日本から直行便がありアクセスの良いシンガポール。
治安の良さは日本以上と言われており、食も美味しくインフラも発達していて、女性一人でも旅行しやすい国です。
ただ、マリーナベイサンズのようなリゾート感溢れるホテルも多く宿泊費が高くなりがち。
マーライオンは時々定期メンテナンスがある
ところが、最近はカプセルタイプのホステルが増えています。
プライベート空間も確保でき、かつドミトリーのように安く泊まれることで人気です。
「今回はドミトリーが苦手な人でも泊まりやすい」
「女性一人でも安心して泊れる」
そんなホステル5軒に泊まってみました!
完全個室の「The pod(ザ・ポッド)」
こちらはブギスエリアにあるホステル。
アラブ街の観光に便利な立地です。
写真はダブルサイズのベッド
ここは寝る場所が完全個室になっています。
個室といっても簡単な小物置き場のようなテーブルとベッドだけですが、プライベートな空間が確保できるので安心して泊まれます。
バス・トイレは共同。
5階にはランドリーがあり、空いていれば無料で使えます(素晴らしい…!)。
ただ、部屋は完全に密室ではなくドアの上部が空いていたりするので、外の音も聞こえるしこちらの音も聞こえてしまうというデメリットもあります。
朝食が無料で付くのですが、ホステルなのに豪華でした!
おかゆにシリアル(グラノーラ的なのもあり)、茹で卵、ミニクロワッサンにチョコケーキのデザートも。
ジャムバー
もちろん食パンとトースターもあり。
カヤジャムもありました。
自分で利用した食器は自分で洗うのが基本のホステルですが、ここでは朝食で食べた食器はシンクに置いておけばスタッフさんが片付けてくれます^^
<評価>
プライバシ―:★★★☆☆
セキュリティ:★★★★☆
清潔さ:★★★☆☆
朝食:★★★★★
※評価は★3つが標準、ホステル基準でお考え下さい。
チャイナタウン観光に便利な「Adler Hostel(アドラーホステル)」
こちらはチャイナタウンのメイン通りに近いホステル。
チャイナタウン駅から脇目もふらず歩けば徒歩5分くらいと近いです。
でも普通に歩くと自然と色々目移りして歩みが遅くなるのと混雑でもう少しかかります。
ホステルは受付のある入り口と部屋がある入り口が違いました。
受付側にも部屋があったので増設したのかもしれません。
マシンのコーヒーとお茶がフリーでいただけます。
もう一方の建物にもウォーターサーバーとコーヒー、お茶セットがありました。
ベッドはカーテンで仕切られたタイプ。
一応プライベート空間は確保できます。
落ちないか不安だった
上の段は登るのがちょっと大変だし面倒かも。
ベッドにはタオル付きでした。
55Lザックも入った
ベッドサイドには鍵のかかるロッカーと台がありました。
夜23時くらいに帰ってきて寝る準備をしていたら、ふくねこがシャワーに行っている間に主人が「君たち少しうるさいよ、静かにしてくれない?」と注意されたそう。
気を付けてはいたのですが、下の段に響いたのかな…ごめんなさい。
カーテンの仕切りだけで音が筒抜けなのである意味安心です(笑)
トイレとシャワールームは共用。
シャワーは朝方が混んでいました。
目の前にはセブンイレブンもあるし、チャイナタウンの散策にすごく便利です!
ただ上の段はエアコンが直に当たってすごく寒かったので、寝るときは暖かい格好でどうぞ。
<評価>
プライベート感:★★☆☆☆
セキュリティ:★★★★☆
清潔さ:★★★★☆
朝食: 提供なし
マックスウェルのホーカーも近いし立地の良さはピカイチかも?
