どどーん
狭い道と水路がひしめき合うベネチア島最大の広場がこの「サン・マルコ広場」です。
この正面にある「サン・マルコ大寺院」そして「サン・マルコ鐘楼」はベネチアで絶対外せないスポットです。
サン・マルコ寺院の外観
サン・マルコ寺院は外から眺めるだけでもその素晴らしい装飾にため息ものです。
どうやってそんな場所に!と思うところに細やかな絵が描かれています。
柱のひとつひとつにもデザインがあり、よくぞこんなものを建てたものです。
日本で日光東照宮や飛騨高山の祭り屋台などの彫刻を見たら、外国の方は同じような感覚になるのかな。
近くの水場が鳩の水浴び場になってた
サン・マルコ寺院は入る前に荷物を預ける
バッグ系はあずけてね、と
サン・マルコ寺院は無料で入れます。
一部のエリアは追加料金がかかります。
ふくねこたちは2ユーロ課金すると入れるエリアだけ入りました。
入らなくても十分ですが、2ユーロだったらいいかな、という感想。
そして重要な注意点として、サン・マルコ寺院に入るときにはリュックなどの荷物を持ち込めません。
見ていたところ、ハンドバッグやショルダーバックくらいなら大丈夫ですが、リュックはそんなに大きくなくてもアウトで入口ではじかれていました。
でも大丈夫です。
無料の預り所が近くに用意されています。
分かりにくいけどここにある
荷物の預り所は時計塔からサン・マルコ寺院の裏手の方に伸びる道の途中、細い道を入って右手にあります。
細い道への入口には何も書いていないのですが、入っていくと看板を見つけられます。
ひそかにある
手荷物はサン・マルコ寺院への入場時専用で、1時間の制限があります。
だいたい毎日入場に長蛇の列ができていますが、意外に進むので1時間あればおそらく見て戻ってこられるかと。
ちなみに次に紹介する鐘楼に登るときは預かってもらえませんでした。笑
サン・マルコの鐘楼
イタリア語で「カンパニレ」
同じ広場にある高い塔、鐘楼にも登りました。
入場料は8ユーロ。
開館時間は8:30~20:45。
けっこう遅くまで営業しています。
昼も夜も登ると16ユーロ。
うーん。
今回は昼だけ。
上まではエレベーターで昇れます。
チケットはバーコードリーダーで読み取りました。
かざして反応するまで時間がかかります。
絶景!!!
鐘楼から見たベネチアの街はただただ絶景でした。
「絶景」には自然、夜景などいろいろと部門があると思います。
この絶景は「高いところから眺める街並み部門」で今のところダントツ1位です!
島の形がわかる
うわー
この眺めは本当に見事でした!
40分くらい並びましたが待った甲斐がありました。
広場の広大さもすごい
みっしり
建物と建物の間隔が狭いので、屋根と屋根も近く上から眺めると家が敷き詰められた様相に。
これは…すごい。
鐘もあった
行列で待っている間に、日本語が堪能なブラジルから来られた新婚さんとお近づきになれました。
そして近くにいた日本からのツアーの方々とも。
久々に日本語でいっぱいやり取りをしてうれしかったです。笑
旅のことも応援していただきありがとうございます!
老舗カフェフロリアン(FLORIAN)
格式高そうなお店
このサン・マルコ広場には、イタリアでも歴史の古いカフェがあります。
入口は一つではなく、広場に面した入口の空いている適当なところから入っても大丈夫でした。
室内には肖像画がたくさん。
天井には天使の絵も。
神々しい。
こちらはカフェラテ発祥のカフェ(?)らしく、そのカフェラテを注文。
自分で混ぜるタイプだった
来たのは空のカップとピッチャーが2つ。
片方にはエスプレッソくらいの濃さのコーヒー、もう一方はホットミルクでした。
飲み方は、自分で好きな濃さに調節して飲むと。
お好みでどうぞ、というやつですね。
ミルクが足りなくなった
ふくねこも主人もミルクたっぷり派なので、コーヒーが残りミルクが枯渇しました。
(でも飲んだ。)
もっとミルクを。
おもてなしの最終形態は「自分で好きなようにする」ことなのかもしれないと感慨にふけったカフェでした。
時計塔は12時ちょうどに
奥の白い建物の上です
最後にサン・マルコ広場のスポットをもうひとつ。
それが時計塔です。
てっぺんには鐘挟んだ2人の像があり、正午になるとこの像が鐘を叩いて鳴らします。
知らずにたまたまその場に居合わせたのでラッキーでした。
文字盤のデザインがかっこいい
時計塔の前はいつも人だかりです。
裏側もまたよし
サン・マルコ広場はこち亀の部長と両さんのヨーロッパ旅行でも出てきていました。
ベネチア観光で行く場所に迷ったら、とりあえずここだけは入っておいて損はないかと思います。
顔に見えるチャイム
もう少しベネチア、続きます。