カディスに着いた11月9日(木)。
カディスではアパートメントに2泊しました。
鍵を受け取れるのが14時以降だったので、それまでバックパックを担いで街中をウロウロ。
街も良かったのですが、泊まったアパートメントがびっくりするくらい素敵でした!
カディスの旧市街を散策

バスでも通った場所をもう一度
まずはバス停から旧市街の入口をくぐって街の中心へ。

ごみがほとんどない
旧市街らしい、細い道が入り組んだ街並みが続きます。
たいていの道はごみも落書きもなくきれいです!

もの悲しさを感じる
メッセージが添えられた花が飾られていて、気になって後で翻訳したら次のような内容でした。
“Please do not take the flowers. They are set for something very dear, it does not hurt anyone. thanks.”
何かの事情を感じるメッセージでした。

風が強い!
カディスの11月は「肌寒いけど日差しが暑い」という難しい気候でした。
風は冷たいし朝晩はダウンを着ている人が居るくらい寒いけど、日中お日様が出ると半袖の人も。
外歩きをしていても暑くなったり寒くなったりするので、前が開く暖かめの上着が活躍します。
何だろうと思ったら市役所的な建物
あと、海に囲まれているため風が強いです。
髪の毛が一方向に持って行かれます。

鐘楼が目印
このお役所の横に教会があったので入ってみました。

神々しいです
小さいながらも素敵な教会。
旅の安全をお祈りしてきました。
カディス大聖堂で12kgの荷物と塔に登る

大きい!!
カディスはわりかしコンパクトな街なので歩いて観光しやすいです。
旧市街にはバスも走っていないので、おのずと徒歩での観光がメインになります。
まだチェックイン時間までけっこうあるので、カディス大聖堂にも入ってきました。

大きなパイプオルガン
入るときに前にかけていたリュックの点検がありましたが、バックパックはスルー。
あやしいやつらとは思われなかったようです。
入場料は5€でした。
音声ガイドも付いてきます。

メインの礼拝堂
入るときに「あ、ナイフはない?」とだけ聞かれました。
飛行機に乗った時に機内食に付いてきたプラスチックのフォークとナイフ、スプーン(再利用してます)はバックパックに入っていましたが、まあこれはよいでしょう。
日本語の音声ガイドはないので英語をがんばって聞きながら堂内を歩く。




バックパックを背負って歩くのは周囲に迷惑だし重いので、ベンチに置いて主人と交代で中を回りました。

この地下は何だかただならぬ雰囲気を醸し出していました。
ドキドキしました。

それにしても暗い場所はスマホの方がよく撮れます。
ミラーレス一眼のオートは明るくしたがってブレるのでモードを変える必要があるのですが、ついそのまま撮ってしまうのが原因です^^;

この大聖堂は左の鐘楼に登ることができます。
お得なことに、大聖堂のチケットと共通で入れちゃいます。

こんならせん階段をぐるぐる登っていきます。
上に行くにつれてだんだん狭くなっていました。

もう勘弁!
と思ったあたりでようやくてっぺんに。

登ってきた甲斐がありました!


白く美しい町並みを見渡すことができました。
登ると海に囲まれていることがよく分かります。

重かった!
それにしても、12kgはあるバックパックを背負っていたのでしんどかったです。
重さの原因は500gくらい残っていたお米と飲み物なんですけどね。
いつもは10kgちょいです。

がんばりました
評価最高のアパートメントで思わず延泊

ちょうど鍵を取りに行ける時間になったので、鍵の受け渡し場所であるこちらへ。
「Too many aparts」というお宿なのですが、鍵はこちらで受け取ることになっています。
鍵を受け取り、説明を受けたらアパートの方へ。

受付をした建物から角を一つ曲がった道路に今夜泊まるアパートがありました。
お隣がホステルでちょっと安心。

鍵を開けて「!!!!」
なんだここはー!!!

本当にアパートメントで、ベッドルーム、リビング、キッチン、バスルームに納屋(横文字で何て言うの)までありました!

しかも家具や照明が全部おしゃれなのです。
たぶんIKEAが多いと思いますが、おしゃれに見えるのです。

アイロン台まであった

キッチンには冷蔵庫はもちろん電子レンジ、トースター、食器洗い乾燥機まで。
棚にはカトラリー一式と鍋、フライパン、大小のお皿にコップにマグカップ完備です。
調味料こそないものの、短期でもちょっとしたごはんなら作れます。

洗濯機だー!!!
そして感動の洗濯機とのご対面。
手洗いしなくていいのが最高にうれしいです。

リビングにはくつろげるソファーが2つもあり、しっかりしたダイニングテーブルもありました。

この時計欲しい

うれしくてにやけてる
バスルームも広くてきれいでした。
アパートメントですがタオルが付いていました。

住むことを目的に作られているだけあって、とても快適な空間です。
やっぱり「家」の空間は落ち着きます。
ここ、本当は1泊で次の土地へ出る予定でしたが、あまりに居心地が良すぎてもう1泊延泊させてもらったのでした。
再び街歩き

部屋に後ろ髪を引かれつつ、再び近場の観光に出かけました。
その前にちょっと腹ごしらえ。
朝ごはんをいっぱい食べたものの、朝から2.3km以上歩いたりバックパックを背負って歩き回ったのでお腹が空きました。

メニューの写真に惹かれて注文したバケットサンドはミニミニサイズでした。
10cmないくらいのかわいいサンドイッチでしたが美味しかったです。

Plaza de las floresという広場の前にあるこの建物はなんと郵便局でした。

夜にはこんな感じになっていました。
お花屋さんが遅くまで頑張っています。

タヴィラタワーと名のついたこのタワーは街中に突然現れます。

大聖堂の鐘楼に登ったので登らなかったのですが、ここからの眺めもとても良いそうです!

カディスのミュージアムもありました

海が見える

作った人に会いたい

日陰は寒い
道が入り組んでいてまっすぐに進めないので、近いように見える場所が意外と遠かったりします。

公園で見つけたモニュメント

裏に見えるのがツーリストオフィス
ツーリストオフィスの近くではイベントの準備をしていました。
夜行ってみたら人だかりができていて、近づくと弦楽器のミニ楽団が演奏を撮影中。
結局よく分からないまま帰ってきました。

美しい景観の街です
スーパーの美味しい夜ごはん

2個目は半額1.25€
夜ごはんはせっかくレンジやら何やらがあるので、近くのスーパー「カルフール」に寄って調達してきました。
このイカ墨のパエリアは意外にボリュームもあって美味しかったです!

モッツアレラが伸びた
この冷凍ピザも、オーブンはないもののレンジで温めて食べたら最高でした。

持っていたカリフォルニア米も無事お鍋炊飯に。
たっぷり浸してから炊いたのでわりかし美味しく食べられました。
残りは翌日ケチャップライスにします。
治安が良さげな街、カディス

夜19時過ぎにも少し出歩きましたが、街中は人々で賑わっていました!
やっぱりごみが落ちていなくて落書きがない街は治安が比較的良い気がします。
リスボンの件で警戒心が強くなって周囲に気を配っているので何とも言えませんが、昼、夜歩いた感じでは雰囲気の良い街です。
スペインの中では治安が良い方なのかもしれません。
ただ表面的な部分しか見えていないだけかもしれないので、気を抜かずに明日も楽しんできます。