関東

南沢湧水池|「東京の名水57選」で東京唯一の環境省選定「平成の名水100選」

東京にも湧き水がある―――西部に奥多摩山系を携える東京。考えてみれば湧き水があっても不思議なことではないのですが、東京の湧き水ってどんなん?と思い東久留米市にある「南沢湧水池」へ行ってみました。

場所はこちら↓(南沢氷川神社の近く)

夏には涼しげな清流、南沢湧水

ロケーションとしてはGoogleマップの通りですが、最寄りは西武線の東久留米駅であるものの、徒歩20分くらいと少し駅から離れています。

レンタサイクルを借りると周辺を含めて楽しく周れそう。私はジョギングで行ってきました(しかも夏)。

ちなみに南沢湧水は「南沢湧水群」としてこの辺りに何か所が存在するようです。

小川にわさらさらと透明な水が流れており、残暑の頃に訪れたにも関わらず清涼感を得られました。冷たい流れのおかげか、水辺は涼しさも感じるほど。

東京でも西部では自然が豊かだと知った千葉県の田舎出身者です。

ちなみにここの水はそのままでは飲めませんが、2か所ある南沢浄水場の給水スポットに行くと飲み水を汲むことができます(後から知りました。湧水池から近くなので行けばよかった)。

上流には堰のような構造物も見えました。

東京三大湧水池には石神井川主水源の三宝寺池、善福寺川水源の善福寺池、神田川水源の井の頭池があります。そのほか同じくらいの標高の東京の湧水として妙正寺川水源の妙正寺池もありますが、これら4ヶ所は都市化により枯渇してしまい、現在は地下水をポンプアップしているそうです。

その中で今も湧き水が湧き出ているのが南沢湧水群。真の湧水というわけですね。

南沢氷川神社へ参拝も

湧水池を訪れた帰りにはすぐそばにある氷川神社へお参りして帰りました。

こちらは湧水の守護神として創建されたと伝えられています。

清流を守ってくれている神様。ぜひ一緒に訪れてみてください。

時期的に彼岸花があちこち咲き誇っていました。しかし2024年の夏も暑かった!!2025年の夏はまたさらに暑くなるのでしょうか。年々長くなる夏に気候変動の深刻化を肌で感じます。

夕方には蚊が多そうなので、夏に訪れる際は虫除けスプレーをどうぞお忘れなく。

駐車場はないのでお気を付けください!

帰りに道端で買った柿はいつまでも青柿のままでしたが甘かったです。