他民族国家のシンガポールではアジアを中心に各国の美味しい食べ物が揃っています。
人一倍、いや3倍元気な胃袋を生かし、地元の人や観光客に評判の良いお店をあちこち巡ってきました。
- ブギスのおしゃれカフェ「Maison Ikkoku(メゾン・イッコク)」
- フォーもごはんも美味しい「Mrs.Pho(ミセス・フォー)」
- カフェ・日本食が集まる「ミレニア・ウォーク」
- スープがやみつき「TOASTBOX」のラクサ
- シンガポールで一番美味しいクロワッサンを焼く「チョンバルベーカリー」
- 衝撃のフィッシュヘッドカレー「APOLO」
- ION地下のフードコート「FOOD OPERA(フードオペラ)」
- 行列のできる肉骨茶(バクテー)店「SONG FA」☆イチオシ!☆
- サンズ宿泊者に便利な「マリーナ・ベイ地下フードコート」
- おまけ:こんなのもいかがですか
- おすすめは「肉骨茶(バクテー)」とフードコート
ブギスのおしゃれカフェ「Maison Ikkoku(メゾン・イッコク)」
マスジット・スルタン
まずはアラブ街にあるカフェへ。
カフェはBugis(ブギス)駅から徒歩数分のこのモスク近くにあるのですが、街並みも見どころいっぱいです。
モスクを中心に、異国情緒漂う景色が続きます。
でもセブンイレブンがあちこちあったりそこはやはりシンガポール。
この辺りはウォールアートが盛り上がっているようで、壁の隙さえあればアート合戦が繰り広げられていました。
こういうのって描けそうで描けない。
デザインを考えた人はすごいなあと思います。
室外機もカラフル
ここは壁いっぱいにアートが。
みんな壁の写真を撮っていました。
2年前に来たときはなかったこの壁アートの数々。
散策するだけで楽しいエリアなので、ぜひぶらぶらとしてみて欲しい場所です。
暑いので水分必須です!
そして肝心の「メゾン・イッコク」がこちら。
高橋留美子先生の「めぞん一刻」(かなり好きな漫画)とは無関係だそう。
フランス語の人が集まる場所「maison」と日本語のひとときを意味する「一刻」を融合させて作ったカフェだそうです。
Facebookの公式ページ→Maison Ikkoku
店内はあの古き良き日本のアパートシーンとはかけ離れたモダンなカフェ。
来ていたお客さんたちも何だか素敵。
お水のコースターもオリジナル
こちらのお店、お値段は正直びっくりするくらい高いです!
食事をするなら一人2000円はかかる覚悟が必要。
一番安かったこの照り焼きチキンバーガーですらサービス料や税金を入れて2000円くらいしました…。
美味しいのですけどね。
それにしても高い。
厚手で高級な紙ナプキンもロゴ入り
雰囲気はとても良いのでドリンクだけ楽しみに行くのもありだと思います。
店頭に置いてあるメニュー表で値段をあらかじめチェックしてから入れるのでご安心ください。
フォーもごはんも美味しい「Mrs.Pho(ミセス・フォー)」
続いてこちらもブギスエリアのレストラン。
ベトナム料理のお店です。
以前主人がシンガポールに居たときに美味しかったお店だそう。
Googleマップに出てくる評価を見てみたら、実際なかなかの様子。
主人はお店の名前にもなっているフォーを頼んでいましたが、ごはんの気分だったのでごはんとお肉のセット。
甘辛い豚肉に甘酢(やっぱり辛い)をかけて美味しくいただきました。
目玉焼きが半熟でしたがお腹は大丈夫でした。
10S$前後で食べられる比較的リーズナブルなレストランです。
※「拡大地図を表示」で表示したサイドからお腹の空く写真がいっぱい見られます。
カフェ・日本食が集まる「ミレニア・ウォーク」
インド街から一転、オフィス街やマリーナエリアに近い「Promnade(プロムナード)」駅に隣接するショッピングモール、「Millenia Walk(ミレニア・ウォーク)」も地味におすすめな場所です。
どちらかというと観光向けではないのですが、「nihon street」なる日本通りがあります。
看板も日本語。
価格の表記を見なければ「ここは日本か」と。
あの「新宿さぼてん」もありました。
ラーメン店もあります。
価格は東京の都心と同じくらいでしょうか。
カフェも数店舗入っていますが、ドリンクと何かを頼むとホーカーで2、3食は食べられそうなお値段。
まあホーカーが破格なんですけどね。
シンガポールの価格設定が謎過ぎます。
主人がカフェに入っている間、「これは食べてみたい」というアイスがあったので突撃。
80%のダークチョコレートアイス。
5S$なので430円くらい。
苦さはそれほどでもなく、濃厚なチョコのアイスという感じ。甘さ控えめで美味しかったです。
ここはチョコレートのカフェだけあって、チョコだけで6種類ものアイスがありました。
トリプルで2回食べれば制覇できたなあとちょっと名残惜しいです。
チョコ系のケーキもたくさん。
チョコアイスが好きな方はぜひ食べ比べを。
ミレニア・ウォークの裏手にはこんな滝のような場所もあるので覗いてみてください。
涼しげだけど暑いですよ。
スープがやみつき「TOASTBOX」のラクサ
そしてシンガポールのファストフード店の一つ、「TOASTBOX(トーストボックス)」です。
ふくねこはここのラクサにはまりました。
ココナッツ風味のカレースープにやみつきです。
具材の油揚げがまたスープを吸って美味しいのです。
同じくシンガポールでおなじみのカヤジャムを塗った「カヤトースト」とセットで食べれば甘さと辛さで無限ループにはまります。
※店舗はショッピングセンターのフードコートなどにたいてい入ってます。
シンガポールで一番美味しいクロワッサンを焼く「チョンバルベーカリー」
トーストボックスの話が出たところで、パンつながりで美味しいクロワッサンのお店です。
Tiong Bahru(チョンバル)にあるこのパン屋さん、なんとシンガポールでNo.1のクロワッサンのお店だそうです。
商品はクロワッサン、デニッシュがメインで、クロワッサンサンドも並んでいました。
持ち帰りはもちろんイートインもできます。
持ち帰るつもりでしたが、また後でとさっき一時別れた主人が席に座っていたので1個食べていくことにしました。
こちらがそのナンバーワンクロワッサン。
でかいです!
