2018年4月、西荻窪に新しいタイプのお茶カフェ「Saten japanese tea」というお店ができたと知り行ってきました。
「日本茶スタンド」という今までにない斬新なカフェでとても素敵でした!
茶リスタのいるお茶もコーヒーも楽しめるお店
Saténさんは西荻窪駅から徒歩2分ほど、西友を出て少し吉祥寺方面に歩いたところにあります。
もともとこちらのSaténの店主小山さん、三鷹と吉祥寺の境目くらいにあった「UNI STAND(ユニスタンド)」というカフェを経営されていたのですが、クラウドファンディングで資金を集め、このたびの4月23日、西荻窪に「Satén」として新しくカフェをオープンされました。
※Satenの「e」は本当は「é」ですが変換が大変なのでSatenと表記させていただきます。
ユニスタンドが閉店したのは寂しいですが、こちらの新しいカフェが気になり過ぎて早速行ってみました。
テラス席もある
お茶のバリスタ、「茶リスタ」の称号をもつ店主さん。
もともとお茶のカフェで働いていたこともあり、ユニスタンドでもお茶メニューを出していました。
ユニスタンドは地下にあるこぢんまりしたお店だったのですが、西荻窪の新しいお店はテラス席もある和モダンかつ開放的なお店になっています。
面白いのがそのお店のつくり。
写真右側がコーヒースタンド、左側がお茶コーナーという二面性を持っています。
(店内の席は自由です。)
もう一人の経営者藤岡さんはブルーボトルコーヒーの元バリスタ。
お二人でお茶の抽出について研究され、「Saten Japanese tea」の開店に至ったそう。
Satenでいただけるメニュー
かわいいだるまさん
そんな抽出のプロが作るメニュー。
いったい何が出てくるのか…?
Satenさんは飲み物メインのカフェなので、メニューは日本茶、コーヒー、ソフトドリンク、さらにアルコールもあります。
紙もまたいい感じ
砂炒りほうじ茶は砂と一緒にお茶を焙じているそうです。
へーへーへー!!
ブルックリン生まれのクラフトコーラも気になるし、抹茶ビールも気になります。
フードは鋭意準備中
今のところフードメニューはトーストと最中。
食パンは経堂のちいさな手作りパンのお店onkaさんに特注したものだそう。
後日訪問。メニューが増えていました↓
コーヒーの抽出器も
席はカウンターが約8席ほど、テラス席は2~3人座れそうなスペースがあります。
奥のテーブル席もおしゃれさん。
この色合いが好きです。
抹茶を立てる手つきが鮮やか
今回は目の前でお茶を淹れるところが見られるカウンター席にしました。
この茶器たちはインテリアかと思いきや、この後実際に活躍。
実とデザインを備えた機能美が素晴らしい。
目の前ではちょうど小山さんが抹茶ラテの抹茶を立てているところで、絵の具のような鮮烈な緑の抹茶がミルクに注がれる様子に興奮しました。
初めて見る器具にわくわく
その後もいろいろなアイテムでお茶を淹れる小山さんとそれをさりげなくサポートする藤岡さん。
見事な連携プレーです。
ほうじ茶はエアロプレスというコーヒー用の器具で抽出していました。
そんなのあるんか!
家では飲めない味わい深いお茶
こちらは主人が注文した「静岡県掛川 ひらの園ブレンド」。
コポコポと注がれたお湯にいいお茶の香りが立ち込めます。
こちらは後程コーヒーカップで提供されました。
(次の写真の後ろに写ってます。)
そしてふくねこの注文したほうじ茶ラテ。
目の前で先ほど抽出したほうじ茶をミルクに注いでくれます。
ミルクとほうじ茶の重さの違いでみごとなグラデーションが出来上がりました。
混ぜるタイミングに悩む
ほうじ茶の部分を少しそのまま飲んでみましたが、濃い!!
ミルクと混ぜるために抽出されたほうじ茶です。
クリーミーな色
「これは混ぜるべき」と確信を得たので均一に混ぜ混ぜ。
ほうじ茶のほのかな苦みと香ばしさがミルクに負けず引き立って、美味しい飲み物が出来上がりました。
シロップの砂糖は三温糖かな?
甘みが欲しいなーでも邪道かなーと恐る恐る聞いてみたところ、快くシロップを出してくださいました。
優しい甘さのシロップは三温糖かキビ砂糖製か、規制のガムシロップではなくさらりとした茶色いシロップ。
注いだら美味しくなることが保証されたシロップでした。
私はどちらかというとジュースとか飲み物をあっという間にごくごく飲み干してしまうタイプの人間なのですが(だからカフェに向かない)、「お茶」という飲み物がベースになっているためか、珍しくゆっくり味わいながら飲む時間を持てました。
お茶、すごい。
他のドリンクも試したい
バー的な一面も
今回「砂炒りほうじ茶」に惹かれて注文しましたが、鮮烈な緑の抹茶ラテもものすごく美味しそうだったので今度はそちらを頼んでみたいと思います。
ストレートのお茶にも違いがあり、もうひとつの屋久島のお茶の方は甘みがあるんだそう。
「バターのような味わい」なんてお茶の表現で初めて聞きました!
