マンガ日記

うちの(家の前の)ねこ(日常マンガ)

 

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当時住んでいたアパートの前に猫がいました。

 

お向かいさんのにゃんこです。

16年前に現れ、住み着いたそうです。

 

帰ってきて会うのがいつも楽しみでした。

 

彼女と出会って早1年近くになりますが、なかなかなついてくれません。

 

どーーーしても半径1m以内に近づけません。

 

ちょっとずつ、ほんのちょっとずつ警戒心を解いてきてくれているような気もするのですが、私の願望がそう思わせてるのかもしれません。

 

いつかお触りしたいものです。

 

お向かいのおばちゃんも猫好き・動物好きのやさしいおばちゃんです。

冬には家に入りたがらない猫のために、ホッカイロを寝床の箱に入れてあげていました。

 

1年ほどたち、しばらく猫の姿を見なくなりました。

気になってお向かいさんに「最近見ませんね」と聞いてみると、彼女は虹の橋を渡ったそうです。

 

もう18歳くらいのおばあちゃんねこ。

 

やさしいおばちゃんに暖かい寝床とごはんをもらって、ひとりで逝くこともなく、きっと悔いのない最期だったのではないかと思います。