お値段3.50S$とパンにしてはなかなかですが、大きいし、4個で10S$なのでまとめ買いするとお得です(4個買った)。
味もサクサクで美味しく、バターの風味も後を引きます。
クロワッサンとは思えないずっしり感が今までにない食べ応え。好きです。4個買ってよかった。
イートインだと置いてあるバター(マーガリンだったかも)やジャムを自由に使えます。
席が空いていればイートインおすすめです。
大きなクロワッサンを食べているとちょっと味に変化が欲しくなるので、アプリコットとイチゴのジャムがいい仕事をしてくれました。
クロワッサン自体のほの甘さとケンカしない味わいでした。
でも紅茶やコーヒーが欲しくなりますね。
1個だけ、と思っていたのですががまんできずチョコクロワッサンもその場で食べてしまいました。
前の記事を読んでいただいた方は「チョンバル」と聞いておや、と思ったかもしれません。
そうです、ホーカーで2軒はしごして食べた後に来ています。
それでも食べられちゃうくらい美味しいクロワッサンでした!
衝撃のフィッシュヘッドカレー「APOLO」
洋風、ベトナム料理、日本食にパンと来たらやはりカレーも外せません。
ここ「THE BANANA LEAF APOLO(ザ・バナナリーフ・アポロ)」は魚の頭を丸ごと使った「フィッシュヘッドカレー」が有名なお店です。
本当は予約をした方がいいそうですが、微妙な時間帯に行ったのですぐに座れました。
注文するとまずランチョンマットとしてバナナリーフが準備されます。
このバナナの葉っぱの上で食べます。
これは注文していないけど出てきました。
お水もチャージとして提供されました。でも0.20¢なので安いです。
フィッシュヘッドカレーはS・M・Lから選べます。Sでも2000円くらいするのですが、
Sでも十分大きく4人で分けてもいい量です。
ずっと食べていると飽きるので、大人数で行ってこれと他の品を注文すると色々楽しめると思います。
プレーンナンは3S$でした。
やっぱりインド系のカレーにはナンが合いますね。
カレーはけっこう辛いので、辛いのが苦手な人はご注意ください。
ION地下のフードコート「FOOD OPERA(フードオペラ)」
インドから一気にブランドショップ街、オーチャードに飛びます。
オーチャードエリアは日本の銀座のような場所で高級なお店が多いのですが、ここIONの地下「食代館(フードオペラ)」ではリーズナブルに美味しいごはんが食べられます。
その中で食べて美味しかったのがこちらのお店。
フライドヌードル、平たく言うと焼きそば専門店です。
ここでは04番を頼みました。
ホッケンミー(01番)も気になったのですが、お財布と相談してそうなった次第です。
出てきたのはホーカーでも食べたような平麺と卵麺を具材と甘辛で炒めた焼きそば。
大好きな卵入りです。
添えられたタレも辛いけどコクがあってすごく美味しかったです。
やっぱり貝も入っていましたが、ホーカーのものより生臭くなくて助かりました(でもやっぱり少し残しましたごめんなさい)。
ラオ・パサで食べたホッケンミーに続き、ふくねこのシンガポールで美味しかった麺料理ランキング第二位に輝きました。
地下3階か4階です
行列のできる肉骨茶(バクテー)店「SONG FA」☆イチオシ!☆
ところでシンガポール名物って何でしょう?
いろいろな食べ物があり過ぎてふくねこも思いつきません。
ただその中でもこの「肉骨茶(バクテー)」のお店「SONG FA」はぜひとも足を運んでほしいお店です。
チェーン店のレストランですが、地元の人や観光客でいつも賑わっているお店です。
この日は主人のシンガポール時代のご友人夫妻と一緒に卓を囲みました。
(お店もご友人チョイス。)
真ん中のスープに浸った骨付き肉がメインの肉骨茶です。
お肉も美味しいのですが、スープがすごく美味しくて何度も飲んでしまいます。
このスープ、少なくなるとどんどん注ぎ足してくれます!
