ツナマヨおにぎり大好きふくねこです。
今ではコンビニ商品の定番ともいえるツナマヨおにぎり。
近所のコンビニではツナマヨがおにぎり人気ランキングNo1を常に獲得しています。
誰が考えたのか?
その謎を追ってみました。
日本でのツナマヨデビューはセブンイレブンのおにぎり
日本でのツナマヨおにぎりの登場は遡ること数十年以上、1983年のことです。
初めて作ったのはセブンイレブン。
当時コンビニおにぎりが日本特有のものであったことを考えると、世界初のツナマヨおにぎりと言って過言ではありません。
ツナマヨおにぎりという至高の食べ物のヒントになったのは、開発担当者のお子さん。
小学1年生の息子さんが実はマヨラーで、ごはんにツナとマヨネーズを乗せて食べていたのです。
それを見た開発担当者さんが「ごはんにツナとマヨネーズ!?」とマネしたところ、その美味しさからすぐに商品開発を進めたということです。
ツナマヨはアメリカ料理?
ツナマヨおにぎりの由来は分かりましたが、ツナマヨの由来は諸説あります。
そのひとつがアメリカ。
19世紀のアメリカにおいて、まだスーパーマーケットや安い食料品店がない時代。
多くのアメリカ人は食料を廃棄しないようにしていました。
そのため夕食で残ったチキンやハム、魚をつぶしてマヨネーズと和え、レタスと一緒にランチにしていたそうです。
さらに夕食で出されたピクルスややオリーブも一緒に混ぜ合わされていたそう。
ツナマヨは食べ物を無駄にしないために考えられた食べ方だったのですね。
1900年代中頃になると女性の社会進出が始まりました。
そこで人気が出てきたのがツナ缶です。
1949年の”Ladies’ Home Journal”では「ツナの革命(Revolution in Tuna)」という広告も出ていたようですよ。
日本での最初のツナ缶
日本で初めてツナ缶を作ったのは静岡県静岡市にあるツナ缶専門店「モンマルシェ」。
当時「モンマルシェ」の前身であった「清水食品」が1929年に製造を開始しました。
90年以上経った今でもお客さんの絶えない人気店です。
海外では以前から存在していたツナ缶ですが、日本で盛んに作られるようになったのは第一次世界大戦後の昭和恐慌の頃。
大きな不況下にあった日本では、清水の町も失業者が溢れていました。そこで「良質なツナ缶を作って北米に輸出しよう!」という計画が立てられ、失業者対策、そして外貨獲得に成功したのです。
そして今、静岡県のツナ缶シェア率は99.9%…!!
ツナ缶の先行者であるモンマルシェさん、なんととんでもないものを販売しています。
そう、それが1缶5000円の超高級ツナ缶です。
使用されているオイルはスペイン産のフルーティーな香りのオリーブオイル「ブラックレーベル」。マグロは1本釣りのビンナガマグロから1%しかとれないトロの部位を使用しています。
とても気になります。
さすがに5,000円のツナ缶はツナマヨにするのがもったいないと思っていしまいますが、高級マヨネーズと高級ツナ缶をコラボレーションした最高級ツナマヨを一度味わってみたいものです。