ヘルシンキのフェリーターミナル近くにある「Radisson Blu Seaside Hotel Helsinki(ラディソン ブルー シーサイドホテル ヘルシンキ)」。
ラディソンブルーはパイロットやキャビンアテンダントもよく利用するホテルだそう。
そんなホテルでひょんなことからビジネスルームにアップグレードとなったのですが…
色々な意味で思い出になりました。
パイロット・客室乗務員も泊まるホテル
4つ星ホテルです
エストニアのタリンに向かう前日は、フェリーターミナルの近くにあるホテルに宿泊。
ラディソンはカールソン・レジドール・ホテルズのグループホテル。
日本では唯一、成田空港の近くにあります。
私たちは翌日朝8:00までにフェリーターミナルでチェックインをせねばならず、(市内でもチェックインできるらしいけど不明)、トラムにも乗りなれていなかったのでフェリーターミナルの近くに宿を取ったのでした。
(結局ここからも遠くてトラム乗りました。)
ホテルのエントランスに入ってびっくり。
バックパッカーの姿で来るとこじゃない。笑
チェックインの際、日本語が聞こえてふとそちらを見ると
JALのパイロットとCAさん!!
航空会社の方々ってこんな素敵なホテルに泊まるんですね。
ちょっと興奮しました(笑)
→Radisson Blu Seaside Hotel Helsinkiの詳細(agoda)
ビジネスルームにグレードアップ
で、我々の部屋の話です。
もともとは普通の部屋を予約していたのです。
チェックイン時に「朝食を付けますか」という話になり、金額を聞くと1人21€とのこと。
相変わらず高いですねー。
どうするかためらっていたら、2人で40€で朝食付きでしかも部屋をグレードアップしてくれるとのこと。
つまり実質朝食代だけで良い部屋に泊まれることに。
めちゃくちゃ寝心地よかった
はい。グレードアップしてしまいました。
ただ一つ懸念点が…。
朝食が7:30からとのことで、フェリーターミナルには8:00までのチェックインを考えると7:50にはターミナルに着いていたい。
そうなると、ホテルからターミナルまでの移動時間を考えると7:30からの朝食って無理では?
奥に謎のドアが見える
もう一個部屋があった(驚愕)
「我々は明日フェリーでタリンに行きます」
「朝8時までにフェリーターミナルに行かないといけない」
「朝食が7:30からだと遅い」
ということを英語でむにゃむにゃ伝えると、「ちょっと早く朝食に来ても大丈夫」とのこと。
ちょっと早くの「ちょっと(a little bit earlier)」てどのくらい早くても大丈夫なんだろう…。
気になりつつも宿泊手続きを完了してしまいました。
近代的な絵画
フェリー乗り場までの距離感が不安だったので、荷物を置いた後はターミナルまで歩いてみました。
うん、バックパック担いで歩く距離じゃないね!
30分くらいかかるね!
我々が使う西ターミナル2は一番端っこの奥だったのでした…。
遠かった…。
「朝食食べられないフラグ」が立ちました。
部屋を楽しむしかない
窓からは港(ターミナルはもっと奥)
朝食を食べるにはどうしたらいいか。
あらゆる手を考えました。
会場に早めに行ってみよう。
先にチェックインを済ませ、食べたらすぐに出られるようにしてもらおう。
フェリーターミナルまでタクシー使う。
いっそフェリー変更するか(キャンセル料100%になってしまうため却下)。
デスクがもう一個
最終的に、移動はホテルのすぐ近くからフェリーターミナルまでトラムがあったのでそれを使うことにしました。
しかしそれほど本数が多いわけではなく、8:00までに到着できて朝食が食べられそうな便は「7:34」か「7:49」の二択。
どれだけ朝食食べたいんだという感じですが、いいホテルで1人20€(部屋はよくなったけど)も払って食べられないのは激しく悔しい。
何とかして食べたいのです。
クローゼットもおしゃれ
そこで我々が考えた作戦は以下。
・7:34のトラムに乗る
そのために
・7時に部屋を出てフロントに行ってみる
・チェックアウトを先にさせてもらう
・朝食会場に前倒しでイン!(7:20くらい)
そして
・10分で食べる!
これで行くしかない。
ワインは19€とリーズナブル(飲んでない)
とりあえず方針は固まったので、あとは明日起きて出るだけです。
やれることはもうそれしかない…。
もう一個の部屋にもあった
こうなったらいい部屋を思う存分楽しみます。
部屋は寝室の他に奥にも続いていて、窓辺のソファーやテレビがありました。
ポーションタイプのコーヒーマシン
ポーションで淹れるタイプのコーヒーマシンも完備。
牛乳があったら使ったんだけどな…。
ポットがあるのがうれしいです。
これは他のホテルで使わなかったミックスコーヒーや紅茶を飲むチャンス。
コーヒー、お茶もたくさん
と思ったらこのホテル、インスタントコーヒーがめっちゃ準備してありました。
ディカフェのコーヒーやオーガニックのインスタントコーヒー、紅茶の他、緑茶レモンのティーパックまでありました。
砂糖もブラウンシュガーと白砂糖も。
コーヒーにミルク必須人間にうれしいクリーミングパウダーもありました。
ポーションコーヒーに使えばよかった。
ホットチョコレートのある幸せ
フィンランドの水道水はとてもきれいなので、蛇口から注いだ水をそのまま飲めます。
もちろんホテルのお水も飲めるし、ポットで沸かせます。
日本もそうだけど、水道水が自由に飲める国って幸せだ。
インスタントごはん
お湯が使えるのでインスタント食品も食べられます。
スーパーで買ったカレーピラフを食べました。
温かいものが食べられて幸せ。
美味しかったです。
ヨーグルトは安い
Kマーケットがそこそこ近くにあって助かりました。
一人旅だったらたぶんずっとスーパーでごはん買ってるな。笑
この壁は
エクストラベッド×2でした
朝食やいかに
月が真横に欠けてた
肝心の朝食ですが…結果的には無理でした。
7時過ぎに行ったら
朝食は7:30からで、早く出る人のために簡単なものを用意してある
とのこと。
やっぱり入れないんかい^0^
ロビーにはリンゴ、バナナ、シリアルバー、コーヒー、紅茶が用意してありました。
何も無いよりはいいか…と思いつつ、やっぱり朝食ブッフェのごはん食べたかったー!!!!!!!!!
ブッフェのあるレストランは部屋のキーで入るようになっていて、結局先にチェックアウトすることも無理でした。
レストランが開いたのは7:25を回った頃。ほんとにa little bit earlierですね…。
ああ朝食ブッフェ…。
後ろ髪をひかれまくりながらホテルを後にしたのでした。
agodaで見ると割引で1万円台から泊まれる部屋もありました。
直前だと安い部屋が埋まってしまうので、早めの予約がおすすめです!(泣)