「もういいです(Enough, OK)」と言わないと永遠に注がれる無限スープ。
野菜炒めや他の料理も美味しかったです。お値段もそれほど高くなくおすすめのお店です。
クラーク・キーなどシンガポール内至る所にありますが、チャイナタウンポイントのお店は18時前だと比較的空いていて入りやすかったです。
サンズ宿泊者に便利な「マリーナ・ベイ地下フードコート」
シンガポールと言えばマーライオン、そしてあの船が乗ったホテル「マリーナベイサンズ」を思い浮かべる人も多いと思います。
そのマリーナベイサンズホテルで食事を取ろうとするとお財布がそれなりの打撃を受けます。
ですが、マリーナベイサンズから地下を通っていける「マリーナ・ベイ」のショッピングセンターにあるフードコートまで足を運ぶと割と安く食事をできるのです。
建物内に川が
2年前パックツアーで安く泊まった時に利用し、今回もサンズには泊まっていませんが行ってきました。
この大ホールを抜けるとフードコートがあります。
2年前は氷ではないアイススケートリンクでしたが、今は光が動きに反応してふよふよ漂う(すみません表現できませんでした)お子様の遊び場になっていました。
ここのフードコートにはとにかく何でもあります!
ここのインドカレー屋さんは前回食べたのですが、ボリュームがすごいです。
アジア料理もリーズナブルです。
この辺は10S$超えでちょっと高め。
日本食のお店もあります。
いろいろ組み合わせを選べるお店も。
野菜と肉料理の数で値段が変わってきます。
メニューが分からなくても指差しで注文してレジの値段を見て支払えばOKです。
そして2年前にはなかった一風堂もできていました!
一風堂はワンランク上の価格帯。
日本で食べる2倍近いお値段なのでわざわざここで食べなくてもいいかもしれません。笑
フードコートには食事メニューだけでなくもちろんデザートメニューもあります。
ここはかき氷(アイスカチャン)やゼリーを扱うお店ですが、おすすめは「チェンドル」。
ちなみにこちらがこのお店のアイスカチャンです。
かき氷に彩りあざやかなシロップとゼリー、小豆、とうもろこしがトッピング。コーン合わないと主人は遠い目をしていましたが、個人的には新しくて好きです。
ふくねこは写真右の「チェンドル」を注文。
グラスゼリーという黒砂糖のようなゼリーの上にかき氷、キビ砂糖とココナッツミルクがかかっていてまろやかな甘さです。
この中に入っている緑のゼリーが「チェンドル」という食べ物。
緑色はパンダンリーフという葉っぱで色付けをしたもので、見た目はあれですがもちもちして美味しいのです。
溶けかけをストローで飲むのもまた美味でした。
おまけ:こんなのもいかがですか
ここからはただ単にこんなものも食べました的なコーナーです。
へー、という程度に読んでいただければ幸いです。
マクドナルド
安定のマクドナルドにも行きました。
日本では見ないブレックファーストメニューがあったのでトライ。
トルティーヤのような皮にハッシュドポテトとチーズ、チキンが巻かれたラップはヘルシーとは程遠いですが時々食べたくなる味です。
コーンがセットで付いてきて、バターがマックロゴでした。
バターコーンはどうあがいても間違いなく美味しいですね。
スターバックス
シンガポール、スタバがいっぱいあります。
スタバ好きの主人に付きあって入ったのですが、コーヒーが飲みたくないときに頼んだヨーグルトシリアルが美味しかったです。
シンガポールはヨーグルトがけっこう高いので、損をした気がしない食べ物です。
(ふくねこの貧乏性が垣間見える発言。)
こちらもスタバフード。7.80S$くらいだったと思うのですが、ビーフたっぷりで美味しいサンドイッチでした。
あと、海外に行ってチェダーチーズ(この黄土色っぽいチーズ)の美味しさに目覚めました。
生絞りオレンジジュースの自販機
最後に、オレンジジュースの自販機です。
この自販機、目の前でオレンジを絞ってフレッシュジュースを作ってくれます。
飲んでみたかったのですが、衛生面がちょっと気になるのと、どこで見ても誰も買っている人がいなかったので手を出しませんでした。
(ホーカーで飲めるし。)
どなたかトライしたら味を教えてください。
おすすめは「肉骨茶(バクテー)」とフードコート
いろいろお店に行きましたが、やはりシンガポールのイチオシは肉骨茶です。
あのスープは思い出してもまた飲みたいと思います。
値段と味のバランスではフードコートで食事をするのが一番失敗がないと思います。
福建面(ホッケンミー)と黒っぽい麺もたいてい美味しいです。
現金をあまり持たないようにしていたので、フードコートだとカードが使える場所が多いという点も助かりました。
衛生面でもアクセスの利便性でも、フードコートは何気におすすめです。