ニュージーランドのダニーデンに2泊3日(実質1.5日滞在)で行ってきました。
行くまで知らなかったのですが、ダニーデンには世界一急な坂「ボールドウィンストリート」があります。
どれだけ急なんだ!?と気になり過ぎて行ってきました。
もくじ
ボールドウィンストリートへの行き方
ダニーデンも花多し
ボールドウィンストリート(英語表記はBaldwin Street)に行きたいけれど、地図で見ると徒歩で往復するのはちょっときつい距離。
Googleマップで調べると8番のバス(Normanby行き)に乗っていけばいいらしいけれど…?
不安なので聖ポール教会の近くにあったi-Site(インフォメーションセンター)で聞いてみることに。
するとなんと日本人のスタッフさんがいらっしゃいました!
バスは8番で合っていましたが、ここで重要なポイントとなったのがニュージーランドのバスの乗り方。
ニュージーランドでは乗りたいバスが来たら手を上げて知らせるそうです。
これは聞かないと知らなかった。
i-Siteのすぐ横にバス停あった
8番のバスが通るNormanby行きは、中心地のメインストリートのどこのバス停にも停まります。
このバスはSt. Clair CityとNormanbyの間を往復しているので、帰りも同じ8番にのバスに乗れば戻ってこれます。
ちょうどお土産屋さんの前にバス停がありました。
時刻表もちゃんとあります。
月~金
土日
平日は15分おき、土日は30分ごとにバスが出ています。
i-Siteの方の教え通り、8番のバスが来たら手を上げて乗車。
i-Site近くのバス停からの運賃は一人3.40ドルでした。
運賃は前払いなので、乗るときに「I’d like to go Baldwin Street.」「How much the fee?」と聞けば金額を教えてくれます。
降りる時はNorth Rd, 275というバス停。
降り方は降りたいバス停の前でSTOPボタンを押す方式です。
バス停名が聞き取れなくてもGoogleマップを見ながら行くと安心ですよ。
これが世界一急な坂!
North Rd, 275のバス停を降りたらボールドウィンストリートはすぐそこ。
同じように降りていく観光客も何人かいました。
steepestって言うんですね
ボールドウィンストリートの勾配は35%。
35%と聞くとそれほど急ではないように感じますが、35%の坂の意味は100m進むと35mの高さに登っていることになります。
35mというとビルの10階ほどの高さ。
それではどんな坂かご覧ください。
どーん
こちらがボールドウィンストリート、ギネス世界記録にも登録されている世界一急な坂です。
イマイチ迫力が伝わりませんが、走って登ると吐き気がするくらいの坂です。
というか走って登れません!
坂のスポット(後述)で写真を撮っていたら、陽気なおじちゃんが「写真撮るよ!」と。
そしておじちゃんなぜか相方を撮る(笑)
楽しそう
そして撮ってくれた写真がこちらです↓
何だろうこの構図(笑)
見事なまでに坂の感じが感じられない写真となっていました。
ある意味すごい。
ちなみに撮りたかったのはマジックハウス的な写真(後程出てきます)。
こういうアトラクションあった
しかしこの坂、きつい。
時々車も通るのですが、苦しそうなエンジン音をたてて登ってきます。
登り切った…
急すぎて坂の途中が見えなくなっているので、車が急に現れる感じに。
これは自転車で下るのも怖いレベルです。
坂の上には休憩所
坂を上り切った場所にはベンチがあり、一息つくことができます。
さすが分かってらっしゃる。
なんと水飲み場までありました。
そしてなぜか裏には鶏。
猫もいました。
ここはどこかのお宅の敷地のようです。
帰りは転げ落ちないように下っていきます。
こけたらやばい
3歳くらいの男の子が興奮して走って下っていたのですが、大人たちが全力で「危ない!」「止まって!!」と叫んでいました。
見ていてヒヤヒヤ(汗
転ばなくてよかったです!
トリック写真が撮れる
そしてこの坂の急さゆえに、こんな風に家が傾いて見える写真が撮れます。
本当はこんな感じにお家が建っています。
上り下りが大変そう!
斜面に合わせて普通に立って撮るとマイケルジャクソンになれます。
来てみてよかった
ボールドウィンストリートは街の中心地から5kmほど離れた場所にありますが、バスに乗ってでも来てよかったです。
まさかダニーデンでこんな世界一に会えるとは。
帰りはボタニックガーデンやオタゴ大学を見て帰りました。
もう少しダニーデンが続きます。