今日はついに南米へ飛び立ちます。
ロンドン・ヒースロー空港からブリティッシュエアウェイズでアルゼンチンのブエノスアイレスまで飛んだ記録です。
- ヒースロー空港へのバスは有料と無料がある
- ブリティッシュエアウェイズのビジネスラウンジ
- ボーイング777に搭乗
- 楽しみだけど大変な機内食
- 入国審査が長蛇のブエノスアイレス
- エセイサ国際空港から市内への移動はレミースで
ヒースロー空港へのバスは有料と無料がある
ゆで卵がうれしい
フライトが夜22時だったので朝はのんびり。
10時までの朝食ブッフェなのに起きたら9時を過ぎていて(9時だよーと主人に起こさしてもらった)、慌てて準備して食べに行きました。
55ポンドで朝食まで付いているibis、最高です。
12時のチェックアウト後もこのロビーでのんびりしていました。
どこまでも居心地の良いibisです。
ところで、空港周辺からターミナルに向かう方法はバスかタクシーを使うことになります。
空港からホテルまでは市バスの無料区間ということでただで来れたのですが、ターミナルへ向かう際、何やら種類の違う有料バスに乗ってしまいました。
これが5ポンドと高かったのです!
もったいなかった…。
ターミナル5はブリティッシュエアウェイズ一色
結果的にはホテルから直行でターミナル5まで行けたので楽でしたが、空港周辺のホテルに泊まる際は、無料バスと有料バスの種類にご注意ください。
到着したターミナル5は今回お世話になるブリティッシュエアウェイズ一色。
イベリア航空とのコードシェアをしているようで、イベリア航空の窓口も兼務。
出発ロビーには自動チェックイン機やらセルフの荷物預けのコーナーがたくさん。
が、なぜかふくねこパスポートでチェックインがうまくいかなかったり、マイル登録がよく分からなかったりしたのでカウンターに行くことに。
ビジネスクラスの世界一周航空券パワーを使い、空いているカウンターで手続きできました。
ただ、座席が離れているシートしか取れず、21:15を過ぎたらラウンジで聞いてみてくださいとのこと(これを聞き取るのもちょっと苦労しました^^;)。
そしてびっくりしたのがイギリスでは出国審査がないということ。
パスポートに出国スタンプ押してもらってない!と焦ったのですが、イギリスはないらしいということを知って一安心。
確かに出るのは別に自由でいいような気がしますね。
ブリティッシュエアウェイズのビジネスラウンジ
夕方までは軽食タイム
ポンドをアルゼンチンペソに両替し、早速ラウンジへ!
ラウンジは数か所あるようですが、最初に目に留まったNorth側のラウンジを利用しました。
お昼~夕方は軽食タイムらしく、サンドイッチやスープ、パウンドケーキがメイン。
スープはどろどろタイプ(他に言い方はないのか)でお腹にたまる感じで美味しかったです!
野菜のうまみが凝縮されているようでした。
生野菜を補給
17時頃になるとサラダやカレーが登場。ディナーメニューになったようです。
軽食の時間帯から夕食の時間帯までずっといる人も少ないだろうなあ。笑
ライスは日本人の味覚からしたらイマイチでしたが、カレーはどれも美味しかったです。
まるごとのジャガイモもほくほく。
大量のペンネにチーズをもっさりかけて食べている紳士がいて、なんだか可愛らしく見えました。
飲み物はワインがいっぱい。
お酒が飲めたらたまらない環境です。
ボーイング777に搭乗
ご飯を堪能し、歯を磨いたりしているうちに21:15。
ラウンジの受付に行って席の変更が可能か聞いてみました。
と言っても英語で聞かなければいけないので「隣同士」という単語を調べてからいざ、お尋ね。
(ちなみに翻訳では「next to each other」。)
答えは「あいにく満席でこちらでの変更は難しいです。」と。
でもXX(主人の隣)のチケットを持っている方に聞いてみてくださいとのことで、搭乗口へ。
両替で残った小銭のポンドで日用品を買ったりしていたのですが、搭乗口が遠くてシャトルトレインに乗らなきゃいけなかったりで焦りました。
間に合ってよかったです。
前後で席が設けられてる
搭乗後の我々への課題はシート変更の交渉。
その前に本来のふくねこの座席に違う方が座っていて、そちらのお伺いを立てることが初めのイベントでした。
そして次のイベントは既に1杯始めている恰幅のいいおじさまがターゲットです。
このおじさまがおひとり様で、ちょうど入れ替わってもらうとふくねこと主人が横並びになれるようです。
恐る恐るおじさまに席を変わっていただけないかお話ししてみたら、いい笑顔で「どうぞどうぞ!」と。
くつろぎモードのところありがとうございます!!
