もくじ
島にも泊まれるモンサンミッシェル
2017年の10月20日、21日。モンサンミッシェル(とその対岸)に滞在しました。
モンサンミッシェル自体は島と修道院ですが、島内にもホテルがあり普通に宿泊できるのです。
島に泊まったおかげで、朝・昼・夕方と夜までじっくり堪能してその姿を記録することができました。
その一部をお届けします。
モンサンミッシェルの見頃
対岸から
このモンサンミッシェルですが、陸地とは橋でつながっています。
でも大潮のときはその橋も沈み、ぽっかり海に浮かぶ姿になるのです。
大潮の時期はモンサンミッシェルのホームページにある潮見表から見ることができます。
★モンサンミッシェルの潮見表★
2018年→PDF
2019年→PDF(2018/12/17時点で未発表)
※以降の年は発表され次第(リンク)
通常の満潮の際には橋の上から海に囲まれる修道院の姿を見ることができます。
満潮は夜と朝なので、これを見られるのは宿泊者ならではの特権です^^
昼のモンサンミッシェル
まずは日帰りツアーなどでも見られるお昼のモンサンミッシェル。
お昼時は引き潮になっているため、モンサンミッシェルの周辺は干潟になっています。
それにしても島の上に鎮座する修道院がまるでお城のようです。
干潟はぬかるんでどろどろのままの場所、日に当たって乾いている場所が入り組んでいます。
下手に入るとズボッと沈んで抜けなくなることがあるのでご注意ください。
砦の下まで行けます
どこからでも撮りたくなる
昼間は干潟になっている分、海の上から見た角度でモンサンミッシェルの姿を撮ることができます。
ぬかるみ、潮の満ち引きには十分ご注意くださいね。
SOSを使いませんように
潮が動き出すとみるみる潮位が変わるので、潮見表をチェックして時間に気を付けて散策してくださいませ。
本当にびっくりするくらい早いです!
夕方のモンサンミッシェル
引き潮なので陸地
次に、夕方のモンサンミッシェルです。
お天気が良い日には、夕日に輝くモンサンミッシェルを見ることができます。
日中とはまた一味違う趣です。
夕日は遠く地平線の向こうへ。
10月半ばの時刻表では、モンサンミッシェル発レンヌ行きのバスの最終が18:05、日没が19:30頃だったので、夕焼けはギリギリのタイミングです。
ハイシーズンには増便されるかもしれませんが、夕暮れのモンサンミッシェルをじっくり見るならモンサンミッシェル周辺での宿泊、おすすめです。
夜のモンサンミッシェル
そして宿泊しないと見ることができない夜のモンサンミッシェルです。
夕暮れを見た後そのまま暗くなるのを待っていました。
ライトアップも素敵ですが、注目すべきは潮の満ちる速さ!
みるみるうちに海水が干潟を海にしていきます。
ふくねこはこれにいたく感動しました。
その勢いに脅威すら感じる…。
自然の力、凄まじいです。
入口まで波が迫る
ついでなので夜の修道院も徘徊散策してみました。
昼間は多かった観光客も、島内に泊まる人々しか残っていないので人通りが激減します。
お土産屋さんや軽食のお店は閉まってしまうのですがこの静けさが心地良いです。
誰もいない
レストランは21:30頃まで開いていお店が多いようです。
バカンスシーズンは夜でももう少しにぎわうそうです。
この中から灯るステンドグラスも夜ならでは。
夜に入れる教会もあります。
良い一日の終わりを迎えられそうです。
修道院もライトアップされています。
お天気も良く、空には星がたくさん見えました。
ライトアップがあるので星景写真はうまく撮れなそうですが、真夜中はめちゃくちゃいい星空が撮れそうです。
朝のモンサンミッシェル
メインストリートではゴミ出し
モンサンミッシェルの島内に泊まったので、朝から散歩に出てみました。
出入り口にも海水(他にも道があります)
朝は潮が満ちるタイミングです。
満潮時にはモンサンミッシェルが海に浮かんでいるような姿を見ることができます。
もうすぐ日の出
昼間は干潟だった橋の下がすっかり海に変わっています。
夜は暗くてよく見えなかったのですが、これはすごい変化!
水が来てる
なぜかわくわく
モンサンミッシェルも海の上です。
朝日を受けてオレンジに染まっています。
朝日、と言ってもこの10月の時期だと日の出が8:30頃なので、早起きしなくても朝日が見れてしまいます。
7:30頃でも暗いので不思議な感覚です。
太陽が高くなるにつれて染まり具合も鮮やかに。
海水も徐々に引き潮になり、潮の流れが変わるのが目に見えて分かりおもしろいです!
満ち潮で打ち上げられた草木を収集車が集めていました。
こうして景観も維持しているんですね。
これも朝ならではの光景。
ありがとうございます
一日で変化するモンサンミッシェル
夜の修道院には猫も出ますよ(161,162,163匹目)
朝、昼、夕、夜とモンサンミッシェルの姿を眺めていましたが、周囲の環境の変化に驚きました。
日帰りでもじゅうぶん満喫できるモンサンミッシェルですが、自然の変化を味わえたので宿泊してみてよかったです。
島内の宿泊紀はこちら(ホテルは後半なので目次で飛んじゃってください)↓
個人旅行でパリから出発するのであれば、ツアーに参加してしまうのが楽だと思います。
モンサンミッシェルのツアーでは日本語ガイドのプランも多いですし、名物のオムレツが食べられるプランもあります。
わたしたちはオムレツの価格の高さにおののき食べませんでした…。
ちなみに猫たちは車で来たおばちゃんにごはんをもらっていました。
どこから出てきたんだこの子たち!笑
世界のどこにでも猫好きおばちゃんはいるのですね。
ほっこりしにやけたふくねこでした。