リアド・マムーシュさんでのサハラ砂漠1泊2日ツアーの続きです。
とにかくキャンプで食べたタジンが最高でした。
そんな砂漠での一夜を記録しています。
砂漠のキャンプはもはや家
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ちゃんと待ってるのがえらい
夕日を堪能した後は、キャンプで夕ご飯です。
お腹が空いて空いてたまらなかったので、この夕食がものすごく楽しみでした。
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本日のお宿
夜は「テント泊」と聞いていて、もっと頼りないテントを想像していたのですが、ちょっとした基地のような立派なテントでした。
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柵があるだけで敷地感
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寝床への入口
キャンプは食堂、共用スペース、寝室で構成されていました。
食堂と寝室だけテントで、それ以外は青空スペース。
砂の上にマットとテーブルが設置されています。
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暗くなってきた
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寝床となるテントはこんなところです。
しっかりした布で覆われていて、「家」と言っても過言ではないくらいでした。
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中にはベッド!
昼間の太陽の熱が残っているのか、この時はまだテント内が暖かく感じました。
この時はまだ。
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このテントはダブルベッドもありました。
大量の毛布が夜の寒さを物語っています。
その後は共用スペースに集まってごはんを待ちます。
待望の夕食
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日が暮れて暗くなったところに、ガイドさんがやかんに「ベルベルウイスキー!」と言ってミントティーを持ってきてくれました。
寒かったので温かいお茶が美味しいです。
お皿にはビスケットとピーナッツ。
その後、待てども待てども夕食にならず。
まさかこれが夕食…?
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そんなことはなく、別室にちゃんと夕食が用意されていました。
外は寒いので食堂っぽいテントに準備してくれていたようです。
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野菜と鶏肉のタジン
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モロッコスープ
モロッコパンとオリーブ、食後にフルーツもありました。
このスープは優しい味わい。
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で、このタジンが絶品でした!
ジャガイモはホクホクでナスも美味しくて何より中に潜んでいた鶏肉が美味しい。
水を使わない分うまみがぎゅっと凝縮された感じでした。
思いっきりお腹が空いていたのもありますが、本当に美味しかったです。
今思い出してもまた食べたい。
うまみを吸い込んだじゃがいものホクホクが忘れられません。
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夕食後、
「ファイヤー!」
ということで外へ。
灯りが灯されていました。
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ガイドさんと、どこに居たの?という他のスタッフさん(家族かな?)も一緒にキャンプファイヤを囲んで演奏タイム。
何だかすごくハイテンションで楽しそうに歌って演奏されていました。
猫と食べ物以外ではあまりテンションが上がることがないふくねこ。
ノリについて行けず申し訳ない。笑
とにかくすごく盛り上げてくれます!
そして星空がとてもきれいでした。
演奏がひと段落した後は眠くてとりあえずベッドへ(夜行バスでそのままツアーに来たもので…)。
深夜3時ごろに目が覚めたので主人と外に出ました。
外は満天の星空。
知っているはずの星座も星があり過ぎてなかなか見つからない。
山できれいな星空はこれまでけっこう見てきましたが、何もない砂漠の空に広がる星たちは、それはそれは美しかったです。
そろそろ戻ろうか、という時に大きな一筋の流れ星!!
小さいのもいくつか見ましたが、夜中に星を見に起きたご褒美をもらった気分でした。
その後再びベッドに戻ったものの、寒くて眠れず。
毛布を幾重に重ねても、冷気が毛布を伝わって身体がヒンヤリ。
色々試した結果、 一番いい寝方は猫みたいに丸まるうつ伏せ寝でした。
猫、理にかなってる。
砂漠の朝日はかっこいい
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うつ伏せ寝でいい感じにうとうとしかけた頃。
「サンライズ!アサヒ!アサヒ!」
とガイドさんの声で目を覚ましました。
時刻は6時過ぎ。
iPhoneの天気予報によると日の出は6:45。
まだ大丈夫…と6:30近くまでうとうとし、「サンライズ!」という再びの声でようやくモソモソと外へ。
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かわいい小動物の足跡(キツネだそう)
せっかくなので小高いところから朝日を眺めることに。
でもちょっと登ったくらいじゃ大して変わらなかったかもしれません。
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7時くらいになってようやく奥の砂丘から太陽がお目見え。
太陽が出るとだんだん暖かくなってきます。
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日の当たり方で砂漠の色が全然違うんですね。
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大地のエネルギーを感じる
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そろそろキャンプに引き返そうという時に「戻るよー!」みたいなガイドさんの声。
我々はここでマムーシュに戻ります。
一緒に来た男性二人は2泊3日なのでさらに砂漠の奥へ行くのでここでお別れです。
※数日後に気付いたのですが、キャンプのベッドに度が弱くて合わない眼鏡を置いてきてしまったようです。あちゃー。
コンタクトがなくなった時用にもう一個眼鏡は持ってきているので問題ないのですが、バタバタと用意したのでうっかりしました。
ラクダは楽じゃない
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朝日を見た後は再びラクダに1時間くらい乗って街に戻ります。
正直ずっと乗るのはしんどいので1泊2日のツアーで十分だなと思いました。
ラクダは揺れるし(特に下り)背中が広いのでまたいで乗るのが地味に大変です。
片道1時間で大満足。
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ガイドさんはずっと歩き。それも大変
「ラクダハー、ラクジャナーイ!」
とガイドさんが連呼していたのですが、本当にそうでした。
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ありがとう相棒
街に戻ってラクダを降りたときはほっとしました。
実際砂漠の中に入ったのは街からほんの2kmくらいなのに。
砂漠、圧倒的な迫力があります。
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ガイドのシシさんと
翌日洗濯をしたら、愛用の短パンはたぶんラクダの振動で擦れたのか、お尻の一部が若干擦り切れそうになっていました。
本格的に破ける前にどこかで調達しようと思います。
長袖のシャツも毎日着て頻繁に洗ってたら背中の裏地が破けました。
そろそろ潮時かもしれません。
砂漠は偉大だった
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ドヤ顔が最高
サハラ砂漠は遠かったけど、頑張って来てよかったです!
他にはない自然の美しさ・壮大さを感じることができました。
そしてラクダのかわいさにも目覚めました。
他のツアーでは「おトイレはその辺で」ということもあるので、トイレ付きのテントがある「リアド・マムーシュ」さんのツアー、おすすめです。
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![](https://q.bstatic.com/images/hotel/max400/109/109172481.jpg)
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宿に帰ってからモロッコ式の朝食ブッフェも食べられて、何よりシャワーが気持ち良かったです!
不安だったモロッコ、サハラ砂漠ですが、最高の思い出になりました。
次は砂漠から一転、水の豊富なトドラ渓谷に向かいます。