ニュージーランド南島での移動は長距離バスを利用しました。
InterCity(インターシティ)社からFlexiPass(フレキシーパス)という時間制の切符が発売されており、普通に買うよりかなり安く移動できました。
FlexiPassについて
おねーさんありがとう!
InterCity社の取り扱うFlexiPassは、15時間~80時間まで自分の旅のスケジュールに合った移動時間分を買えるお得なチケットです。
バス停間の移動時間は標準的な時間で設定されており、渋滞があってもその分追加されることはないので安心。
ただ、FlexiPassの購入方法は簡単なのですが、買ったものの空席がなかったらどうするんだろうと不安でためらいがあり、クライストチャーチのi-Site(インフォメーションセンター)で聞いて購入しました。
ものすごく親切に教えてくださり、ほぼ代行して買ってもらったような感じに(笑)。
なおバスの予約はFlexiPassを購入した後に乗りたい便を指定するので、ある程度時間に余裕がある方におすすめです。
(もちろんあらかじめ空席を調べておくこともできます。)
FlexiPassの買い方
InterCityのサイトにアクセスします。
(画面はスマホ版です。)
この画面から通常のチケットを予約することもできます。
FlexiPassを買う場合は左上の「≡」をクリック。
するとメニューが開きます。
「New Zealand Bus Passes」をクリック。
FlexiPassを選びます。
TravelPassはバスとツアーのセットのようなタイプなので、観光込みで予約したい場合はTravelPassという選択肢もあります。
FlexiPassを選ぶと、どの時間分のパスを選べる画面が出ます。
15時間〜80時間の中で、自分の予定に合う移動時間分のチケットをクリックします。
長時間になるほど1時間あたりの金額が安くなる仕組み。
右下の緑の吹き出しマークを使うとチャットで質問できるようです。
パスは1年間有効なので、長期で滞在するなら長めのを買っておいて気ままに旅するのも楽しそうですね。
時間が足りなくなった場合は追加で購入もできるのですが、時間単価が高めです。
私たちのルート(クライストチャーチ→テカポ→マウントクック→クイーンズタウン→ダニーデン →クライストチャーチ)だと18.5時間だったので、20時間のチケットを購入しました。
(クレジットカードで購入できます。)
ルートの所要時間は下のマップから確認できますし、InterCityのサイトでも調べられます。
こちらからPDFを開けます。
InterCityのサイトにはルートの所要時間の例がいくつか載っているのですが、これらはあくまで例なので、ここしか使えないわけではありません。
南北を縦断すると60時間がいいみたいです。
「BUY」をクリックすると、パスがカートに入ります。
あとは乗客の詳細(名前、電話番号、メールアドレスなど)を入力し、支払いに進めば購入完了です。
Rewards Memberのログインが上の方にありますが、ここはスルーして下の方にスクロール。
ここから入力します↓
ここで入力するアクセスコードはFlexiPassを使うときのアクセスコード(パスワード)になります。
InterCityからのメルマガ的なものを受け取る場合はこちらをチェック。
チェックしなくても大丈夫ですが、リピーターならチェックしといて損はないかも。
(登録しました。笑)
支払いが完了するとPass Number、Booking referenceが発行されます。
「My Pass」から自分の予約状況や、あと何時間残っているかなどを確認することができます。
FlexiPassで予約する
FlexiPassで予約するにはFlexiPassのReference番号と設定したアクセスコードを入力します。
分からなくなったらトップの「Manage Booking 」のタブに戻ると分かりやすいかと思います。
予約するときにカートに入れるような作業になりますが、「Pay by FlexiPass」を選ぶと(FlexiPassを持っていると自動的に選択されてる)、支払いが0ドルになるのでそのまま支払いを進めると予約が完了。
バス停の場所や何分前までに行かなければならないか、荷物の量についても予約の詳細に書いてあるのでその通りに行けば大丈夫です。
InterCity社以外のバス(GreatSightsなど)が代行する場合もありますが、それも予約ページから見ることができて分かりやすいです。
予約は出発の2時間前までなら変更可能ですが、乗り送れるとその分消費してしまうのでご注意ください。
自由席なのでバス停には早めに
クライストチャーチのバスターミナル
InterCityのバスですが、特に主要都市の始発から乗る場合は早めバス停に行った方がいいです。
自由席なので早く行かないとバラバラの席になったり、狭い席になったりします…。
緑と白が目印
15分前に行ったらもうすでに8割くらいの乗客が乗っていました。
悠長に朝ごはんをターミナル前のスーパーで買っている間に…(笑)。
座席は確保されているので座れないことはありませんが、横並びで座りたいときは早めに行くのが吉です。
InterCityバスの乗り方
乗るときは運転手さんに名前言うだけでOKです。
めちゃくちゃ楽!
運転手さんはスマホのようなデバイスで名前を確認していました。
荷物をトランク預ける場合は行き先を言えば格納してくれます
ニュージーランドのバス旅は最高
ニュージーランドは車窓からの景色がきれいなので、長距離のバスもそれほど苦になりませんでした。
バスはWi-Fiが使えるし、トイレもあります。
羊がたくさん見れたのも良かったです!
ニュージーランド旅行の際にはぜひ利用を検討してみてください。
ちなみにテカポの星空ツアーは日本から予約できるなら予約して行った方がいいです!
現地で当日申し込もうとしたらいっぱいだったので高いツアーしか空いておらず、自力で山を登ったらゲートが占められていました…。
その時の話はこちら↓
日本語ガイドの付くタビナカさんでテカポのツアーを扱っているので、候補に入れてみてください^^