アテネの東、ラフィーナからミコノス島へフェリーで渡りました。
約4時間の船旅は現地の方ともお話しできた貴重な時間でした!
朝のラフィーナ港でチェックイン
まだ夜の月
朝7:50のフェリーに乗るため6時起きでラフィーナ港へ向かいました。
案内メールには「出発の30分前までにチェックイン」の記載。
つまり7:20までにチェックインする必要があるみたいです。
念のためそれより早めに行きました。
チケットホルダー
ラフィーナからミコノスへのフェリーが朝便だったこともあり、ラフィーナには前泊しました。
民泊のような宿に泊まったのですが、「蚊がいるから気を付けて」と聞いていた通りの結末が。
起きたら足数ヶ所と腕が餌食になっていました。
かゆい。
アテネからの移動と泊まったお部屋はこちら↓
ラフィーナ港でフェリーに乗船!
港には既にフェリーが停泊していました。
ん?2つ泊まってる…
どっち乗ればいいの??
こっちは高速船でした
とりあえず近い方のフェリーの所にいたクルーの方に聞いてみる。
すると我々の船は「あっち」だと。
これに乗ってく
赤いのは高速船で、我々が乗るゴールデンスタージェットの「スーパーフェリー2」はこっち。
高速船だと半分くらいの時間で着きますが運賃が高いです。
すでに乗船は開始していて、どんどん人が乗りこんでいきます。
我々も続く。
乗船時、キャリーバッグは荷物置き場に置く必要があるようでした。
バックパックは特に何も言われずそのまま乗船。
チケットは半分に切り取られました。
フェリーの中は自由席
広いぞ
フェリーには次々と人が乗ってきて、あれよあれよと席がなくなる。
どうやらこの船は自由席のようです。
早めに来たおかげで椅子を確保できました。
気づけば出航してた
屋内の椅子がゲットできなかった方たちは、手慣れた様子で屋外デッキから椅子を持ち込んできます。
みんな所構わず席をカスタマイズして作っていました。
なんか自由だな。いいな。笑
我々が確保したテーブルに4つあったイスのうち、1個はどこかに運ばれました。
(丁寧に運ぶ前に断りを入れてくれました。)
残りの1席にはおじいちゃんが相席。
昔日本に行ったことがあるそうで、「こんにちは」「ありがとう」「おはよう」と挨拶してくれました。
そこからはプチギリシャ語講座。
こんにちは、バイバイ:ヤ・サス
おはようございます:カリメ・ラ
こんにちは(夕方):カリスペラ
ありがとう:エフハリスト
どういたしまして:パラカロ
おすすめの食べ物を聞いてみたら「ズィーロス(と聞こえた)」とのこと。
想像できない。
これでした(最後の方に出てくるGyro)↓
まだまだ続くギリシャ語講座。
どこ行くの?:ウピゲニ?
とても:ポリィ
甘い:リコゥ
Sunday:ティリヤキー
日曜日は照り焼きと覚えましょう。
おすそ分けしてもらったぶどうみたいな甘い実は「スタフィリー」だそう。
ポリィリコゥでした。
それにしても売店が出港前からずっと混んでいました。
絶え間なくお客さんが並んでいました。ここの売店の店員にはなりたくない。
景色も甲板に撮りに行った
おじいちゃんの話によると、フェリーは土日だからこんなに混んでいて、平日はもうちょっと空いているそう。
おじいちゃんはアンドロスという、最初に寄港する島に帰るところでした。
ギリシャマダムとピタゴラスの定理について語る
その後いつの間にか隣の席にいらした恰幅のいいおばちゃんも話に参加。
このマダムは英語が堪能で、世界一周をしてると言ったら「どこ行ったの?どこが良かった?」と。
ふくねこの脳内で打算的に
『こういう時は “Here!” と高らかにいうんだよ…』
と声がしましたが、真面目に悩んでしまいました。
主人がスイスと答え、でも物価めっちゃ高いよねー!みたいな流れでこの話は終了。
これからミコノスに行くんです、という話になったら
「んーあそこはねぇ」
「緑がなくて良くない、行くならSAMOSがいいよ!」
と教えてくれました。
地図で見たらSamosはほぼトルコ。
陸地が2kmくらいしか離れていなかったです。
今回はその後サントリーニに行くと言ったら、サントリーニについても教えてくれました。
「火山でできた島だから、岩だらけで緑が育たない」
「だから火山側のビーチは真っ黒なのよ」
割とディスっていました(笑)
その後もおばちゃんとピタゴラスの定理について思い出したり、おばちゃんのお母さんにチョコをいただいたり。
現地の方と関わるって面白い。
ちょっと、いやわりと疲れるけど。笑
親娘さん方はティーロスで下船。
熱い握手と、お母さんから去り際の投げキッス(ギリシャでの挨拶)。
受け止めました。
乗客の9割以上がティーロスで降り、残っている乗客はまばら。
ガランとしたデッキは椅子が縦横無尽に置いてあって「祭りの後」という様相。笑
ティーロスも何やら素敵そうな街でした。
みんな楽しそうに降りていったよ。
海の景色を楽しんだり、地元のおじいちゃん、おばちゃんとの交流があったり、刺激的な道のりでした。
ミコノス島のニューポートに到着
12:20到着予定のフェリーが着いたのは13:00頃。
船酔いはしませんでした。
おなかすいた。
ニューポートの周りは何もない
ホテルまでの道のりは送迎サービスを利用しました。
到着のニューポートからホテルまでは5kmほど。
歩けなくもないですが、荷物を担いで歩くにはしんどい距離。
お願いしておいてよかったです。
泊まったホテルはこちら↓
地中海の海は本当に青いです。
島の形を見ると火山でできたことが分かる山々たち。
おばちゃんが「ミコノスとサントリーニは物価が5倍よぉ!」と言っていたのが少し不安です。
島での猫探しを楽しみます!
ミコノスの猫たち♡↓