ちなみにお茶も飲み過ぎると酔っぱらうことがあるそうです。
成分というよりはその香りに酔うそう。これも知らなかった。
・斬新かつ本格的なお茶が飲めて
・落ち着いた時間を過ごせ
・お茶の豆知識も聞ける
そんなSatenさん。
いろいろなお茶・ドリンクを飲んでみたくなる素敵なお店です!
お店の場所
抹茶ラテもおすすめ
緑がすごい
翌日、どうしても抹茶ラテが飲みたくて再び来店。
アイス抹茶ラテをいただきました。
濃厚感!!!
抹茶の香りと鮮やかな緑に惚れ惚れ。
美しすぎて混ぜるのをためらいます。
グラデーション
いつまでも眺めていてもあれなので、ストローで回すと綺麗な萌黄色に。
飲んだお味も抹茶の味わいとミルクが相乗効果で一際美味しくなっています。
1+1は2じゃなかった。
あと個人的にはガラスコップの薄さにも是非注目してほしいです。
こちらは別の日に飲んだほうじ茶ラテのホット。
ふんわりフォームドミルクとほうじ茶がクリーミーな味わい。
ラテなのにほうじ茶だから後味すっきりで美味しかったです^^
更に別の日に抹茶ラテのホット。
抹茶ラテアートも素敵でした。
その場で立てる抹茶のラテなのでほんと美味しさが違います!
猫好きさんにもおすすめ
さて、奥のテーブル席には本コーナーがあるのですが、ここに気になる一冊。
どきゅーーん
「日本の猫宿」。
なんて素敵!!!
バリスタの藤岡さんは猫好きだそうで、ちょっとだけ猫談義に花も咲かせていただきました^^
この本にあった青森県のまるほん旅館さんの女将さん、うちの実家の子にそっくりでした!
ほくろの位置も同じ(o^^o)
そんなわけで(?)猫好きさんにもおすすめのカフェです◎
追記:進化するSaten
Satenさんでは現在フードもどんどん進化していっており、抹茶プリンなどのスイーツの他、ベーコンエッグのトーストや餡バタートースト、金曜日限定のお茶漬けなどメニューが増えています。
ますます楽しみなお店です。
西荻窪の大人気日本茶カフェとして一躍有名になった「Saten(サテン)」さん。
抹茶プリンやサンドイッチなどのフードメニューが追加になったと行ってきました。
Satenの抹茶プリンは3層仕立て
Satenさんインスタグラムより
Satenさんの抹茶プリンの存在を知ったのは6月上旬。
インスタグラムの投稿からです(写真のは最近の投稿)。
食べた人の感想はというと、
「ミルクプリンが2層でとろける」
「濃厚でなめらか」
「想像をはるかに上回る美味しさ」
と、絶賛の数々・・・
これは食べてみたい!
新メニュー続々
来店日は梅雨の時期に似つかわしく、雨。
にもかかわらず店内はお客さんで賑わっていました。
「お久しぶりです」と入り、メニューを見る。
以前はなかったドリンクやフードが増えていました。
焙じ茶コーク、気になるなあ。
アフォガートも美味しそう
フードメニューにはトーストとサンドイッチ、そして抹茶ぷりん!
が、残念ながらこの日は抹茶ぷりんは売り切れとのこと・・・。
はちみつクリームチーズトーストも完売。
確実に食べたい場合は午前中の来店がおすすめです。
↓後日再訪↓
抹茶とぴったりあんバタートースト
プリンはありませんでしたが、抹茶欲を満たすために抹茶ラテ。
相変わらず濃厚で美味しい^^
あんバタートーストは思わぬ形でやってきました。
切れ目の入ったカリッとトーストの上にあんこがひとすくい、バターは花びらのようにトッピング。
全面均一化主義のふくねこ、バターを塗り広げ、あんこもまんべんなく広げてみました。
トーストに対して餡子の量がたっぷり。
切れ目が入っているおかげでちぎって食べやすいです。
そしてパン自体も美味しい。
これは全面に広げる前にシンプルにバタートーストで1/4を食べてみるべきだったか。
ほどよい甘さのあんバタートーストとお茶。
最高の組み合わせでした!
抹茶ビールが衝撃的だった
見たことない光景
ところで主人が「抹茶ビール」なるものを注文していたのですが、その作り方が衝撃的でした。
普通のビールが出てきたと思いきや、立てた抹茶を注ぎこむ。
近くの席に居た方の視線もくぎ付けにしていました。
どよめき。
味の想像がつきませんが、主人いわく「抹茶のビールだ」そうです。
次は抹茶ぷりん食べたいです!