飛行機を降りるときも荷物棚から手荷物のリュックを取ってくださったり、すごく親切で素敵なおじさまでした。
楽しみだけど大変な機内食
選ぶならチェックボックスでも付けてくれ
ビジネスクラスの楽しみのひとつ、それが機内食です。
そしてまた、課せられたハードルでもあります。
英語で接客されるサービスはけっこうストレス!
日本語のメニューをください
英語が堪能な方ならコミュニケーションも支障がなく楽しめるのかもしれませんが、そこまでの域には程遠く。
毎回「( ^ ω ^ ;;;;;;)」となりながら乗っています。
ついパンを2個取ってしまう
メインだけ選ぶのかと思ったらスターターも選択式でした。
細かい説明が分からないのでとりあえず読める単語が入っているメニューになりがち。
夜中の23時過ぎに食べるものではない
暗くてよく見えませんがこれ、5cm×5cmくらいある牛肉です。
美味しかったですが重かったです。反省。
追い打ち
断ることもできるんです。
でも、頼まずにはいられない性分なのです。
おそるべし食い意地。
シートはほぼ180度フラットになるので寝心地がよかったです。
飛行中、夢を見ました。
新幹線っぽい乗り物に乗っていて、途中下車して猫の写真を撮りに行っていたら乗り遅れそうになり、駆け込み乗車で間に合うというもの。
そこで目が覚めかけて、今は飛行機に乗っているから絶対に乗り遅れることはないんだ、と安心してまた眠り、また同じような夢(今度は特急みたいな列車)。
今度は直前で発車してしまい、乗り遅れてしまいました。
やばい、これに乗れなかったらこの後の予定全部キャンセルだー!!
と、やはりそこで目が覚めて再び安心眠りに着いたのでした。
気付いたら6時間くらいは寝ていました
濃厚マンゴースムージー
朝ご飯はフレッシュフルーツで。
この後パンも配給され、じっくり選びたいと思いつつ焦って目に留まったロールパンを確保。
2周目では実は気になっていたブリオッシュっぽいパンとクランベリーのパンをいただきました。
朝から肉肉しい
朝食のメインも選ぶことができ、トラディショナルイングリッシュブレックファースト(カタカナにすると長い)をチョイス。
英国の伝統的な朝食はタンパク質たっぷりメニューでした。
ベーコンの下に隠れているスクランブルエッグが今までで1、2を争う美味しさでびっくりです。
今回出てきた機内食の中で一番美味しかったのがスクランブルエッグでした。
入国審査が長蛇のブエノスアイレス
混む前に!と急いで向かう
飛行機を降りたら一目散でイミグレーション(イミグレ)へ。
国をまたぐ旅で一番面倒なのがこの入国審査。なるべく並びたくないので急いで向かいます。
イミグレに着くとそこには長蛇の列…。
他の便の到着とかぶってしまったようです。40分近く並んでようやく完了。
カメラ撮影と親指の指紋の記録がありました。
その後は荷物を受け取って税関へ。
ここもうんざりするような長蛇の列でした。
申告するものが何もなくても荷物検査で機械を通さなければいけないので、並んで順番を待ちます。
順番が来たら税関の書類を渡して荷物を検査台へ。
何事もなく通過できました。
1か所書類で意味が分からなくて「Yes/No」のチェックも付けず空欄にしていた箇所があったのですが、何も言われませんでした。
いい感じに適当です。
エセイサ国際空港から市内への移動はレミースで
この水は有名らしい
ようやく空港の制限エリアから外に出ると、タクシーやバス会社のブースだらけ。
ホテルまでバスで行くかタクシーで行くか少しもめましたが、前払いのレミース(タクシーというよりハイヤーみたいなもの?)が安心と聞いていたので最終的にレミースで行くことに。
ちなみにバスは一人310ペソ(18USD)、タクシーは950ペソ(55USD)でした。
2017年1月の情報ではバスが210ペソ、タクシーが36~37USD弱だったところ、この10か月でかなりの値上がり。
アルゼンチンは今インフレ率が昨年10月比で44%だそうです(外務省HPより)。鬼のように物価高が進んでいます。
そりゃデモや暴動も起こりますわ。
(物価については後程のブログで少しご紹介します。)
あっという間のエセイサ空港
係りのお姉さんに連れて行ってもらい、レミースとやらのタクシーへ。
車はTOYOTA。
こんな地球の反対側で自国製品を見るとうれしくなります。
治安が心配な南米ですが、イグアスの滝とウユニ塩湖を目指して楽しみたいと思います。