ベトナム13日目、カンボジアへ陸路で入国しました。
チケットの購入に少し悔しい思いをしましたが、無事にカンボジアに入国、プノンペンに到着できました。
- メコンエクスプレスのツーリストバスを利用
- メコンエクスプレスのチケットはVUNG TAU TOURISTで買える
- ファングーラオ通りの乗り場から出発!
- 昼行バスは軽食付き
- 入国手続きの準備もバス内で
- ベトナム出国とカンボジア入国
- そしてバスはプノンペンへ
- プノンペンの下車場所はMekong Express Limousine Bus
- プノンペンに着いた第一印象
メコンエクスプレスのツーリストバスを利用
便数も多い
利用したのは国際ツーリストバスの「メコンエクスプレス」。
旅人の間ではGiant Ibisと並んで評判もよく、ネットでチケットが買えるのも魅力。
ピックアップ場所がファングーラオ通りという便利さもあり、こちらを利用しました。
そのメコンエクスプレスのチケットですがネット購入しようとするも、なぜか決済画面に進めない!!
地図で見てみるとホテルからメコンエクスプレスのオフィスは割と近くに。
直接オフィスに行ってみたのですが、Google map上にあるはずの場所に「MEGONG EXPRESS」の文字を見つけることができませんでした。
結局ホテルで手数料5USDを上乗せして予約。
15USDだけどネットクレジット決済で14USD
手配してもらったチケットは出発前に無事手元に届きました。
15USD×2枚
+手数料5USD
=計35USD(805000ドン)
ホテルのスタッフさんは「クレジット決済で安く買えた」と言っていましたが、クレジット決済で値引きされる分の2USDは引かれていませんでした。
ネットのクレジット決済だと安くなると知っていただけに地味にくやしい。
メコンエクスプレスのチケットはVUNG TAU TOURISTで買える
Mekong Expressの文字があった
そのメコンエクスプレスですが、通り過ぎていた道にちゃんとありました。
というのも、メコンエクスプレスが前面に出ているわけでなく、歩いていて見える看板は「VUNG TAU TOURIST – HO CHI INH BRANCH」なのです。
目の前うろうろしてたのに気付かなかったよ。
奥をよく見るとMekong Expressって書いてありました。
5ドルもったいなかった。
MEKONG EXPRESSって書いてあるや…
ホーチミンからプノンペンへ行くみなさん!メコンエクスプレスのホーチミンオフィスはファングーラオ通りにありますよー!
ファングーラオ通りの乗り場から出発!
これでプノンペンまでひた走る
いよいよ7:00発のプノンペン行きメコンエクスプレス・VIPバスで出発。
集合は6:30と言われていて、バスもきちんと6:30過ぎくらいにメコンエクスプレスのオフィス前に到着しました。
大きい荷物はトランクに積み込みます。
荷札できちんと管理されてる
日本の空港リムジンバスのように、トランクに預ける荷物に番号タグを付けてくれます。
これは降りるときにも番号を照合してから荷物を受け取るので、取り間違いの心配がありません。
すごいぞメコンエクスプレス。
あのバックパッカーツーリストのスリーピングバスとは大違いだ(笑)。
(→このとき)
乗客の3/2くらいが欧米系のお客さんで、残りは同じアジア系とおぼしきお客さん。
日本語が聞こえたのは我々だけでした。
4列シートのバス
6:30集合と言われていたものの、7時ちょうどとかに来る人がいて出発が遅れました。
想定内です。どこにでもいますよね。
バスは日本で元々使っていたバスのようで、車内には日本語も見かけました。
窓から顔や手を出さぬよう願います
海を越えて活躍している日本車が何だかうれしいです。
「化粧室」も
このバス、車内トイレも備え付けられています。
長距離移動も安心。
そしてさすが日本製のバス、シートが柔らかく、なんだか懐かしい乗り心地です(笑)
昼行バスは軽食付き
ちゃんとした箱に入ってる
出発してパン、おしぼり(ウェットティッシュ)、500mlペットボトルの水が配られました。
パンが出るのはお昼の便のみで、夜はお水だけのようです。
おしぼりも大きめのしっかりしたものでした。
大きいパンが1個入り
主人の方は小さいパン2個入り
パンは同じファングーラオ通りにあるABCベーカリーのものでした。
みんな同じパンというわけではなくて、大きいパンが1個入ってるものと小さいパンが2個入ってるものがありました。
お水もメコンエクスプレス特注版
ふくねこのはオニオンとベーコン(?)とパイナップル、マヨネーズが乗ったパンでした。
パイナップルがのっているところに東南アジアを感じました。
美味しかったです!