ランドリーが安い「Wink Capsule Hostel (ウインクカプセルホステル)」
続いてこちらもチャイナタウンにあるホステル。
チャイナタウンポイントというショッピングセンターにも近いです。
ここも半個室。足元のカーテンを閉めればプライベート空間を確保できます。
泊ったのは一部屋に最大8人(ダブル×4組)の部屋。
女性専用の部屋もあります。
バッグを収納するスペースもカードキーで管理するので安心。
朝食は2階の共用キッチンにて。
内容は食パンやシリアルなど、ホステルによくある感じのものでした。
謎の甘いジュースもあった
りんご、オレンジ、バナナでビタミンを補給。
テーブルがあまり広くないのでゆっくり食べたい場合は朝イチとか時間をずらすといいかもです。
<評価>
プライベート感:★★★☆☆
セキュリティ:★★★★★
清潔さ:★★★★☆
朝食: ★★★★☆
洗濯機+乾燥機を合わせて8S$で利用できます。
街中で見かけたコインランドリーは洗濯の一番小さいのが5S$だったので、安い方だと思います。
猫に会える「bunc hostel(ブンクホステル)」
お次はところ変わってリトルインディアエリアのホステル。
ダウンタウンラインのJalan Besar駅出てすぐという好立地です。
ここはドミトリーもあるのですが、2人なら個室がおすすめ。
一人で泊まってもそこまで高くありません。
部屋がフロントのすぐ横にあるので若干音が気になりますが、シャワー・トイレも専用なので完全個室です。
…が、シャワーはカーテンで仕切られているだけなので床は水浸しになります。笑
そのせいか使い捨てスリッパが付いていました。
でもやっぱりトイレとシャワーを専用で使えるというのは便利ですね。
冷蔵庫とポットもあり、軽くお腹が空いても部屋でカップ麺とか食べられます。
285:看板猫のマァオ(中国語で猫)
そしてこのホステル、猫が居ます!
部屋の外から「にゃーん」と聞こえてきてまさかと思い出てみたらフロントデスクに猫が居ました。笑
人懐っこくてかわいいニャンコさんです(*´∀`*)
無料の朝食はシリアル、食パン、ドリンクの簡単なもの。
シンガポールってシリアルと牛乳が高いのでけっこう嬉しいです。
286:若い茶トラさん
余談ですが、リトルインディアでは猫を見かけることが多かったです。
寄ってきた(歓喜)
足の間に座った(大歓喜)
住民の方にごはんをもらっているようです。
シンガポールでも外猫さんに会えて嬉しい!
<評価>
プライベート感:★★★★★(個室だったから)
セキュリティ:★★★★★
清潔さ:★★★★☆
朝食: ★★★☆☆
やっぱり個室っていいなと思いました。
猫が居たのもあって好印象。笑
個室感抜群の「MET A Space Pod」
ランドリーは10S$
最後に、ちょっと近未来的なホステルのご紹介です。
まずはドミトリーの写真をどうぞ。
宇宙船ぽい
ここは一人一人の空間がポッドのようなスペースになっていて、まさに「カプセルホテル」という作りでした。
中の空調もしっかりしています。
空調の音がゴーっとしているので気になる人は気になるかも。
大きな荷物は専用の鍵付きロッカーで保管できます。
お菓子好きにはたまらない
5階の共用スペースにあるお菓子はなんとフリー!
気付くと補充されてる
コーヒー、紅茶もセルフで飲めます。
朝食はセルフ調理ですが、冷蔵庫の卵、ソーセージ、チーズも自由に利用できます。
パンにチーズ、ソーセージを乗せてチンして食べたら美味しかったです。
フライパンとかは無いので、面倒なのかパンとシリアルだけ食べている人が多かったです。
ホステルのすぐ近くには猫カフェもありました。
MET A Space Podホステルはチャイナタウンなどシンガポール内に数軒あります(他の国にもちょこちょこあるみたい)。
今回泊まったボートキーの店舗はクラークキーの夜景を観るのに便利でした。
繁華街にあって、夜飲みたい人にも便利なホステルです。
<評価>
プライベート感:★★★★☆
セキュリティ:★★★★★
清潔さ:★★★★☆
朝食: ★★★☆☆
お菓子がいつでも食べられるって素敵。
まとめ
宿泊費がかさみがちなシンガポールですが、カプセルタイプのホステルをうまく利用するとプライベートもそこそこ確保できて女性でも安心です。
今回泊まったホステルではシャワーの出もよく、さすがシンガポール!と安定感を感じました。
ちなみにシンガポールの宿は「アゴダ(agoda)」が安いことが多いので、気になるお宿があれば検索してみてくださいね。
(※アゴダはシンガポールの会社なのです。)
今回泊まったホステル名一覧(検索時のコピペにどうぞ)
The pod
Adler Hostel
Wink Capsule Hostel
bunc hostel
MET A Space Pod
(世界の猫探し285〜286匹目到達!)