ベネチアらしい風景
引き続き猫を探しながらベネチア観光です。
初めに申し上げておきますが、この記事はただただ風景と猫を載せているだけでこれといって有用な情報はありません。
最近気にしてるGoogle先生の評価もよくないかもしれません。
でもいいんです。
ブログだから。
謎の金の棒、現る
金の延べ棒
ベネチア歩きを始めて間もなく、謎の金の塔というか棒が立っているのを見付けました。
これは…フィンガーチョコレート!?
※フィンガーチョコレート(カバヤ食品)という金と銀の紙に包まれたチョココーティングされた軽めのビスケットが子供のころ好きでした。
中身も好きでしたが外側の銀紙、金紙を丸めて玉にするのがすごく好きでした。
あの金の棒が何かは結局分からず。
橋から運河を見てみよう
あっちも
ベネチアの街は大運河(グランド・カナル)と呼ばれる大きな運河と小さな水路で張り巡らされています。
こっちも
ベネチア島内の運搬や公共交通はこの大小の運河がメインとなります。
と言っても水上バス(ヴァポレット)は高いし遅いしであまり使わないので、実質の観光は徒歩がメインです。
船だらけ
そして運河にはものすごく船が多いです!
タクシーも水上タクシーがあったりして、水路が道路と同じようになっていました。
大きめの船が通る大運河は橋も大変
前にも書きましたが、その川を渡るためには橋を渡る必要があります。
船が通るのでけっこう登らないといけない。
移動はなかなか大変です。
景色がいいところは人が集まる
橋から景色を見ていると人だけでなく荷物を載せた船もよく見ます。
島内は細い道が多いので、車が一台もありませんでした。
(ベネチア本島内は入れないそう。)
本当に船が車代わりなんですね。
船着き場もたくさん
ベネチアがロマンチックな街なのは、車がないからなのかなあとも思いました。
船の排気ガスがあるので空気はそこまできれいな感じはしませんでした。笑
なんか撮りたくなる
街歩き、そして猫
何だろう?と思ったら
運河も見慣れてきたところで陸地へ。
人が入っていく建物があり、興味本位で寄ってみました。
コンサートホールでした
入って見たらコンサート用の建物でした。
チケットも売っていて、29ユーロ~というリーズナブルさ。
日にちが合えば行ってみたかった…。
そういえばイタリアは「耳をすませば」で天沢聖司くんがクレモーナにバイオリン製作の学校に行くと言っていたように、バイオリンの国。
ベネチアの街中にもバイオリンやビオラ、チェロなどの弦楽器を展示している施設がいくつかあり、見ているだけでも素敵でした。
教会は有料
そして、ベローナもそうでしたがベネチアもだいたいの教会が有料の場所が多かったです。
まあ、日本の有名観光地の神社仏閣でも拝観料要りますもんね…。
イタリアはこういうタイプがやはり多い
なので教会は主に外観のみです。
そして、ベネチアの街中にも猫が居ました!
81:白いショートソックスさん
ふと、道を歩いていると前方にどこからともなく猫が現れました。
ててててっと近寄ってきて「おおお」と思ったら横をすり抜けて走り去ってしまいました…。
瞬く間に一番奥まで
細い道に入り突き当りのお家の窓へ。
ふくねこたちも追いかけます←。
猫さんはお家に入れなかったらしく、また降りてきました。
首輪があったので飼い猫さんのようです。
こいつらは危害を与えなそうだ、と思ってくれたのか、今度はゆっくり横を歩いて行きました。
この後窓を閉められた音が。笑
いい背中ですね
猫さんはしばらく道端で物思いにふけったあと、またどこかへと歩いてゆきました。
いいなあ。猫になりたい。
鳩も撮って欲しいって
その後も大小の橋を越えて街歩き。
こんなところにアザラシ
こういういたずら、好きです。
映画の中に出てくる小物だ
そしてさすがイタリア。
街中にはおしゃれで使うのがもったいないようなアイテムが色々と売っていました。
本当にこういうの日常的に使うの?
インテリアじゃなくて?
ティファニーも知ってる
そして再び見つけました。
猫さんです。
82:看板猫?
このラテのような色味のコはお食事中でした。
写真を撮っている間、こちらに目線をくれました。
撮影が終わると再びカリカリ(食事)に。
ありがとうございます。
83:なぜその体勢
さらに進むとまた猫さんが。
こおはペットグッズのお店でした。
開けてもらうのを待っているのか、ごはん待ちなのか。
前足のストレッチ
この後小型犬に吠えられていましたが、猫のプライドに掛けて一歩も引きませんでした。
ベネチアは猫もかっこいいぞ。
細い水路にあふれるロマン
ゴンドラが待機
突然ですが、ふくねこがベネチアという場所について知ったのは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称「こち亀」から。
少年ジャンプに連載されていた、40年も続いてアニメ化もされた大ヒット少年漫画です。
どこを撮っても絵になる
その漫画のとある回で主人公の両さん(両津勘吉)と部長がヨーロッパ旅行に行くのですが、ベネチアの回を特によく覚えています。
救急車もボートらしい
その中では両さんが現地のゴンドラの運転手(ゴンドーリエ)に成りすましてお金を稼いだりするというお話も。
実際にベネチアを訪れたとき、お客さんを乗せたゴンドラはそんなに多くは見かけませんでした。
不景気ですかね。
ゴンドラたくさん
そのお話の中では両さんと部長は水上タクシーを使っていました。
リッチだ。さすが部長!
いつかは沈むかもしれない街
そんなベネチアも、地球温暖化による海水面の上昇の影響を受けています。
※海水面の上昇については諸説あります。
漫画の中でも、「年々少しずつ沈んでいる」という話題がありました。
そのことを思い出して、ちょっと切なくなりました。
2012年の大雨のときは街の7割が沈んだそうで、住むには大変な場所なんだろうなあ。
再び陸地へ
ベネチアならでは
続いて、ふたたび陸地に目を向けます。
時計塔で時間が分かる(ずれてることもある)
お腹が空いたので食べものを探します。
歩いているとピザやフォッカッチャ、パニーニサンドイッチのお店がたくさんあります。
困ったことに、どれも美味しそうなのです。
トマトとチーズはテッパン
写真のようなロールが平均価格4~5ユーロのところ、たまたま3.5ユーロのお店を見つけたのでそこで買いました。
食べる前に温めてもらえます。
イタリアはチーズとトマトが入ったものが美味しい。
他にもこんな教会や、
装飾が見事な教会もありました。
あと写真のとおりベネチア、人が多かったです。
9月末。まだまだ観光シーズン真っ盛りでした。
細道コレクション
石畳とレンガ
建物を建てられる面積が限られるベネチアの街は、建物と建物の間が近いです。
ゆえに細い道がたくさんあります。
本当に狭いところだとすれ違うのにも少し身を引かないといけないような場所も。
ジャッキー・チェンなら飛び移れる
窓もかっこいいのでついつい撮りたくなります。
同じようで違う道
気付いたら同じような細道が何枚も。
日光は入らないだろうな
ただこういう細い道は夜はひったくりや強盗などの犯罪も起きやすいそうなので、夜間は避け、広くて人通りの多い道を歩きましょう。
(by地球の歩き方)
広いところは広い
次は正面の教会とタワーに登ります。