高いビルが立ち並ぶイメージのシンガポールには世界的にも有名なナイトサファリが楽しめる動物園があります。
シンガポール動物園やナイトサファリ、リバーサファリが集まるMandai Lake Roadエリアでは、自然保護や維持を目的として2024年までに生まれ変わる予定です。
シンガポールの4つのワイルドパーク
シンガポールには
- シンガポール動物園
- ナイトサファリ
- リバーサファリ
- ジュロンバードパーク
の4つのワイルドパークがあります。
動物園の夜の姿がナイトサファリ。
現在Jurong Hillにあるジュロンバードパークも2022年にこちらのMandaiエリアに移転し、バードパークとして生まれ変わります。
Mandai Project – Singapore’s home, sanctuary and heritage.
ワイルドパーク観光にお得なマルチパークチケット
シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、ジュロンバードパークの2施設以上に行く場合、「Wildlife Reserves(ワイルドライフリザーブス)Singapore」が販売しているMuiti-Park ticket(マルチパークチケット)がお得です。
まずはそれぞれのパークの入場料とマルチパークの料金を以下にご紹介します。
※2020年2月29日時点の料金(シンガポール国民以外の料金)
- Singapore Zoo(シンガポール動物園)
大人:S$35.10 | 小人:S$23.40 - River Safar(リバーサファリ)
大人: S$32.40 | 小人:S$21.60 - Night Safari(ナイトサファリ)
大人:S$45.90 | 小人:S$30.60 - Jurong Bird Park(ジュロンバードパーク)
大人:S$28.80 | 小人:S$18.90
- ParkHopper Plus(パークホッパープラス)
大人:S$90.25 | 小人:S$69.35
→4つのパーク入場券に以下の乗車券付き。
・シンガポール動物園、ジュロンバードパークのトラム
・ナイトサファリでの英語ガイドトラム
・リバーサファリでのボート
・シンガポール動物園でのカルーセル - 4-Park Admission(4パークアドミッション)
大人:S$80.75 | 小人:S$59.85
→4つのパーク入場券。最大50%お得。
※トラムやボートのチケットはオプションで付けられます。トラムだけで大人10S$するので、トラムを利用する予定があるならパークホッパープラスでいいと思います。 - 2-Park Admission(2パークアドミッション)
大人:S$61.75 – 71.25| 小人:S$40.85 – 50.35
→2つのパーク入場券。
結論としては、
2つのパークに行く→2パークアドミッションチケット
3つ以上のパークに行く→4パークアドミッションチケット
を買うとお得です。
なぜなら3つのパークに普通に入ると大人1人最低でもS$96.30(小人はS$63.90)かかってしまうので、いっそ4パークチケットを買った方が4つ全て行かなくても安くなります。
ただ、マルチパークチケットは7日間の有効期限があるので注意が必要です(1週間以上シンガポールに居ることってあまりないと思いますが念のため)。
また、それぞれ入場できるのは1回です。
ホステルや観光案内所でも値引きチケットを売っていますが、見た限りおそらくセット券の方が安かったので上記で比較してみてください。
しかもナイトサファリは時間指定をして買えるので、当日チケット引き換えに並んでいるうちに希望の時間が売り切れて取れず次の時間まで待ちぼうけ、という無駄も避けられます。
日本で購入できる割引チケット
なんかめんどくさいな…という場合は事前に楽天グループのVoyajinさんで購入しておくこともできます。
オール日本語対応・日本で決済可能なので、英語に自信がなくても安心です。
Voyajinでのチケットの注意事項として、現地ではメール受信できる必要があります。
docomoやsoftbank、auなどのキャリアメールではなく、ネット環境さえあれば受信できるyahooメールやgmailを登録しておきましょう。
ホテルや観光地ではフリーWi-Fiが利用できることが多いですが、シンガポールはプリペイドSIMが安く利用できるのでおすすめです。
こちらも必要であれば日本で購入でき、現地でやり取りする不安もありません。
SIMを差し替える場合はSIMフリーになっているかの確認をお忘れなく!
もっと楽に回りたい場合は「タビナカ」のシンガポール現地ツアーを利用するという手もあります。
それぞれのパークの特徴
平日でも混むナイトサファリ
時間があればすべてのパークを周ることができますが、それぞれのパークもけっこう広く短時間で見るのはけっこう大変です。
とは言っても動物園とリバーサファリ、ナイトサファリは中心部から遠いエリアにあるため、移動時間と交通費を考えるとなるべく1日で済ませたいところ。
我々は半日でシンガポール動物園、リバーサファリ、ナイトサファリを駆け足で周ってきました。
簡単ですがそれぞれのパークの特徴を以下にまとめています。
シンガポール動物園
シマシマシマウマ
所要時間1時間半~3時間。
檻がなく、動物を近くに感じられるデザインの動物園です。
ふいー
頭上でサルが綱渡りをしていたり、カンガルーやシマウマ、マレーバクなどの動物を目の前で見られました。
ツートンカラーがおしゃれ
ホッキョクグマや珍しいホワイトタイガーも居ます。
チョコパリアイスが泳いでる
ぴーん
プレーリードッグが背筋を伸ばして立っている姿は胸キュンものでした!
