
モンサンミッシェルに到着し、さっそく中を探検してきました。
坂と階段だらけで大変でしたが、メインストリートと修道院を数時間で回ることができました。
個人で行った場合の入場料や所要時間についてまとめています。
モンサンミッシェルのメインストリート

モンサンミッシェルのメインストリートは全長150mくらいです。
その両サイドにホテルとお土産屋さん、レストランが並んでいます。

日本人のお客さんも多いので、レストランには日本語のメニューもあったり、日本語の文字で書いてある看板も時々見かけます。
奥に行くにつれて坂を登るような道になっているのでちょっとしんどいです。

メインストリートの終わりから左手に登ると修道院の入口があります。

その途中から見える外の景色がきれいでした。
周辺の干潟の様子が一望できます。

人工的にせき止めている部分も少しあるようですね。
道路が浸からないようにしているのかな。
モンサンミッシェルの修道院を見学

メインストリートから階段を昇り、いよいよ修道院に入ります。
中は飲食禁止です。
金属探知機のようなゲートをくぐる場所がありましたが、機能してたのかなアレ。
リュックとトランクNGのマークがありましたが、背負っていた小さめのリュックで普通に入れました。
入場料は大人10€。
音声ガイドが付くともう少し高くなります。

入るとすぐにモンサンミッシェルの模型がありました。
ツアーグループが囲っていてよく見れず。

ルート通りに進むと外へ。
芸術作品がありました。

このテラスからの眺めも壮大でした。
フランスって平たいんだなー!

真下を見るとこわい

どこまでも続く干潟

再び中に戻ります。

修道院なので祈りの場があります。
修道士が祈る場所は他にあるのかな?

天井から差し込む光がとてもきれいでした。

次に中庭のような場所へ。

ここにはさまざまな説明パネルがありました。
日本語の説明もあって助かります。
英語は読むのたいへん。母国語って素晴らしい。

回廊を回っていきます。

中央の広場は修復中でした。

反対側の回廊。
ぐるりと回ります。

回廊を抜けて着いたのがこちら。
合同の食事室だったそうです。
木で組まれたアーチ状の天井が見事でした。

その部屋から階段を降りる踊り場には石板で作られた彫刻が。
この天使は大天使ミカエル(ミッシェル)でしょうか。

階段を降りると迎賓の間です。
アーティストによって手掛けられた像が展示されていました。

これ、どこかで見たことあるのですが…。
印象的な像でした。

次に太柱の礼拝堂です。
修道院の教会を支える為に15世紀中ごろに作られたそうです。
柱が本当に太いです。

足元に一つ踏むと動く石があり、秘密の抜け穴のボタンとかありそうだな…と動かしたくなりましたがやめておきました。

次の部屋も礼拝堂です。

天井は9mもの円形の天井になっています。

大きな車輪の横を通るとかつての修道僧の納骨堂だった場所に出ます。

納骨堂から階段を昇っていくと騎士の間へ降りる階段があります。
登ったり下りたり。笑
修道院内は歩きやすい靴で回ることをおすすめします。

最後にらせん階段を降りたらお土産屋さんのある出口方面へ。
この構成が万国共通でなんだかほっとします。
修道院見学の所要時間

修道院内は普通に見て1時間くらいの所要時間でした。
風のように追い抜いて行った欧米系の若者二人はパッパッと写真を撮って駆け抜けていきました。
どうしても写真だけ撮っていきたい!というペースなら、空いていれば30分で行けそうです。

やあ
お土産屋さんから出るとテラスに出ます。
そこには撮ってくださいと言わんばかりのかもめさんが。

さあ撮ってくれたまえ
遠慮なく撮らせていただきました。
お礼にパンのかけらをあげました。
喜んでついばんでもらえてよかった。

ラピュタに出てきそうなわき道を通って入口方面に戻ります。

戻ってきた
ご覧のとおり建物は階段だらけです。
お年を召された方は大変そうでした。

修道院の周りも立体迷路のように道があって楽しかったです。

モンサンミッシェルはびっくりするくらい観光地だった

景色で方向が分かる
モンサンミッシェルは不思議な場所でした。
というのも、「修道院」がある場所というと厳粛な印象だったのですが、島内にホテルがあったりお土産屋さん、レストランもあり、「えっこんな場所なの!?」と驚きました。
ガイドはなくてもこの日本語案内が役立ちました
今回「モンサンミッシェルに1泊」と主人から聞いていてどんな感じなんだろうと思っていましたが、普通のホテルだったし、自分の中での「モンサンミッシェル革命」が起きました。
歴史をもっと知ったら違う印象になるのかもしれませんが、モンサンミッシェル、観光地として素敵な場所でした!