今回も良い天井でした
いよいよローマ観光。
ローマと言えばローマ法王とローマの休日。
そしてがバチカン市国があり「すべての道はローマに通ず」のあのローマです。
一体どんな場所なのか。
一日歩き回ってメジャーどころを抑えてきました。
- ローマに着いた第一印象
- スペイン広場
- ポポロ広場
- カピトリーニミュージアム
- 最高裁判所
- サンタンジェロ城・サンタンジェロ橋
- ナヴォーナ広場・四大河の噴水
- パルテノンじゃなくてパンテオン神殿
- アドリアーノ神殿
- トレビの泉は噴水エリアでの飲食に罰金も
- 観光は朝がおすすめ
ローマに着いた第一印象
外観を取り忘れた教会
ふくねこたちはバスでフィレンツェからローマ入りしたため、ローマの中心駅「Termini」ではなく「Tiburtina」というお隣の駅に着きました。
バスを降りて「え、ここローマ?」と。
普通のバスターミナルでした。
Termini駅も近代的な駅なのでローマ感はないです。
イタリアの首都なだけあって駅ビルもエレクトロニクス!という感じ。
表情に心を奪われたシスター像
駅から一歩出ると正直「汚いなあ」という印象。
ごみがたくさん落ちているし、たばこの吸い殻もたくさん。
バチカン周辺はもちろんですが、バリバリの観光地の方はそれほどごみがありませんでした。
その辺にあった教会にすらため息
Termini駅周辺の治安については、人々が動き出す時間(7時くらい)から明るいうち(季節による)は特にそんなに怖いと思う景色は見えませんでした。
駅の東側や南の方はなんかちょっと不良っぽい黒人の方が居て雰囲気が怖かったです。
見た目だけ、って可能性もありますが。
本文と関係ない写真が続きますがご容赦ください
ふくねこは主人から「ローマを気を付けろ」と言われていたので、それなりに駅周辺や地下鉄、人混みでは警戒しながら歩いていました。
ただ、実際のところ人混みはまだしも駅周辺は普通にみんな通勤や移動で使うし、地下鉄も混んでるところに乗らなければ特段不安要素はなかったです。
祈りの場所
ふくねこの場合、日本でもお財布はカバンの中のチャックが閉まる場所か、常に自分の手に当たる場所に入れているくらいのことはしています。
あと、乗り物ではカバンは絶対体にくっつけている。
外観を取り忘れるくらいの教会でこのレベル
そんな感じで過ごしているので、自分の中で警戒レベルは上げたものの、ちょっと警戒しすぎたかな、という気持ちも残っています。
でも何かあったら精神的ダメージが大きすぎるので、やっぱり警戒しといてよかったかも。
平たい天井も好きです
ところで、「日本人は隙があってスリに狙われやすい」と言いますよね。
周りを見ると欧米の人もリュックを前側にしたりカバンを前に持っていました。
リュックに鍵をかけている中国の方もいました。
日本人旅行客も同じような対策をしているし、「狙われやすい」と言われてスリ犯側も狙いにくくなってるはず。
実際の被害数は他の国に比べてどうなの?
ってちょっと思いました。
サンタ・マリア・デッラ・ヴィット―リアという教会でした
在ミラノ日本総領事館のホームページにミラノとミラノ以外の都市で分けたスリや置き引き被害の2017年9月の最新資料(ブログ更新時)がありました。
↓
(他の期間はこちらから)
女性の被害が多いかと思ったら男性の被害の方が多いようです。
テロ対策で警察もいっぱい
特に年齢が高いほど狙われやすい傾向にあるようです。
老若男女問わず気を付けねばなりませんね。
スペイン広場
教会のあとはスペイン広場へ。
ローマの休日でオードリー・ヘプバーンが役の中でジェラートを食べていた階段がある場所です。
有名なのはこの階段よりもうちょい下
ローマの休日とかオードリー・ヘプバーンってどの世代まで話が通じるのだろうか。
数十年まえ、オードリー・ヘプバーンという有名女優がヒロインを演じたローマを舞台にした映画があったのです。
下に見えるのがスペイン広場
下りてみた
最初ふくねこはこれがトレビの泉だと思い写真を撮ったのですが、主人に「これじゃない。こんなんじゃない。もっとすごい」と言われ納得。
そうですよね、こんな閑散としているわけないですよね。
警備の目も光ってます
やはり階段で記念撮影している人が多かったです。
荷物を置いて写真を撮っている人がいて、見てるこっちがそわそわしました。笑
スリ・置き引き以外には特に気を付けることはなさそうです。
警備の人、歓談中
せっかくなので「ニャー助の休日」にしてみました。
小さいけど小首をかしげた感がマッチしていて個人的に好き(自己満)。
ポポロ広場
ピンチョの丘から
続いて、メディチ邸、ピンチョの丘を経てポポロ広場へ。
とりあえず撮った
イタリアはこの塔が多い
右の2つはサンタ・マリア教会
うまい具合に塔のてっぺんに太陽を持ってこれそうだったので、十字架に光を灯してみました。
見てみたら中央下らへんにできたスペクトルまでイタリア国旗カラー。
ポポロ門
現存のものではないとはいえ、500年以上前からこの場所にあったと思うと歴史を感じます。
道路とかも整備されてももともとはそこにあったんだもんなあ。
甲州街道とか日光街道も好きです。
そしてどこの広場にも銃を持った兵士が立っているのでなんとなく安心です。
物騒だけど安心。
カピトリーニミュージアム
教会だけど美術館もある
この外観が素敵な教会は、中に小さなミュージアムがあります。
駆け足で回ったので入っていません。
遠くから見てうわーっと思って一人で近くまで撮りにきました。
(主人は疲れたから休むと木陰で待機。)
最高裁判所
威厳がある
そしてお隣は最高裁判所。
審判の槍(?)か何かを持った姿がかっこよすぎです。
ふと、夜にこの像が動き出して「裁きを」という場面が浮かびました。
サンタンジェロ城・サンタンジェロ橋
お城の前が橋
さらにそのお隣にはサンタンジェロ城とサンタンジェロ橋があります。
橋の両側には何体もの像が立ち並んでいます。
これがひとつひとつまた素晴らしい!
