世界自然遺産のハロン湾に行きました。
ハノイからバッチャン村を経由して5時間弱。
それなりに遠いのですが、やはり行ってよかったです。
港へ到着
バッチャン焼きを見た後はいよいよハロン湾クルーズへ。
クルーズなのでまずは港で船に乗る準備をします。
失くしちゃだめなやつ
このツアーには、ランチを食べながらのハロン湾クルーズと、鍾乳洞見学が付いています。
観光チケットが25万ドン+乗船料が4万ドン(1500円弱)。
これもツアー料金に入ってます。
このチケットは乗船時と鍾乳洞に入る時に必要なので絶対に失くさないよう念を押されました。
ハロン湾クルーズへ出発
チケットをチェックしてもらったら、桟橋を歩いて乗船します。
桟橋にもお土産屋さんなどがずらーっと並びます。
どんどん歩くので見ている余裕はなかったです。
バナナ美味しそう
ベトナムバナナは小さくて美味しいらしいです。
買いたかったけどみんなサクサク行ってしまうので止まる余裕がなく断念。
乗船すると、既にテーブルセッティングがされていました。
さあ楽しいクルージングの始まりです。
こういう食事付きのクルーズはしたことがないのでとてもワクワクします。
ボンボヤージュ!
ちなみに「ハロン」の意味は
- ハ=降りる
- ロン=龍
であり、龍が降りる場所という意味があるそうです。
この三陸海岸のような入り組んだ地形を活かして、牡蠣、海老、魚、真珠の養殖が盛んにされています。
ランチはシーフード
きんかんをつぶして塩、酢と混ぜてスタンバイ
港を出発したものの、ハロン湾の景色がきれいな場所にたどり着くまでは少し時間がかかるので、まずはお食事です。
朝6時に起きてからこの12時半過ぎまで何も食べていなかったので、もう早くご飯が食べたくてたまりませんでした(笑)。
まずは海老。
食前に自分でまぜたたれにつけて食べます。美味しい!
次に蟹の甲羅を使った何かがやってきました。
ひっくり返すと海老しんじょ揚げのようなものでした。
これも美味しかったです。空腹スパイスもあって5割増しくらいに美味しく感じていると思いますが、美味しいです。
船が多い
ごはんを食べながらも外は気になり、食べたり撮ったりと手も口も忙しいです。
景色を楽しんでいる間にも料理がどんどん来ます。
ベトナムと言えば春巻き。
こちらはナンプラーっぽい醤油をつけていただきました。何種類もの具が入っていて美味しいです。
そしてイカと野菜の炒めもの。こちらもとても美味しい。
もしかしたら味付けを日本人向けに調整している部分もあるのかもしれません。
ちょっぴりスパイシーな魚のフライ。
赤いのはトマトです。
ベトナムでごはんを食べると、炒め物にトマトが入っていることが多い気がします。
そしてこのトマトが美味しいのです。
帰ったら日本でもやってみよう。
最後に野菜炒め、ごはん、デザートのスイカ。
今年初のスイカはベトナムでした。
テーブルをご一緒させていただいた、バンコクからいらしていた日本人のご夫婦が素敵で、いろいろお話を伺いました。
旅で人とのつながりができるのがうれしいです^^
ハロン湾の核心地へ
そうこうしているうちにハロン湾の核心地、景色に見ごたえがあるとされる場所に着きました。
海に岩山がたくさんそびえており、少し不思議な光景です。
写真だとイマイチですが、船から眺めていると連なる岩山が荘厳にそびえています。
岩山のすぐそばまで行く船もありますが、あんな岩の近くまで行って座礁しないか心配になります。
落石もあるようなので…。
あの船たちはあんなに接していて大丈夫だろうか…。
岩も気になるけど通りかかる船をいちいち見てしまいます。
ニャー助も風が気持ちよさそうです。
こうしていい景色のところを通っている間も料理は残っているので、撮りに行ったり食べたりせわしない時間でした(笑)。
ハロン湾は全部回ったら1週間ぐらいかかるそうです。
