
料金は1日500円(AM9:00〜PM6:00 ※現時点の情報)です。
駅員のお姉さんが色々教えてくれて、駅のあちこちで写真を撮ってくれました。
帽子もかぶせてくれました。いい年してすみません。
ここでも
ここでも(ポーズ指定された 笑)
全力で「日本最西端」を推してます(笑)。
あと、日本最西端の駅到達の証明書もこちらで発行してもらえます(200円)。
写真奥に見える「鉄道博物館」では、JR松浦線の資料が見れます。
今はなきJR松浦線
当時の機器設備類
駅にはJR松浦線時代の制服や設備が展示されていて、密かな鉄道好きのふくねこにはワクワクと胸高まるスポットでした。
JR松浦線はなくなってしまいましたが、今は松浦鉄道(通称MR)が引き継いでいます。
平戸大橋を渡り平戸市内へ
665mの朱色の吊り橋
平戸島に渡る電車はないので、平戸大橋という橋を渡って行きます。
自転車超気持ちいい!
しかも電動アシストなので登りも立ちこぎ要らずなのです。
ちゃんと歩道があって安心
橋には歩道があるのですが、渡ってからしばらく車道のはじっこを走る感じになるので自転車で行く方は車に気を付けてください。
平戸市内も素敵な史跡がたくさんあり、見どころたっぷりでした。
オランダ商館跡
左側寄り
港の近くにある白壁の洋館。
東インド会社が設立された数年後、家康が許可して建設されました。
一度取り壊されたので復元です。
右側寄り
入館料は300円です。
大航海時代の地図や航海用具、日用品などの展示もあり、歴史が感じられる場所です。
オランダ塀
当時のまま残る塀
オランダ商館の周りには、当時の面影を思わせる建造物が他にも残っています。
そのひとつが「オランダ塀」です。
オランダ商館を市街地の目から隠すために造られたそうです。
他にもオランダ井戸やオランダ埠頭など当時の史跡が残っていて、レンタサイクルで巡りました。
細かい道が多い平戸はレンタサイクルが便利でした。
寺院と教会の見える風景(平戸ザビエル記念教会/旧聖フランシスコザビエル記念教会)
寺院と教会が重なる独特の光景
平戸の名所のひとつがこの風景です。
お寺と教会が一緒に見えるのはあまりないそうです。
美しいゴシック建築
日本であることを一瞬忘れる
同じくレンタサイクルで回ってた同年代くらいの方と行く先々で会い、気付けば顔見知りになっていました。
その方は岡山から来てレンタカーとレンタサイクルで回っているとのことでした。
お墓と教会
寺院と教会の見える風景のところでお互い写真を撮り合ったのですが、こちらのはなぜか撮れていませんでした。
確認大事です。。。
好きな風景
寺院と教会、という組み合わせが不思議なこの風景。文明開化後の当時の空気を遠くに感じた気がします。
教会以外にも立ち寄りスポットがたくさん
足湯でほっこり
平戸市内には教会以外にも小さな見どころがたくさんあります。
そのひとつがこの足湯です。
小さな町なので、市内のメイン通りの散策をしていたら見つけられると思います。
タオルを持っていなかったのですが、レンタサイクルを借りたとき「足湯に入るといいですよ」とタオルを貸してくれたのです。
おかげさまでゆっくり足を休められました。極楽極楽。
六角井戸。唐や倭寇に関する遺跡のよう
左下の自転車がMy相棒
他にも珍しい形の井戸や見上げる大きさの「大ソテツ」など。
井戸が個人的にお気に入りです。
田平天主堂(重要文化財)
厳かな雰囲気
田平天主堂は平戸ではありませんが、こちらもどうしても訪れたい場所でしたので、たびら平戸口までは遠回りになりますが行ってきました。
マリア様の像に心がきゅっとなる
田平の教会は本当に感動しました。うまく言葉で表せませんが、「聖なる」って言葉がぴったり。
1人静かに懺悔しました。
教会は見学できない時間帯などもあるので、事前にチェックしたり予約しておくのが安心です。
↓
例の岡山の男性が行くと行っていた生月(いくつき)島に私も行くつもりだったけど、往復32kmでしかも山道なので、帰りまでバッテリーがもつか不安でやめました。
千里ヶ浜辺りまでは行ったのですが、立ち止まって悩んで引き返しました。
でも帰って正解でした。帰り道、ぐんぐんバッテリーが減っていきました。引き返す勇気。
合計5時間くらい自転車をこいでいました。
返却時のバッテリーは残り1/4。もう少し走れたかな。
母の実家に帰ってからお墓参り行き、姪っこ甥っこと遊んでおばちゃん特製ちゃんぽん食べてお風呂入って布団に入ったのが22時過ぎでした。健康的。
一日では回り切れない場所もあったので、今度はゆっくりと回りたいなあと思います。