日本人の心に根付く桜。
桜の季節になると、どことなく喜びと愁いを帯びた気持ちに心がむずむずとします。
そんな桜を、比較的穴場なお気に入りの桜スポットで撮ってきました。
東中野駅から巡る神田川の桜
桜の名所というとどこも混雑しているものですが、ここ東中野駅から東にある神田川沿いの遊歩道は比較的落ち着いています。
東京で川沿いの桜と言えば目黒川が有名ですが、私はこの神田川沿いの桜が好きです。
元々は前職で外勤をしていた時に同僚の方に教えていただいた場所です。
よくここを歩いて仕事に向かい、春先にはこのような見事な桜を愛でていました(2シーズンでしたが)。
川のせせらぎと鳥の声を聞きながら歩く桜並木は絶好の癒しスポットです。
今年はコロナの影響で飲食を伴う長時間の滞在は禁止。
そのおかげとも言えますが、人混みもなくゆったりと桜を見ることができました。
撮影日は2021年3月26日。
今年は春の訪れが早かったこともあり、既に桜は満開です。
ピークを過ぎ、これからは散り桜が川に浮かぶ美しい様子を楽しめそうです。
こんな道でジョギングしたら目にも楽しいですよね。
総武中央線との相性も抜群。
一斉に散る姿もさぞ美しいことでしょう。
この辺のマンションは窓から桜が見えていいですね。夏はセミも多そうですが(笑)
私の祖父母はどちらも春先に他界しました。そのこともあって、私の中では桜と死が結びついています。
桜の季節は春の力強さと人の命の儚さを感じ、なんとも言えない気持ちです。
私も死ぬときはこんな桜の中で花びらに包まれるようにこの世を去れたらいいなと思います。