入国手続きの準備もバス内で
ビザ申請(左)とイミグレーション(右)の書類
食べ終わった頃に、前の方の席から入国に必要な書類の配布が始まりました。
日本でカンボジアビザを取得せず、ここでビザ発行手続きの代行をしてもらう場合、手数料込みで1人35ドルを支払います。
書き終わった書類とパスポート、4×3の顔写真(必要です!)を渡して、あとは国境に向けて走ります。
書類の記載はガイドの方が何を説明しているのかよく分からないけど、とりあえず書けばいいのだろうと分かるところを記入したら何とかなりました(笑)。
ベトナム出国とカンボジア入国
ベトナム側国境のモックバイ
ホーチミンから2時間ほどノンストップで走り、ベトナム側の国境の町「Moc Bai」へ到着しました。
一旦バスを降りて、イミグレ(イミグレーション)の建物に入って出国手続きの待機。
建物に入るとき、飛行機の搭乗手続きのようなX線での手荷物検査と金属探知機のゲートを通りました。
中に入ってから待つこと30~40分。ツーリストのガイドさんが突然現れて誘導。
まとめて提出したっぽいパスポートの束を審査官がひとつひとつチェックしていました。
確認が終わったパスポートから名前を呼ばれ、パスポート渡されてイミグレの出口へ。
出口でもパスポートの再チェックがありました。
出国審査の窓口では、賄賂と思われる5万ドンを挟んでパスポート出し、先に処理してもらってる人もいました。
しかも目の前で顔を見ながらチェックするのではなく、どんどん窓口に出されて積まれていったパスポートを処理しているだけでした。
ゆるいな(笑)。
出口を出たら再びバスに乗り込みます。
ちょろっとだけ走ってまた止まりました。どうやらいつの間にか国境を越えたみたいです。
バスを降りて、今度はカンボジアの入国手続きをします。
イミグレの建物に入って、いつの間にか取得されたカンボジアビザが貼られたパスポートとともに入国審査。
両手の指紋を機械で読み取りました。
実は主人はトランクのザックに写真を入れっぱなしにしてしまっていて写真を出せなかったのです。
ところが、「後で撮るから」と写真代として5ドル支払ったにも関わらず、なぜか写真を撮ることなくビザが発行されていました(笑)。
ビザは1ヶ月有効
イミグレを出ると果物などを売ってる出店が少し。
SIMカードも売ってました。
2USDで2GB
4USDで4GB
7USDで8GB
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と、容量が大きくなるほどお得なプラン。
時間がなかったので主人のみSIM購入。8GB分のにしていました。
通信速度はあまり速くなさそうです。
そしてバスはプノンペンへ
国境近くにはカジノがたくさん(写真は建設中)
こうして無事にカンボジアに入国できました。
国境を越えてすぐ、裸のおじいさんか道端でしゃがんで用を足していたのを目撃してしまいました。
幸い見たのはおしり側からでした。
走り出して間もなく休憩のためバスが止まりました。
「5 minutes」って言ってたけど、10分以上止まっていました。レストランで休憩すると言っていたのはここのことだったのかもしれません。
5分と聞いていたので、降りた人はほとんどいませんでした。
数人の降りた人は食べ物をゲットして戻ってきていました。我が道を行くって大事。
圏外になった
国境を越えて少ししたらベトナムので購入したViettelのSIMは使えなくなりました。
バスでFree Wi-Fiが使えたのでそれを利用できました。遅いけど。
その後プノンペンまでは3時間くらいの道のりでした。
牛をよく見かけました。
そして気付けばうとうとと寝ていました。
プノンペンの下車場所はMekong Express Limousine Bus
中心地から少し遠い
メコン川を越え、バスはプノンペン市内に入りました。
途中日本大使館の横を通って、頼もしい気持ちになりました(笑)。
イオンモールもありました。
ただ、なかなかバスが止まらず北上してゆく…。
「降り場はどこ?」と隣の欧米系の方も不安げ。
「あと3分で着きます。Don’t worry.」とアナウンスがあり、降りたのはMekong Expressのバス基地のような場所でした。
公共のバスは無く、ホテルまで2km以上はありそうだったのでトゥクトゥクを使いました。
料金は4USD。
バス会社の人に聞いた時も同じ値段だったの相場だと思います。
安全に楽に行けたので満足です。
ドライバーさんが「明日案内するよ~」と勧誘してきますが、それも仕事なので悪気はないのだと思います^_^;
プノンペンに着いた第一印象
事前に調べていた情報が「治安が悪い」「ひったくりにあった」「iPhoneをかっさらわれた」「襲われた」など怖いものばかりだったこともありますが、やはり少し出歩くのが怖い印象があります。
ホテルまでトゥクトゥクに乗っている間も荷物撮られないか気を張っていました。
無事にプノンペン滞在を終えられることを第一に過ごしたいと思います!