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ティネリールからマラケシュへ!リアドでミントティーの淹れ方を学ぶ

#世界の猫探し245~246匹目
11月19日(日)の朝。今日はマラケシュに向かいます。

ティネリールからマラケシュもなかなか遠かったですが、宿泊したリアドがとても素敵で癒されました。

そしてモロッコのミントティーの淹れ方も教えてもらいました!

CTMのバスでマラケシュへ

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また乗ることはあるのだろうか

朝はのりこさんが早めにご飯を用意してくださったので、ちゃんとご飯を食べていけました。
ありがたいです。

CTMのバスに乗るため再び乗り合いバスでティネリールの街へ。
割とすぐに来てくれたので余裕で間に合いました。

荷物チケット一人5DHを購入してタグをつけてもらい、バスを待ちます。

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始発ではないこともあり、10分遅れの8:55頃バスがやってきました。

モロッコのバスももう慣れたものです。

荷物をトランクに預けてシート番号を確認して座席へ。

我々の席に男性2人組が座っていましたが、これも慣れたものでチケットを見せて着席。

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バスは延々とあまり良いとはいえない道を走っていきます。

揺れるからなかなか寝れない。

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途中、25分くらいの休憩が2回ありました。

現金があまりないのでクッキーとポテトチップスをお昼ご飯代わりに。

そして道が山道なので酔う人は酔います。

しんどいです。

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街が近付くとだんだん道がきれいになっていきました。

マラケシュ市内に入ると見違えるような景色。

バスは中心地から外れたマラケシュ鉄道駅近く、CTMのバスターミナルに到着しました。

旧市街近くのGare Routiereに止まるかと思っていたので、予定外でした。

バスターミナルから市バスで中心地へ

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245:ふさふさミケちゃん

歩いて旧市街まで行くと2.4kmで30分ちょっとかかるようです。

荷物がなかったら歩いてもいいのですが、日も暮れてきていますし、バックパックを担いで歩くのは大変そう。

とりあえず大通りまで出て何かしらの移動手段を使うことにしました。

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246:夕暮れのクロネコ

駅前の大通りに出たらちょうどバス停にバスが!

地図を見せて「Gare Routiere?」と聞いてみたら行きそうな雰囲気の答えだったので乗ってみました。

1人4DH。

無事に目的地近くのバス停まで行けました。

タクシーを使わずに安く済んでよかったです。

迷って着いたリアド・ダールディアルコウム

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ウェルカムのお菓子はちょっと独特の味

そこから予約していた宿「リアド・ダールディアルコウム」まで歩いて行ったのですが、場所が分かりにくかったです。

Googleマップではたどり着けず、予約時に送ってくれた住所とヒントを見て何とか見つけられました。

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すごい部屋だった

ここはフランス人のオーナーさんがリアドを買い取り、ホテルとして経営されているそうです。

ホスピタリティに溢れたオーナーさんで、地図でたくさんおすすめを教えてくれました。

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バラだらけ

おすすめの他にも注意点として

・フナ広場(マラケシュの有名な観光場所)のジュースは安いけど水道水で割ってるから飲まないほうがいい

・子供には着いて行っちゃだめ

・偽ガイドに気を付けて

・迷ったらお店の人に聞くのがベスト

・フナ広場のヘナタトゥーは低質で皮膚によくない

など、住人ならではのアドバイスをいただきました。

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とにかくバラ

20分くらいじっくりお話しした後に案内いただいたお部屋がこれまたびっくり。

バラ散るロマンチックなお部屋でした。

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フルーツはご自由に

部屋のフルーツやパティオにあるドライフルーツは自由に食べていいそうです。

ドライフルーツがまた美味しかったです!

