ひとたびその匂いを嗅げは問答無用で「うん今日はカレーだな」という気分になる魅惑の食べ物、カレー。
スパイスの少し焦げたようなかぐわしい香りに引き寄せられる様は、さながら花の蜜に引き寄せられる蝶のよう。
(単に食べたカレーの話です。)
行列のできる老舗カレー店「まめ蔵」
日本人の国民食としての地位を獲得したカレー。
その種類も欧風やインド、ネパール、はたまたお蕎麦屋さんの和風カレーなど様々です。
年数がいい感じに消えてるけど「1978」
1978年から続くここ「まめ蔵」さんで食べられるのは、ガツンとスパイスの効いたエスニックなカレーではなく、欧風カレー。
お店の前で既にもんのすごくいい匂いがします。
前回の教訓を生かしオープンの11:00に合わせて来店。
10分前はまだ誰も並んでいませんでしたが5分前になると人がパラパラと増え始め、開店直前には10人ほどお客さんが並んでいました。
並んでても意外と入れる
天井の梁がいい感じ
11:00を少し回り、いよいよ開店。
店内は割と広く、30人近く入れそうな席数です。
実際に初めに並んでいた方々は全員最初のターンで入れました。
かわいいおもちゃ
前回と同じくキッチンとレジ近くの奥の席へ。
より一層カレーの香りが楽しめます。うはあ、たまらん。
4か国語対応のまめ蔵のメニュー
このメニューはゴールデンウィーク仕様
まめ蔵に来るのは約2年ぶり。
前回からそんなに時間が経っていたとは。大人になるって恐ろしいです。
GWに行ったらメニューがGW用になっていました。
ただ基本的なメニューに変わりはなく、変わったところといえば「スペシャルカレー」が固定メニューというくらい。
(平常時はポークやビーフを選べる。)
固定でも一番単品の値段が高いビーフに設定してくれているのがうれしいです。
ただ2年前より全体的に値段が上がっていました。物価高騰の余波ですね。
ページをめくると英語、韓国語のメニューも。
さらには中国語のメニューもありました。
確かに帰国してからここ最近、吉祥寺で韓国や中国系の方を見かけることがすごく多いです。
ペプシコーラって百事可乐って書くんですね。ヨーグルトの酢奶は何となく把握。
卵につられてスペシャルカレー
頼んだのはスペシャルカレー。
野菜もお豆もビーフも全部入っているうえにゆで卵が乗っている盛りだくさんなカレーです。
そう、この卵はゆで卵であり半熟ではありません。
前回は何食べたっけなと以前の訪問記を見てみたら、同じメニューを頼み同じ勘違いをしていました。
文章がへたっぴ
人間て成長しない。
まめ蔵さんはメニューを多言語対応にして成長しているのにふくねこの時は止まったままでした。
とは言え、スペシャルカレーのこのビジュアルは食欲をそそります。
野菜の彩に肉の塊。
ごはんの山の山頂に鎮座するゆで卵が神々しい。
お豆さんもしっかり存在。
あたたかいプチトマトは食感と味わいが楽しいです。
問題の固ゆで卵。
これはこれで好き。
ルーは前より辛さが控えめになった気がします。
そんなちょっと物足りないときは特製香味七味と辛口七味でお好みのアレンジを。
そして注目すべきはこのたっぷりの福神漬け。
ルーを多めに消費しがちなふくねこ。福神漬けがあると「ああ、これでご飯が残っても安心だ」と無計画に心置きなくカレーを食べ進めることができるので、全国のいや全世界のカレー屋さんどうか福神漬けをお願いします。
【お店の情報】
営業時間:11:00~15:00、17:30~21:00
定休日 :なし(不定休)
※注文してからカレーが出てくるまでそこそこ時間がかかるので、時間に余裕を持った来店をおすすめします。