マウントクックを離れ、次のクイーンズタウンへは約4時間の道のり。
長距離バスがほぼ観光バスでした。
もくじ
マウントクックのバス停はYHAの前
入口が分かりにくかった
クイーンズタウンへはもちろんInterCity社のFlixPassを利用。
バスは午後2時半発の1本のみ。
クライストチャーチを朝出たバスがそのまま走ってくるので途中から乗ることになります。
(雨でやることがなかったのでホテルのロビーで時間をつぶしてた。)
最初ここが乗り場か分からなくて、同じようにやることがなくロビーで待ち→バス停に移動した韓国系の方に
「InterCItyのバスを待ってますか?」
と聞いたら、スマホの予約画面を見せてくれて
「そうですよ、このGreat SIghtsのバスが来ますよ。」
と教えてくれて一安心。
ほぼ時間通りにバスが到着。
たまたまツアー(?)があったようで、日本人のアテンダントさんがいらして日本語で名前を聞いてきたのでむしろびっくりしました。
毛刈りの後
そしてバスは出発!
クライストチャーチ→テカポは縦に1席ずつ相席だったけど、今回は横並びに2人で座れました。
景色はやはり山、草原、羊。
同じような風景なのに見飽きません。
運転手さんがしゃべりっぱなし
アイスクリームを食べてとプッシュされ休憩
ところでこの運転手さん、よくしゃべります。
急カーブなど神経を使うところはいったん口が止まるものの、運転中ずーっと近辺の観光案内やニュージーランドのお話をされていました。
最初の休憩の前にはTipTopのアイスクリームのことを全力でおすすめしていて、何度も「アイスクリーム」「アイスクリーム」という単語が聞こえてきました。
ホーキーポーキーがおすすめだそう。
結局アイスは食べず
でもお腹が空いたのとベーグルサンドが美味しそうで、休憩場所のカフェではベーグルサンドを食べました。
出発時間があいまいだったのでバスの方をチラチラ見ながらもぐもぐ。
そのうちやっぱり不安になりバスの前で立って食べました(他にもそういう人けっこういた)。
ここはバス停にもなっていて、ちゃんと元々乗っていた人たちを先に乗せてから新しく乗る人たちを乗せていました。
さすがニュージーランド。ベトナムの長距離バス(ダナン→ホーチミンの移動)はカオスだった。
ニュージーで一番有名な羊
そして運転手さんのアナウンスは「羊のシュレック」のお話に。
ある日ジョン・ペリアムさんという方が飼っていた羊「シュレック」が牧場から脱走し、そのまま行方不明になったそうです。
そして6年後、ついにシュレックは変わり果てた姿で見つかるのですが、その姿はもふもふを越えたもっふもふ。
出典:カラパイア
家畜化した羊は毛を刈らないと生え続けるそうで、後に行われた毛刈りでは27kgもの羊毛が取れました。
失踪中、シュレックは牧場の洞窟を転々として自由を満喫していたのではないかと考えられています。
でも、さぞ毛が重かったことでしょうね。
フォトスポットに立ち寄り
青い空が気持ちいい
運転手さんの話は続き、バスは南へ。
金色のポンポンのような植物が広がるエリアにやってきました。
きれいだなーと思っていたら、どうやらバスが停まる様子。
風と空気が合わさるともっときれい
「Just a few minutes(ほんの数分ね)」
そう言って停車したこの場所は、何かのスポットのようです。
移動目的のバスでこういう場所に寄ってくれるのはうれしい。もちろん数分ということはなく、10分くらいがっつり止まっていました。
遠くに行っちゃって戻ってこない人がいて呼びに行ったりしていましたが、バスは順調にクイーンズタウンへ向けて出発。
青、白、緑、羊
ファンタジー
とにかく撮る
どこも美しい景色で目が忙しい。
主人はお疲れ気味で寝てました。
フルーツの街クロムウェル
果物を全力で推し
夕方頃にはバスはクロムウェルという街へ。
ここではフルーツショップに休憩として寄りました。
りんごりんごりんご
どっさり積まれたフルーツがたくさん!
試食コーナーではニュージーランドならではのキウイやブドウ、リンゴにいちじくと試食もいっぱいです。
ゴールデンキウイが甘かった…!
どっちも甘くて美味しい
おやつに2種類のぶどうが詰まったパックを購入。
美味しくてすぐに2人でもりもり完食してしまいました。
ぶどうは房でも売っています(買った後で気付いた)。房買いしたかったな。
景色にも感動
このぶどうの美味しさに感動し、その後スーパーでもブドウをちょくちょくお買い上げ。
ニュージーにいる間は日本より果物をよく食べました。
クイーンズタウンでチェックイン
モロッコのリヤドみたい
18時半頃、バスはクイーンズタウンに到着。
早速宿に向かいます。泊まったのはSir Cedrics Tahuma Pod Hostelというリーズナブルなホステル。
セドリクス氏のポッド…?とまあ名前は不思議ですが、階段が入り組んでいたりかわいいホステルでした^^
部屋は狭め
部屋はドミトリーもありますが、2人なので個室利用。
バスルーム・トイレは共用です。
スプーンが洗えてなかった(笑)
部屋にはコーヒーや紅茶を淹れる用の給湯器がありました。
ポットではなく給湯器。1回分ずつお湯を沸かして出すマシンです。
夕飯はスーパーで買ったラザニアとインスタント麺を共用キッチンエリアで。
ちょうどインド系の女の子がピラフのようなものを料理をしていて、いい匂いがしてすごく美味しそうでした。
料理もしたいけど1泊だと食材のやりくりが難しいんですよね。
クイーンズタウンの滞在は賞味1日。一晩休んでがっつり堪能します。