フィンランドのタンペレという街に「ムーミンミュージアム」があります。
ムーミン大好き主人とはるばる行ってきました。
しかも無料で入れてしまいました…!
ムーミンミュージアムのある場所
広い公園に隣接
ムーミンミュージアムはタンペレ大学の近く、市立公園に隣接しています。
Tampere-Talo Oyという施設の中に入っており、割と大きな建物です。
入場口にあった
入口には迷うことなくムーミン!
日本語の表記もありました。
ムーミンのアニメは日本が発祥なこともあり、ムーミンと日本の結びつきは強いものがあります。
リニューアルしたムーミンミュージアム
ムーミンミュージアムは以前は他の場所にありました。
リニューアルしてこちらの施設に移ったそうです。
高福祉国家フィンランドの実力を知る
チケットもらった…
建物に入ると
「ムーミンミュージアム?」
と女性に声をかけられました。
そしたらなんとチケットをくださいました。
え?
なんでなんで?
入場料かかるはずじゃ??
と困惑しながらもどこかで払うのかなと思いながらミュージアムの入口へ。
ところが、特にチェックなくミュージアムにそのまま入れました。
ミュージアム内に入ると
「日本語を話されますか?」
と流暢な日本語で話しかけてきたスタッフさん。
「はい」と答えるといろいろと日本語で説明してくださいました(日本人の方でした)。
説明によると、ムーミンミュージアム内は写真撮影禁止(入口の休憩エリアだけOK)とのこと。
ここは写真OK
そしてチケットがもらえたことについては、毎月最終週の金曜日だからだそうです。
タンペレでは、市内の美術館や博物館などが毎月最終週の金曜日午後3時以降に無料になるとのこと。
素晴らしい。
さすが福祉が充実しているフィンランド。
(ムーミンミュージアムは通常大人12€)
無料の日は混み合う
館内はこの辺だけ写真OK
最終週の金曜日は無料で入れる代わりに、ちょっと混みあっているとのことでした。
確かに混んでる感じでしたが、普通にストレスなく展示を見られました。
日本(特に東京)の「混んでる」とは基準が違う…。
館内で借りられる本
さらに、ムーミン美術館の中だけで見られる本も貸してくださいました。
ミュージアム内は2階建てになっていて、けっこう展示が多いです。
壁には原画(たぶん)や絵が飾ってあり、ところどころ作品の場面を再現したジオラマが展示されていました。
このジオラマがとても精巧で凝っていて、細部をまじまじと見たくなります。
ほんと、物語の一場面を立体的にキャプチャしたみたい。
ずっと見ていて飽きなかったです。
外のムーミン像にも注目
館内を堪能した後は外にあるムーミンの像と記念撮影して遊んでました。
あまり大きな像ではないのですが、石の上にちょこんとかわいく立っていますのでぜひこちらもお見逃しなく。
ムーミンに忍び寄る影
みんなムーミンと握手するのか、 お手々の色が変わってますね(笑)
かわいらしいサイズのムーミンです。
ムーミンぽい顔になった気がする
主人の影響でムーミンを好きになっていたものの、そこまではまってはいませんでした。
でも今回ムーミンミュージアムでトーベ・ヤンソンさんの描く絵や色使いを見て、すっかりムーミンの世界が好きになりました。
ムーミン、いい。
トーベ・ヤンソンさんの描くムーミンの世界がいい。
ムーミンミューアムでは日本人の姿もちらほら見かけました。
あと、耳を澄ませてみるといろいろな国の言語が。
世界中で人気なんですね。
いろんな国の「ムーミン」
展示エリア外のライブラリーコーナーでは、お子さんにムーミンの物語を読み聞かせているお母さんがいました。
こうしてムーミンが、ヤンソンさんの世界が、世代を超えて受け継がれていく。
私には「子供を作らない」という選択肢も濃厚になりつつある今、自分の証跡を何かの形で残したいなあという気持ちがあります。
そんな「何か」を実現できたらいいなあと、野望をほんのりに胸に抱いたムーミンミュージアムでした。
公式ホームページ(日本語版)