ごはんあげてた
入口近くの3番乗り場と4番乗り場の間にシマウマやライオンが居るので、はじめはトラムに乗らず歩いて行くのがおすすめです。
リバーサファリ
所要時間1時間半~3時間。
マナティやジュゴン、淡水生物からパンダまで見られるサファリです。
水族館と動物園を足したようなパークでした。
ウロウロし続けるパンダ
怖い顔の魚
ボートクルーズが楽しいそうですが、我々は激しいスコールに見舞われクルーズが中止となっていました。
ボートチケットを買っておいたのに乗れなかった!という場合でも安心してください。
ちゃんとチケット代のS$5分のバウチャーとしてパーク内のレストランもしくはお土産店で利用できます。
パンダまんはあんこかチョコ
そうしてクルーズ代はまんじゅうとドリンクへ。
リバーサファリにはワニもいて迫力がありました!
ナイトサファリ
所要時間2時間~3時間。
夜の真っ暗な動物園を歩き回れる世界的にも有名なサファリです。
ところどころに演出あり
トラムに乗ると楽ですが、ここはぜひ足で周ってほしいところ。
暗闇の中で見つける動物の姿にドキドキします!
居た!
なんか居る(ワラビー)
いないなーと思っても実はよく見ると居たりするのでゆっくり見て回りました。
写真は撮りづらいですが、他ではなかなかできない体験でした。
看板で答え合わせ
ナイトサファリの入口で炎のショーもずーっとやっていて、それもすごかったです。
ジュロンバードパーク
所要時間1時間~2時間
鳥が好きな人におすすめ。
ピンクの軍団はフラミンゴ
とさかがヤンチャなファンキーたち
鳥自体は動物園にも居るので、時間がない方は割愛してもいいかもしれません。
ここだけ場所が上の3つのパークと場所が違うので、4パークのマルチパークチケットを買っておいて、滞在中に時間が余ったら行くというのも手です。
ジュロンバードパークは2022年にシンガポール動物園などがあるMandaiエリアに移転予定ですので、回りやすくなりますね。
シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリモデルコース
もし動物園、ナイトサファリ、リバーサファリを1日で周りたい場合、次のようなスケジュールで行くと余裕があってよいと思います。
我々は昼から移動を始めたので時間がカツカツでした。笑
チケットはマルチパークチケットでナイトサファリを19:15で指定しておくと、夜遅くなり過ぎないので体も楽です。
<モデルコース>
8:00 市内中心部のホテル出発
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UBERやMRT、バスで移動
シャトルバスのチケットを扱っているホテルもありますが、UBERやGrabを使うと便利です。
※MRTとバスで行く場合は後述。
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8:30~9:00頃 シンガポール動物園着(3つのパークが隣接しています)
↓
★ここで天気予報チェック★
リバーサファリはほとんどのエリアに屋根があるので雨が降っていてもそれほど影響はありません。
でも動物園は屋根がないので雨が降ってくるとけっこうやっかいなのです。
天気予報を見てどちらを先に見るか決めるとよいと思います。
リバーサファリの方が最終入場が遅く(スタッフさんによると18時30分)19時まで開園しているので、着くのが遅くなっちゃった!という場合は動物園を先に観ると時間を有効に使えます。
我々はギリギリだったので、「動物園→リバーサファリ」の順で周りました。
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17:30~19:00頃 ナイトサファリまで夕飯タイム
少し高めですが、フードコートのようなレストランがナイトサファリ入口近くにたくさんあります。
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19:00頃 ナイトサファリ入場待ち
入場できる数十分から入場待ちの列ができ始めます。並んでいる間に炎のショーが始まるので、横目に見ながら並んでいる人が多かったです。
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19:15 開園
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20:00 退園
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UBER、タクシー、バスなどで帰路へ。
シンガポール動物園への行き方
最後に、シンガポール動物園(ナイトサファリ、リバーサファリ)への行き方です。
一番簡単なのはUBERやGrab Taxi、タクシーを利用することですが、公共交通機関で行くと安いです。
料金と時間をまとめておきます。
車の場合
UBER:S$25-41/30分
Grab :S$20-50/30分
タクシーも同様ですがこれより少し高め。
公共交通機関の場合
MRT:中心部から30~45分/S$1.69
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Khatib駅出口A
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Khatib駅Exit A Pick Up Pointからシャトルバス利用:15分/S$1
※運賃は変わる可能性があります
20分に1本
こんなバスです
内装がかわいい!
↓
シンガポール・ズー
帰りはシャトルバスがないのでバスでYio Chu Kang(イオチューカン)駅かAng Mo Kio(アンモキオ)駅まで路線バスに乗り、そこからMRTで戻ることになります。
シンガポールはバスの路線が多くて分かりにくいので、不安な場合はタクシーやUBERを使った方が無難です。
ネットが使えればGoogleマップのルート検索で利用するバス番号も案内してくれるので、我々は迷わずバスで帰れました。
やっぱりネット環境があるってありがたいです!
シンガポールではGoogleマップをかなり活用できたので、現地SIM(その記事)や海外Wi-Fiレンタル でネット環境を手に入れておくと移動にとても役立ちました^^
安全と言われるシンガポールですが、夜遅くの帰宅には気を付けてくださいね。