幸運のチケット
ミラノは実質1日の観光でした。
そこで「ここだけは!」なスポット2箇所に絞って観光しました。
ここだけは!その1:
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
↓
ここだけは!その2:
Duomo(ミラノ大聖堂)
プラスDuomo周辺のヴィットリオエマヌエーレ2世のガレリアも。
ミラノの街は広かったです!
最後の晩餐見学には予約が必要
目立たないチケットオフィス
「最後の晩餐」は本来は日時指定で事前の予約が必要なのですが、こんないつどこに着くか分からない旅。
チケットを予約できず当日一か八かで行きました。
本当はここから予約
↓
公式サイト(英語)
※「CENACOLO VINCIANO」が最後の晩餐です。
教会も見どころです
教会の前に着くと「日本人の方ですか?」と。
なんだ早速何かの詐欺か?と軽く身構えるも、ツアー会社が確保したチケット数に予定人数に満たず、チケットが余っているとのこと。
それを定価で譲ってくれると。
ラッキー!
いいツアー会社さんでした
しかも入場の指定時刻は10:15。
あと30分もないくらい。
チケットの窓口に並べば夕方くらいの入場ができたのかもしれませんが、また来ずに済むのでラッキーでした。
同じようにチケットなしで来た若い女の子グループも譲ってもらっていました。
ツアー会社の方も無駄にならずに良かったとのこと。
人気がない
待っている間に教会も見学。
教会前で何かの署名活動をしていて、「署名、Noヤクブツの署名」と話しかけられましたがよく分からない署名をするのが不安でお断りを。
やはり天井が気になる
その後スマホの翻訳で「薬物反対の署名」の画面を見せてきたのですが、やはり署名をむやみにするのはこわい。
いよいよ入場
そうこうしてる間に入場時刻が近付いたので建物内で待機。
5分前くらいになるとゲートが開き、バーコードを読み取って前室に入場。
再び待ち。
そして時間になると扉が開き、いよいよ最後の晩餐の絵がある部屋へ。
部屋の中はガランとしていて、部屋の両端の壁に絵が描かれていました。
これが…!!!
その一方が「最後の晩餐」。
これは教科書で見たやつだ!
実際に目にするのって不思議な感じ。
解説イラスト
「裏切り者」と言われているユダを探してみる。
なるほど
解説のイラストと照らし合わせて認識。
最後の晩餐のオリジナルの塗装はだめになってしまったけれど、それを丁寧に復元したのが今の姿になっているそう。
しかも特殊な塗り方をしたためにより一層劣化しやすいものだったと説明されていました。
反対側もすごい
ここに入れるのは1回30人までの15分ずつ。
1日に約1400人に制限されています。
年間だと51万人ほど。
そこに200万人以上のオファーがあるそうです。
入れて本当にラッキーでした。
ミラノにもお城がある
その後は歩いてお城へ。
中は広場やミュージアム
ここには猫がいっぱい居ました!
71,72
73:鳩との共演
74:遠くても猫だけは見えます
75,76:ごはんもらってた
77,78,79:3匹いるの分かるかな?
計9にゃんを見つけることに成功。
100匹まであとちょっと。
お城の正面はこっちかな
次はお城からDuomoを目指します。
Duomo(ドゥオーモ)
どうだ!と言わんばかり
歩きながら見えてきてセルフネタバレしてしまったのですが、Duomo、ものすごい建物です。
ただ、Duomoの前はミサンガ商法でお金を要求してくるセネガル人の方が多いことで有名です。
腕にミサンガを巻いてきて買わせようとします。
人が多い
しかもちょろちょろっと編んだだけのショボめなやつ。笑
ふくねこも腕に乗せられましたが「Noッ」と振りほどいて去りました。
ハトも多い
そういう人を見付けたら素早く通り過ぎるか遠回りする戦法で回避。
チームミサンガとの戦いはその1回だけで済みました。
Duomoは入るのも登るのも一苦労
また色々書いてあるな…
Duomoの上にはテラスがあり、屋根の上に登れるようになっています。
そのチケットを買うのにけっこう並びました。
整理券を取って自分の番号と窓口が表示されたらその窓口へ。
やっと買えた
チケット種別は教会とテラスにエレベーターで行けて他も何施設か入れるDuomo Pass Aで。
テラスに自力で登るDuomo Pass Bは14ユーロ。
エレベーターが使える方は16ユーロ。
2ユーロの違いでエレベーター使えるなら乗った方が楽ということでAにしました。
チケットを買ったは良いものの、教会に入るにも長蛇の列。
大変だなあ。
待った甲斐があった
40分くらい待ってようやく入れました。
しかも入場時にセキュリティチェックがあって、金属探知機でのボディチェックと荷物検査がありました。
ただただすごい
こりゃ時間かかるわ。
何も言えねぇ
中は外観に負けず圧巻でした。
ステンドグラスも今までで一番大きかったんじゃないかと。
地下も見逃すな
さらにテラスに登るためにまた別の入り口から列に並ぶ。
ここでもセキュリティチェック。
お互い大変だなあ。
エレベーターには1回に6〜8人くらいしか乗れないのでこちらもそれなりに待ちました。
20分くらい。
エレベーターで上に登ったらまた階段が。
そう簡単に上には行かせてくれませんね。
やっと着いた
上に登るとこんな景色が見られます。
先端に人の像が
近代的なビルもあります
あのギザギザはどうやって
広場が見渡せた
並びましたが、満足です。
ヴィットリオエマヌエーレ2世のガレリア
これまたでかい
長ったらしい名前が付いていますが、平たく言うとアーケード街です。
雨でも大丈夫
しかしそこはミラノ、ただのアーケードではありません。
ものすごくデザイン性が高く、高級ブランドショップが立ち並ぶハイセンスアーケードだったのです。
絵まで描いてある
いやはや圧巻です。
ショーウィンドウが素敵
ガレリアの中心にはプラダ本店も入っています。
ブランド物の良さはちゃんと分かっていませんが、さすがにプラダの名前とロゴぐらいは知っています。
願いが叶うらしい
ちょうどプラダの前くらいにツアー客が集まっていて、何だろうと思ったらこのタイル絵がありました。
この牡牛の急所(つまりそこです)に片足のかかとをつけて半時計まわりに3回まわると願いが叶うそうです。
難しそう。
イタリアの観光地は人が多い
Duomo横にあったデパート(?)の壁がすごいことになってた
それにしてもイタリアに来て人の多さにくたびれました。
スイスが恋しい。
Duomo前にはトラム乗り場があり、何本か路線が入っていました。
14番のトラム駅が宿にも近かったのでそれで帰途へ。
Duomoのチケットと入場の並びに時間を取られ、意外に時間がかかりました。
そこは時間に余裕を持っておくと安心です。
そしてもし自分が「最後の晩餐」を選べるとしたら、豚の角煮と半熟卵に白ごはん、ツナマヨおにぎりとお好み焼きを並べて欲しいなと思いました。