しかもミントティーやコーヒー、お水はいつでもお願いすればフリーで飲ませてくれるという素晴らしい環境でした。

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シャワールームにもバラ

シャワーは排水がいまいちで水が溜まりがちでしたが、歴史ある建物なので仕方ないですかね^^;

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照明がかわいい

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いい匂いでした

シャンプー、ボディジェル、ボディミルクもこだわっていて、アルガンオイルなどを配合しているものだそう。

匂いにも癒されました。

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窓からはリアドの中庭が見えます。

共有スペースもたくさんあって、部屋の中に限らず外でもくつろげます。

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エアコンも完備

この部屋が予約時にラスト1室で、実はトリプルルームでした。

どおりで広いと思った。

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照明や内装はオーナーさんが選んだものだそうです。

どこもかしこも素敵なインテリア。

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やさしい光

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テラス

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踊り場の可愛すぎるライト

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共用スペースのソファー

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中庭のミニプール

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家族団らんできそうな部屋

こちらのホテルのコンセプトは「このリアドはあなたの家」だそう。

だからお茶もコーヒーもいつでも飲めるようにしてくれてるのかな。

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大きな中庭の奥にはさらにもう一つパティオ。

部屋は全部で7つだそうです。

翌日のチェックアウト後に流れで他の部屋も見せてもらえたのですが、どのお部屋も素敵でした。

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オーナーさんは昔日本でティーセレモニー(たぶんお茶の作法のこと)を見て大変感動したそうです。

ふくねこたちにも

「ミントティーの淹れ方を見たことある?ハジャ(女中さんのお名前)!見せてあげて!」

と教えてくれました。

ミントティーの淹れ方

  1. お茶の葉(緑茶だそう)をポットに入れる
  2. ポットを火にかける
  3. 沸いたら火からおろし、ミントの生葉を入れる
  4. たっぷりの砂糖をポットに入れる
  5. コップにお茶を注ぎ、ポットに戻す

少し蒸らして出来上がりです。

これが本当に美味しくて、ミントティーにはまりそうです。

砂糖はびっくりするくらいの量を入れていました。50gくらいはありそうな角砂糖をポットにドボンと。

ハジャさんは「え?そんなに?」という我々の反応ににやりとしていました。笑

日本で飲むならお好みの甘さに後から調整してもいいと思います。

そんなミントティー効果なのか、夜もぐっすりと眠れました。

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朝ご飯はこのパティオでいただきます。

こんな広い中庭のあるモロッコの家。

きっと上流階級の方のお家だったんだろうなあ。

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噴水にも花びらロマン

ただ、この時期の朝晩のパティオは寒いです。

主人は部屋に上着を取りにいきました。

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朝食はモロッコ式。

クレープとパン、チーズ、ヨーグルトとフルーツでした。

やっぱり生絞りオレンジジュースが最高です。

卵料理はスクランブルエッグやオムレツなど好きな食べ方を選べました。

(オムレツは目玉焼きをつぶしたようなもので思っていたオムレツと違った。)

お腹いっぱいになりました。

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モロッコサラダ(美味しい)

主人の体調がいまいちだったこともあり、お昼まで部屋でゆっくりし、ランチもこちらでいただきました。

15€のセットでちょっと高いなあと思ったのですが、ボリューム満点で美味しかったです!

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タジンとサフランライス

この肉団子のタジンが最高に美味しくて最高でした。

しかもすごくボリューミー。

これは他にはない味。

頑張って表現すると「スパイスの効いたトマトデミグラスソース」のような味です。

…全然伝わらないですね。

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新たな境地を発見

デザートはオレンジにシナモンシュガーをかけたもの。

一見「んー??」と思いましたが、これが素敵な組み合わせでした。

見事に美味しかったです。

入口が分かりにくい

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昼間でもきっと分からなかった

そんな素敵なリアド・ダールディアルコウムですが、初めてだと入り口が分かりづらいです。

本当にモロッコの普通の家の玄関のような入り口で、最初気付かずに思いっきり素通りしました。

それだけに、中に入ってあの空間を見た感動が大きかったです。

オーナーさんも猫好きで猫談義にも花が。笑

マラケシュで安心して泊まれるリアド宿です。素敵な思い出になりました!