
フランス第6の都市ナント。
フランス国民が住みたい街ナンバーワンに選ばれているそうです。
ラ・マシンの象やギャラリーに行った後は街歩きでフランス国民に人気の都市を歩いてみました。
- 聖十字架教会(Église Sainte-Croix)
- ブルターニュ侯爵城(Château des ducs de Bretagne)
- ナント・サンピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre-et-Saint-Paul)
- エルドル川沿いベルサイユ通り
- ジャポネ・ド・リル・ド・ヴェルサイユ庭園(Jardin japonais de l’Île de Versaille)
- 聖ニコラス教会(Basilique Saint-Nicolas)
- ナントは落ち着いた素敵な街
- 泊まったホテル
聖十字架教会(Église Sainte-Croix)

近過ぎて全貌を撮れず
まずはかっこいい時計塔が目印の聖十字架教会へ。
ミラーレス一眼を出すのをめんどくさがって携帯で撮ったら画角が狭く全体が収まりませんでした。
広角に撮れるレンズって地味に有効。

入口は正面の扉に向かって右側です。

教会の内装に派手さはありませんが、とても落ち着く教会でした。
続いて東方向に進み、「ブルターニュ侯爵城」に向かいます。
ブルターニュ侯爵城(Château des ducs de Bretagne)

街中をお城の方へ歩いていると、ドラクエ的なものが見えてきました。

砦のこの形が好きです
一目で見て「お城だ!」と分かる形状です。
今更ですが「シャトー」ってフランス語でお城のことですね。

あの橋から入れるようです。
お堀の周りも公園になっていました。

あの先から入場料がかかるのかな?
どこでチケットを買うんだろう?
と思ってドキドキしながら入りましたが、この中は自由に入れました。
建物内に入るにはチケットが必要になります。

入ったら広場。
左の白い建物はレストラン、正面の茶色い建物は企画展のミュージアムでした。

お城は入って右手のこの建物。
かっこいい。

チケット売り場は控えめに城壁に登る階段の手前にありました。
お城に入るチケットは大人一人8ユーロ。
他の場所も入れるチケットは10ユーロでした。
手荷物は返金式(1€か2€コイン)のロッカーに預けます。
ただ、コインは使わず受付でコインの代わりになるプラ製のコインを渡されたのでそれを使いました。
きれいなトイレもあって助かりました。

ミュージアム(お城の中)への入口はチケット売り場のお隣のショップの端っこにあり、ちょっとわかりづらいです。
入口には係の方が待機しています。
チケットを見せてバーコードを読み込んでもらって入場。

RPGだとイベントが生まれるやつ
お城の中にはかつて使われていた剣も。
ドラクエとかだと
ふくねこは「古びた剣」を見つけた!
サブキャラ「これは今は装備できないようだ。・・・今は。」
などという意味深な展開になって伏線を引いておいて、後々他のアイテムやイベントを通して重要な武器に生まれ変わるやつです。

これも重要アイテムっぽい
こちらは映像の横で展示されていました。
映像の中で見る限り、何やらこのナントやお城にとって重要な位置づけのもののようでした。
フランス語なので雰囲気しか理解できませんでしたが興味深かったです。

他にもたくさんの展示がされていました。
30室以上部屋があってとにかく広い!

本とか

昔使われていた品々

コンパスなどの航海用具

フリフリの重そうなドレス

お金勘定の何か

お金を重さで確認する器具

いつの間にか最上階まで上がっていました。

展示室の番号が上がるにつれて現代に近付きました。
途中、第一次世界大戦のことも。
歴史には戦争がつきものですね。

展示を全部見たらとけっこう疲れました。
早く見て1時間くらい。ボリュームありました。
せっかくなのでお城の外壁も登ってみました(無料)。

景色は大したことなかったのですが、お城が見渡せました。
ナント・サンピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre-et-Saint-Paul)

お城から真北に進めば「ナント・サンピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre-et-Saint-Paul)」があります。
大きな教会です!

だいぶ離れてやっと全体が収まりました。

施された彫刻が見事です。
細かいなあ。

ほぼ同じ彫刻に仕上げられているのは手作業なのかテクノロジーなのか…。
いずれにせよ素晴らしい技術。

堂内は天井が高く、荘厳な空気が漂います。

ステンドグラスから入る光が優しかったです。

正面の入口扉の裏側も古めかしくて素敵でした!
エルドル川沿いベルサイユ通り

ナントの中心を南北に流れる川がエルドル川です。
この川の西岸は「ベルサイユ通り」という名前が付いています。

川沿いは遊歩道になっていて、気持ちよく歩けます。

フランスの紅葉もきれいです。

ベルサイユ通りに見つけたパン屋さんでサンドイッチを買いました。

このバケットサンド、めちゃくちゃ美味しかったです!!
パンも美味しいし具材もソースも美味しい。
一口食べては「あー美味い!」「美味しいー」2人して言っていました。
サンドイッチは4.2ユーロでした。
大きくてお腹が満たされます。おすすめ。
ジャポネ・ド・リル・ド・ヴェルサイユ庭園(Jardin japonais de l’Île de Versaille)

ベルサイユ通りをまっすぐ北に行くと日本庭園があります。
ホテルの受付で教えてもらったので行ってきました。

入ってびっくり。
日本だ。

紛れもなく美しい日本庭園。
池には鯉も泳いでいました。

淡水水族館のような水槽があるエリアの脇には日本語の墨汁で書かれた看板。
誰が書いたんだろう?

久々に日本を感じる風景を目にして落ち着きました。
やっぱり日本は素晴らしいです。
聖ニコラス教会(Basilique Saint-Nicolas)

最後にホテルに戻りつつ、街の中心部にある聖 ニコラス教会へ。

ナントの街並みにの中にこの大きな教会が佇んでいます。

近付くとその大きさに圧巻。
こんな教会が市街地にあるのです。

教会内は夕暮れの暖かな光に包まれていました。

教会の近くには王宮広場もあり、市民の憩いの場になっていました。
ナントは落ち着いた素敵な街

ナントを1日周ってみて、街全体が静かで落ち着いているなという印象です。
観光客も少なかったです。
どこにでも見かけるチャイニーズの団体をナントではまだ見かけていません。
観光客が少ないからフランス国民に人気なんですかね(^-^;
すごく居心地の良い街でした!
泊まったホテル

ナント2泊目も1泊目と同じく中心部から西に外れたエリアに泊まりました。
「アミラル」という綺麗でおしゃれなホテルです。

トリプルしか空いていなかったのですが、2人でも3人でも値段が変わらないのが辛い。笑

フロントの対応も良くて設備も清潔だったので大満足です。

洗濯もできた
この日は3日分溜まってしまった主人の衣類を洗濯。
洗剤が手洗い向きじゃないのか、指紋が薄くなってスマホの指紋認証がされにくくなってきました。
コインランドリーがあって安かったら使いたいのですが見つからない。
翌日の朝食は11ユーロと高かったので付けず。
スーパーで買ったヨーグルトを食べて、バスでレンヌに向かいます。