神田川沿いの気になるあんみつ屋さんに行ってみた
仕事先の通り道にとても気になる和菓子屋さんがあるのです。
気になっては前を通り過ぎる日々でしたが、今回ほど良く立ち寄る機会が。
あんみつその他もろもろが美味しかったのでちょっとご紹介。
お店の目の前は神田川の桜並木
場所は高田馬場、小滝橋交差点から神田川沿いの小路を少し歩いたところです。
春になったら120%桜がきれいな場所。
紺のれんと赤茶のベンチが目印です。
小滝橋方面からだと看板もあるのですぐ分かります。
ザ・和菓子屋
「豆寒天」の貼り紙の色褪せ具合に年季を感じます。
さすが大正3年からの老舗。
ところで入り口の横に気になる写真が。
かわいい工場長さん
工場長さんの尊顔でした。
足が少し悪いそうです。無理せず長くがんばってください!
青いマークはTokyo Food Hygiene Miesterという、“外国人の方に対して安心・安全な食品を提供するお店”と東京都が認めたお店に対して発行しているものだそうです。ほー。
あんみつと求肥がいっぱい
ぎゅうひ、好きだ
店内はショーケースと、4人がけくらいのテーブルが一つあります。
外でも食べられるのかなきっと。
しばらくすると工場長さんが店頭に出てこられました。
そうです、あの写真のかわいい工場長さんです。ご本人もかわいいです。
さくらは春限定
突然ですが、求肥(ぎゅうひ)、好きですか?
ふくねこは大好きです。
あの柔らかく素甘を甘くしたような噛みごこちと味わいが大好きです(素甘も好きです)。
入り口にあった風流なもの
求肥を考えたひと、あんみつに求肥を入れたひと、あなた方は天才です。ありがとう。
イートインは4時半まで
今回は春限定の『さくらあんみつ』と『じげん餅』、『懐中しるこ』を持ち帰りにしました。
冷蔵品ですが、保冷剤を付けてもらえます。
スプーンも付けてくれるので、川沿いのベンチで桜を見ながらあんみつタイムというのもできます。
きっと最高。
さくら餡あんみつを実食!
赤い敷物は自前です
帰宅後、早速あんみつをいただいてみました。
あんみつ食べるのなんて何年ぶりだろう。
そう言えば子供の頃は生協でフルーツあんみつの缶詰を箱で買って、お風呂上がりに食べてた気がします。懐かしい。
それぞれが自国を守っている
パッケージは冷やし中華方式で、具材が上に分けられて乗っています。
さくら餡、求肥、赤エンドウがそれぞれの民族で一丸となって暮らしている。
この中で、さくら餡と求肥は独立してやっていけそうだけれど、赤エンドウは彼らだけで地位を築くのは少し厳しそうである。
そんなことを考えながら寒天の水を切り、自国のエリアで暮らしていたトッピングたちをご対面。
赤エンドウは世渡り上手
寒天という広い大地に降り立ったさくら餡、求肥は少し戸惑いながら寒天に身を寄せていました。
赤エンドウは寒天の隙間に潜り込み、ちょうどしっくりはまる場所へ。赤エンドウ、君は世渡り上手だったのか。
懐へ入り込む赤エンドウ
仕上げにみんなのまとめ役として黒蜜を投入。
黒蜜に染まることで、器の中で一体感が生まれたようです。
肝心のお味ですが、寒天はコリッブリッとし、求肥はモチギュウ、そこへ濃密な黒蜜と赤エンドウの塩気が合わさって、大変美味しゅうございました。
今度はちゃんと器に盛って食べたいと思います。笑
あんみつ以外も美味しい
これがお汁粉に大変身
お湯を注ぎ、お汁粉でいただく懐中最中。
かき混ぜてお汁粉化させていて、気付いたら写真撮る前に食べてしまっていた…笑。
そのくらい美味しいです。
パパも欲しかったよ
むげん餅は京都の阿闍梨餅を思い出しました。
今川焼(回転焼/大判焼/甘太郎)を薄くして皮をモチっとさせた感じのもの。
皮と餡子のバランスが良く美味しかったです。
あんみつは各種432円(税込)です。
神田川のお花見の際にはいかがでしょう( ´ ▽ ` )ノ