2010年の冬季オリンピック開催地、バンクーバー。
浅田真央選手とキムヨナ選手が熱戦を繰り広げた街です。
大好きなカナダの空気を味わいながらコンビニおにぎりを探して歩いてきました。
- とりあえず朝ごはん
- 新旧が混在する景色
- バンクーバーの教会はウェルカム体制
- バンクーバーのチャイナタウン
- バンクーバーの観光名所ガスタウン(ギャスタウン)
- 海が見渡せるCANADA PLACE
- 市民の憩いの場スタンレーパーク
- 日本食が買える「コンビニ屋(KONBINIYA)」!
- バンクーバーの夜景スポット
とりあえず朝ごはん
ドーナッツじゃなくベーグルさ
ホテルの宿泊に朝食が含まれていたので朝からがっつり。
この後パンケーキも食べました。
メープルシロップの国でパンケーキは欠かせません。
新旧が混在する景色
ネルソン通りを北に向かうと、教会が見えました。
St. Andrew’s Wesley United Churchというカナダ合同教会だそう。
大きくて立派な教会です。
後ろのビルも立派です。
教会から右手に折れ、適当に歩いていたら小さなうごめく生き物が。
リスでした。
かわいいなあ。
身体はねずみとあまり変わらないのに、しっぽのふわふわが可愛さポイントをアップしてる気がします。
道の先に海が見えてきました。
それにしてもバンクーバーはゴミが落ちていなくてきれいです。
トランプタワーも発見!
名前は分からないけれど、外観がかっこいい建物がありました。
形は似ているけど手前は近未来的で奥はクラシック。
この立派な教会はHoly Rosary Cathedral Vancouverという大聖堂。
バンクーバーの教会はウェルカム体制
日曜日の午前中は多くの教会でミサが行われます。
今まで訪れた国々の教会の多くは「ミサ中は観光客お断り」だったのですが、バンクーバーは違いました。
「We are open!」そして英文は忘れたけど「どなたでもお入りください」のようなことが書いてありました。
お言葉に甘えてちょろっと入らせてもらったのですが、何かのセレモニー中でした。
仏教でいうとお坊さんが説法を説いているような場面。
静かにその場を後にしました。
同じ通りにクリス・チャーチ教会があったのでそちらも立ち寄り。
中には入っていませんが、こちらも「どなたでもお入りください」の貼り紙がありました。
レンガが素敵な教会です。
教会の前には広場も。
街の都会的な景観に溶け込んでいます。
こちらも建物は分からないけど何だか素敵。
こちらは「ビクトリー・スクエア(勝利の広場)」。
労働者たちのシンボルで、毎年5月1日のメーデーにはここでセレモニーが行われるそうです。
この屋根が丸い建物も気になったけど何かは分からず。
普通のビルかもしれません。
バンクーバーは古くからの建物と近代的な建物が混在していて、歩いていて何だか楽しいです。
日本も都会のビル群の中に神社とかお寺があるから海外の人から見たら興味深く見えるのかな。
バンクーバーのチャイナタウン
ここバンクーバーにもチャイナタウンがありました。
中国の方々って海外のいろいろな国に進出して現地で文化を築き続けているのがすごいと思います。
バンクーバーの街は中国人(華人・華僑?)の方が多かったです。漢字の表記もカナダの第二公用語のフランス語より目につきました。
この急増する中国人移民に対し、カナダ政府が移住制限をかけ始めたとか…。
チャイナタウンの周辺は他のバンクーバーの地域に比べてちょっと雰囲気が良くなかったです。
準ホームレスのような人もフラフラしていたし(でもそれは中華系の人ではない)、ゴミも多かったのです。
大通りはきれいで不安なく歩けました。
中華街の近くには「T&T」という中国・アジア食材が多く揃うスーパーマーケットがあります。
さらにその近くには「アンディー・リビングストーン・パーク(Andy Livingstone Park)」という公園があり、犬の散歩をする人や公園の遊具で遊ぶちびっこがいっぱい^^
この飛び石でできた橋を渡るのがけっこうスリリングで楽しかったです。
小高いところから暖かい日はここでお弁当とか食べたら気持ちよさそうですね。
バンクーバーの観光名所ガスタウン(ギャスタウン)
ギャスタウン発祥の人
次に訪れたのが中華街からほど近い「ガスタウン(ギャスタウン)」。
この像のGassyさんという方がお酒が大好きで、妻と2人で酒屋を開いたことからGassy’s town→Gastownになったそうです。
通りはこんな感じで雰囲気は一見おしゃれです。
が、実際は高級住宅と貧困層の住む家が入り混じっている街だそうです。
ちょっと裏に入るとそんな雰囲気がありました。
そしてここでもお目当てはこのオレンジの建物の角にある時計塔。
蒸気で動くスチーム時計です。
一番の見どころとあって周りに人がいっぱいでした。
寒い空気の中もくもくと上がる蒸気。
思わず見つめてしまいます。
時計の中には圧力メーターも。
タービンがくるくる回ってます。
この分銅のようなものが上がり下がりしていました。
蒸気は下からも出ていて暖かいです。
どうでもいいですがスチーマーの蒸気を吸い込むのが独特の味がして子供のころ好きでした。
夜の街頭がともった景色も素敵そう。
ただ夜はガスタウンもチャイナタウンも浮浪者がうろうろしているので一人では行かない方がいいです。
(昼間も変な人いた。)
バンクーバールックアウトが見えた
語学学校があったりフィルムスクールもある他、おしゃれなカフェレストランも多く見かけました。
観光で来るのに楽しい場所だと思います。
全力でカナダなお土産
やっぱりメープルシロップ
一度この写真を撮って素通りしたものの、やはり中が気になって入ったらまんまと服を買ってしまいました。
10CAD引きセールでした
イエローナイフに行くのに長袖の羽織るものが足りなかったし、カナダの思い出が欲しかったので買ってよかったです!
