一方でイベント会場付近は駐車場不足で場所を探してグルグル回るなんということもあります。
それを解決してくれそうな画期的な駐車場予約サービスを見つけたので1ページにまとめてみました。
もくじ
駐車場のミスマッチを解決する「軒先パーキング」
ライブや花火大会などでイベント会場に車で行くと、施設の駐車場はいっぱい、道路も大渋滞、ということがよくあります。
一方で、意外と近隣の月極駐車場は空いていたり、住宅の駐車場が開いていることも。
その空いている駐車場を有効活用しようというサービスが、この「軒先パーキング」です。
軒先パーキングの仕組み
実際「軒先パーキング」とはどんなサービスなのか?
これは「駐車場を使って欲しい人」と「駐車場を使いたい人」の需要と供給の関係で成り立つサービスです。
「駐車場を使って欲しい人」はこんな人
駐車場を使って欲しいと思っている方はこんな人たちが当てはまります。
- 駐車場のオーナー:契約のない空きスペースがある
- マンション・アパートの家主:駐車場に空きがある
- 住宅の駐車スペースを余らせている方
ここでポイントなのは、「駐車場」として経営していなくても住宅のまさに軒先を駐車場として提供できることです。
自宅の車を手放したり、子供の自立などで自宅の駐車スペースが空いていたり。
そんなスペースを駐車場として活用できてしまうのです。
私の実家がある場所は花火大会で道路が混む土地なのですが、もう使っていない畑があり、そういったスペースを「軒先パーキング」として提供できたらいいのではないかともくろんでいます。
もちろん駐車場としての収入も入ります。
登録は無料。駐車料金の35%をサービス会社の軒先パーキングが受け取り、残りを収入として得られます。
「駐車場を使いたい人」の活用例
花火大会やライブなど、イベント会場付近に車で訪れたとき、駐車場を探すのに苦労することがあります。
イベントと提携してあらかじめ駐車場のチケットを販売していることもありますが、ないときは自分で探さなければいけません。
そんなときに駐車場を予約しておけば探すストレスを軽減できますし、料金も予約時に分かるので「予定より高くなってしまった…」という後悔も少ないです。
「軒先パーキング」を使うには?
軒先パーキングを利用するにはまず会員登録(無料)が必要です。
駐車場ってどのくらいあるのかな、と探す分には登録しなくても見られるので、使えそうかどうかを見てから登録するといいと思います。
軒先パーキングの利用方法
登録してしまえばあとは検索して利用するだけです。
流れとしては次のような手順。
- 目的エリアの駐車場を探して申し込み
- 予約の確定(2日以内に貸主から返答)
- 車のナンバー情報を入力してパーキングチケット(画面/印刷)をゲット
- パーキングチケットを持ってお出かけ
映画のチケット購入みたいな感覚ですね。
しかしながらここで気になるのが次の点。
- 予約って2日以上前にしないといけないの?
- 貸主から返事が来なかったら?
- レンタカーの場合はナンバーの入力どうするの?
- もし駐車場でぶつけたり事故を起こしたら?
こんなときは以下のような対応になるとのこと。
予約って2日以上前にしないといけないの?
→「即利用可」の駐車場は空いていれば即予約できます。決済も予約時にされます。
貸主から返事が来なかったら?
→予約はキャンセルされます。決済もされません。
キャンセルしたいときは?
→予約確定前であればキャンセル無料。予約確定後は利用2日前まで無料、前日~当日は100%キャンセル料がかかります。
レンタカーの場合はナンバーの入力どうするの?
→当日の利用開始時間までに入力すればOK!
もし駐車場でぶつけたり事故を起こしたら?
→サービスの利用条件に「対人対物賠償責任保険の保険契約に入っていること」とあります。もしものときは保険で対応することになります。
車を友人・知人から借りる場合、通常保険でカバーされていないかと思います。
その場合は1日だけかけられる保険サービスも利用できます。備えあれば憂いなし。
家族に借りる場合も家族付帯の範囲かどうかをチェックしておくと安心です。
軒先パーキングは無駄な時間もCO2も減らす…かもしれない
軒先パーキングのサービスを利用すれば、駐車場を抑えておき止める場所の心配がなくなります。
駐車場を探して無駄にガソリンを消費せずに済み、時間もCO2の排出も削減できると言って過言ではないでしょう。
貸す側も余っているスペースを有効活用でき、とてもいいサービスだなあと思います!
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