東京西部、埼玉県との境界に隣接する多摩湖。
そこには日本ではないような光景が広がっていました。
西武多摩湖からすぐの楽園
西武多摩湖駅を出て歩くこと数分、この景色に出会えます。多摩湖です。
多摩湖は東京都東村山市の北に位置し、埼玉県と接しています。すぐお隣には狭山湖もあります。
撮影日は冬真っ盛りの1月ということもあり、富士山が白く荘厳にたたずんでいました(タイトルにそぐわず思い切り日本ですね)。
富士山の与える日本魂の威力を感じつつ、多摩湖の湖岸を歩いて行きましょう。
湖岸は広い遊歩道になっており、ソーシャルディスタンスも十分に保てます。
取水塔と湖のコントラストが美しい
多摩湖駅側(湖の北)から湖岸に沿って南下すると、丸い2つの屋根が見えてきます。それらが取水塔です。
これらの名称は「村山下貯水池第一取水塔」と「村山下貯水池第二取水塔」といいます。手前が第一、奥が第二です。
多摩湖だけど「貯水池」なんですね。かつては池だったのでしょうか。
※一般的に水深5m以下の場合は池、水深5~10m以上であり比較的大きな湖沼を湖と呼びます。(by Wikipedia)
この西洋風の取水塔と湖の組み合わせが、フィンランドの光景を彷彿とさせます。
都心からそれほど遠くない場所でこんな景色に出会えるとは思いませんでした。週末のおでかけにぜひ一度訪れてみて欲しい場所です。
なお、この時は多摩湖の北にある多摩湖駅から南下しましたが、西武多摩湖線「武蔵大和」駅で降りると取水塔が近いです。
狭山・境緑道で三鷹まで歩いて行ける
ここからはおまけです。
多摩湖からは「狭山・境緑道」という遊歩道が整備されており、三鷹方面までずっと続いています。
自転車も通れるように整備されており、サイクリングロードとしても絶好のコース。
今回はこちらを使って三鷹まで歩いて行きます。
道幅は狭いところもありますが、基本的には人や自転車がゆったりすれ違える広さがあります。
ジョギングをしている方も多くいらっしゃいました。
全長は10km。がっつり歩いたり走ったりするにはいい距離ですね。
街路樹には桜が植えられているところも多く、桜の季節には絶好のお花見ウォークができそうです。
西武線を見送ります。
かわいい猫さんに出会いました。この辺りで可愛がられている子のようです。
日なたでポカポカ気持ちよさそうにしていました。
距離は長いですが、道が整備されているので歩きやすいです。この時はあえて土手の名残らしき上を歩いて行きました。かつては川が流れていたのかも。
途中、IKEAとスタバを発見。
スターバックスとかかなり作り込んであって感動。
1階のシルエットのドタバタした惨状が気になります(笑)何が起こっているんだ。
黙々と歩いていると気付けば緑道もあと200m。
武蔵境方面の出口に到着しました。
途中軽く走ったりもしましたが、約1時間半で到着。
桜の季節にまたセットで訪れたいと思います。