それもそのはず、奥にはまだまだたくさんの岩々が。
納得です。
なおこちらの2つの岩が「ハロン湾と言えば」の景色です。
はい、見事に手前に船がかぶってしまいました。
実際には2羽の鳥がチューをしているような形になっています。
他にも途中ゴリラの横顔のような岩もありました。何かを生き物の姿に見るのは万国共通ですね。
ここでハロン湾の観光は終わりです。次に鍾乳洞見学に向かいます。
鍾乳洞見学
月曜でも人が多い
鍾乳洞もクルーズと同じチケットで入ることができます。
一旦ガイドさんがチケットを回収して保管してくださっていたので、それを渡してもらって入場。
読めない
この鍾乳洞、入口まで100段くらい階段を上ります。
暑いので汗だくになります。
階段を上がって高い所から船着き場を見ると、次々と船が入ってくるのが分かります。
逆サイドにもいっぱい泊まってる
桟橋は2つあり、さらに奥にもう一つ桟橋を築いているようでした。
船が飽和状態なので増やしているのでしょう。
これは・・・ゴリラだったかな
鍾乳洞の入口を入ると一瞬涼しく感じますが、やはり暑い。蒸し暑い。
龍が降りてきている様子の鍾乳石
この鍾乳洞はもともと漁師さんが漁の途中で雨宿りのために入って見つけたそうです。
今は整えられてはいますが、初めてこんな空間見つけたらさぞびっくりされたことでしょう。
色はライトアップです。鍾乳洞あるある
天井には波で作られた上あごの裏のような模様が。
けっこう高いところなのですが、あそこまで水が来ていた様子がうかがえます。
さらに、我々一行は穴から光が差し込んでいる場所へ。
漁師さんはこの穴からこの鍾乳洞を見つけたそうです。
道が整備されるまではここが入口で、中を見るのも大変だったとか。足場はたくさんあるので登ったら楽しそうです(だめです)。
くらげの群れのよう
鍾乳洞の説明の中で、ベトナム人は天使と龍の子として生まれたという神話を聞きました。
これは、ベトナム人が中国人を起源としているという説を否定するためにそのような話が生まれたそうです。
道路には中国人が立ち寄れないドライブインがあったり、中国との関係はあまりよろしくないのかなと思いました。
人が小さい
そんなことを考えながら鍾乳洞も終了。出口へ向かいます。
出口から見下ろすとこの鍾乳洞の規模が改めて分かりました。
途中にあったおっぱいのような鍾乳石は「天使のおっぱい」と言われています。子供がお腹を空かせないよう一個置いて行ったそうです。
なでると元気になるということで、なでてから出てきました。
ここのおっぱいはお触りOKです。
ハロン湾に行くなら日帰りツアー
その後、船に戻り港へ帰港しました。
今回ハロン湾バッチャン村のツアーで59USD(6200円くらい)と、世界一周を始めたばかりの我々にとってはちょっとお高めのツアーではありましたが、行って良かったなあと思います。
ハロン湾までは鉄道もまだ通っていませんし、バスで連れて行ってくれるのはやはり楽です。
日本語ガイドさんなのでベトナムの文化もいろいろ聞くことができました。
見ていると冷や冷や
ちなみに船上で泊まる1泊2日のツアーもありますが、泊まりは船が沈む事故があるから危ないそうです。
ハロン湾に泊まりたいならホテルに泊まった方がいいとガイドさんが強くおっしゃっていました。
個人的にも日帰りで十分な感じがします。
期待せずに行くと感動できるので、もし行かれる場合は期待せずに行ってみてください^^
ハロン湾日帰りツアーを日本からの申し込むのであれば、ネットでできて口コミも多く確認できるベルトラがおすすめです。
ハロン湾ツアー、ハノイを訪れる機会がありましたら少し足を延ばして行かれてみてはいかがでしょう。
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