海が見渡せるCANADA PLACE
そのまま海岸沿いを歩いてCANADA PLACEにやってきました。
丼な場所かはよく知りませんが、コンベンションセンターのような場所のようです。
パシフィコ横浜的な。
海沿いに遊歩道(?)があったので行ってみました。
紅白だからか、カナダ国旗に親近感を覚えます。
行き止まりには展望スペースがありました。
海が見えて気持ち良かったですが、湾が見えるだけなので超おすすめというわけではないです。
あてのないお散歩にはちょうどいい道でした。
これは何かなー
そのままぐるっと海沿いを通り、コールハーバー方面へ。
水上飛行機の乗り場がありました。
1機、ずっと水上をゆっくり走っていて「なんだ飛ばないのかー」と思って通り過ぎたら後ろから空気を切る音が。
勇ましく空に飛び立っていきました。
飛べないとか疑ってごめんなさい。
シーウォールを歩いて行きます。
この辺はミラービルが多いです。
この寒さではゆっくりベンチで座っている人もいませんでした。
歩いていても暑くならない(むしろ肌寒いままな)気温。
上着を買い足して正解でした。
ハーバーに向かう途中、不思議な小屋を発見。
何のために、そもそもどうやって入るのでしょう。
PRGだとどこかほかの場所でロープかハシゴを手に入れないとイベントが進まないやつですね。
ドッグには船がたくさん泊まっていました。
まんま家!?というようなボートまで。
水上で生活したら揺れに強くなりそうです。
さらに海沿いを歩きます。
バンクーバー、大都会ですね。
すっかりメープルの葉も落ちそうです。
市民の憩いの場スタンレーパーク
ずーっと歩いて、このままスタンレー・パークへ。
ゲームに出てきそうな鳥がいました。
寒そうだなあ。
公園のマップ。
だだっ広い公園です。
とりあえず右側から半時計周りに進むことに。
さっき歩いてきたところが見えます。
日が傾きかけているので急ぎ足。
バンクーバーの冬の日没も早いです。
途中、トーテムポールが立ち並ぶ場所が。
気になって仕方ないので行ってみます。
ここカナダもインディアンの先住民が居た場所ですもんね。
アメリカ大陸の歴史を感じます。
けっこうひょうきん。
お土産屋さんもあって、もちろん車でも来れる場所です。
さらに進むと「9時の砲台(Nine O’clock Gun)」という大砲があります。
網目の隙間からがんばって撮りました。
昔砲撃された時に使ったそうです。
今でも毎日夜9時にその音を轟かせているようです。
近くにいたら鼓膜破れそう。
夏の日が長い時期に近くで聞いてみたいな。
公園の地図にあった右の出っ張りの辺りに到着。
対岸のノースバンクーバーも都会ですね。
香港を思い出しました。
その先はこんな壁沿いをぐるーっと回り込み。
カナダ国旗カラーの灯台が見えました。
壁の上に登ってみたけど風が強くて撤収!!
その後はしばらく海風を直接受けない内側の道を歩いていたのですが、気になるものが見えたので再び海へ。
「ウェットスーツを着た女性」だそうです。
エレック・イムレディという彫刻家の方からの寄贈品。
撮り方のヒントまで書かれていました。親切!
普通に撮ったのでこんな感じに。
奥の工場がかっこいいです。
さらに先へ足を進めると、昇竜のモニュメントが。
奥に見えるのはLion’s Gate Bridgeです。
山に向かって吠えてるみたいでかっこよかったです。
ウインタースポーツも盛んなカナダ。スノボしたい。
近くには小さな公園がありました。
夏場は水を張るような場所になっていて、水遊びで濡れた子供を乾かすドライヤーがありました。
キッズドライヤー、いったいどの程度乾くのか?
最初は橋の袂まで行こうと思っていましたが、時間も時間なのでダウンタウン方面に戻りました。
途中あった水族館近くの池にカルガモが居たのでご挨拶。
ごはんをもらえると思ったのか一斉に寄ってきました。
何もなくてごめん。
日本食が買える「コンビニ屋(KONBINIYA)」!
帰り道、ずっと目を付けていた「KONBINIYA」に立ち寄りました。
ここならきっとおにぎりが売っているはず!
おにぎり買いすぎ
このお店、日本のお菓子や食材はもちろん、デリにはおにぎりだけにとどまらず牛丼やお弁当が売っていました。
そしてバラの袋お味噌汁も!
25セントという良心的なお値段で買ってしまいました。
レンジもあって、この場で食べられます。
日本だとコンビニおにぎりはあまり温めませんが、海外のおにぎりはだいたいキンキンに冷えているのでチンした方が俄然美味しいのです。
(おにぎりのことなので熱く語っています。)
コンビニ屋のおにぎりは日本のものより少し大きめでした。
梅干しは具が小さくてちょっとイマイチ。
ツナマヨは安定の美味しさです。
で、ここでのイチオシはサーモンフレーク。
ツナマヨも好きですが、サケの塩気とごはんはやはり最高でした。
スパイシーツナは可もなく不可もなく。
次に買うならサーモンとツナマヨ(プレーン)と心に強く決めました。
バンクーバーの夜景スポット
最後に、登っていませんが、バンクーバーの夜景を見るならここというポイントを。
ちょくちょく昼間の写真にも写っていましたが、この「バンクーバー・ルックアウト(公式サイト・音が出ます)」に登ればバンクーバーの街並みを一望できます。
ネットで買うと大人一人17.50CAD。
税金分安くなるのでちょっとお得です。イエローナイフから戻った後登ったらレポしたいと思います。