きれいに入った
あちらは明日また
サンタンジェロ城とバチカン市内にあるサン・ピエトロ寺院は秘密の地下通路でつながっているらしいです。
何かの映画で見たような気がする。
バチカン市国は待たずに入れる&理解が深められるよう翌日の日本語ツアーを申し込んでおいたので、1日目はスルー。
当日券に並んでたら日が暮れちゃう。
とんがってる建物
そんなわけで次の目的地に向かいます。
歩いていたら気になるものが。
靴屋さんでした。
うーん、この感じいいなあ。
ナヴォーナ広場・四大河の噴水
奥はマダーマ宮という宮殿
サンタンジェロ橋から東南東に足を進め、ナヴォーナ広場へ。
ここには四大河の噴水という大きな噴水があります。
細かく見ると地味に突っ込みどころがあって面白かったです。
パルテノンじゃなくてパンテオン神殿
人が増えてきた
そしてさらに東に進み「パンテオン」神殿へ。
ギリシャのパルテノン神殿と似てますね。
中は無料で入れます。
この神殿の柱の足元が四角い石になっていて、ふくねこ、見事にけっつまづきました。
身に付いた筋力とバランス力のおかげで転倒は免れたものの、わりと周囲の注目を集めてしまいちょっと恥ずかしかったです。
上ばかり見ているとつまづくのでご注意ください!
神殿の中はだだっ広い空間が広がっています。
みんな天井にスマホやカメラを向けています。
もちろんふくねこも。
ただここは自由に入れて人も多いので油断するとスリにやられそうだな、とふと思いました。
天井が好きだから
天井からはちょうど光が差し込み、壁を神々しく照らしていました。
これも考えられてるんだろうな。
よくぞこんな中心に何もなく頑丈な建物を建てたものです。
知恵と技術と芸術の融合。
ついでにローマの神殿をもう一つ見ていきました。
アドリアーノ神殿
こちらは四角い
こちらは中には入らず。
Googleストリートビューで見たら素敵だったので、時間があれば中もぜひ。
ふくねこたちは次の目的地への通り道だったので流し見していきました。
トレビの泉は噴水エリアでの飲食に罰金も
こ、これが・・・!
ローマに来たらやはりここ、トレビの泉も欠かせないスポットです。
ローマの休日の映画にも出てきた場所で、コインを後ろ向きで投げ入れるともう一度ローマに訪れることができる、というジンクスで話題になった場所です。
泉にコインはない
ただ、コインを投げ入れている人を見なかったです。
中のコインは慈善団体に寄付されているそうですね。
そして、このトレビの泉、かなり観光客への監視が強化されたようです。
スリよりもそっちが気になりました。笑
噴水の淵に座る・上がる、噴水エリア内での飲食に対して監視員が「ピピー!!」と笛を鳴らしてきます。
情緒も何もあったもんじゃないなあ、と。
トレビの泉は笛でびっくりした思い出。
うーん。
罰金は最高240ユーロで、実際に課せられた人もいるみたいです。
せめてそのことを書いておいてくれたら…。
観光は朝がおすすめ
朝のうちはどこもそれほど人が多くありませんでしたが、昼になるにつれて人がッどんどん増えてきました。
朝の涼しいうちに込みそうな場所を巡ってしまうと写真も撮りやすくておすすめです。
寝ぼけていない限り、スリに遭う確率も減ると思われ。
まだまだ後半も歩きます!