マンガ日記

【しょぼい喫茶店の本】を読んだ感想|就職せず働ける環境を自ら作った人の話

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「しょぼい喫茶店」という店名だけど開店までの経緯はすごくダイナミックだった

チャンスをつかめるかはいつだって自分次第

『しょぼい喫茶店』。

それは筆者の池田さんこと「えもいてんちょう」が生み出した「自分が働いていける場所」。

やりたいことがない会社に就職してやりたくないことをして生きていくことはできない。

なら自分が働ける場所を作るしかない。

そこで作ったのが喫茶店でした。

しかも喫茶店を開店するまでの資金繰りがまた独特で、なんとツイッターで知り合った方に出資いただいているのです。

でもそこに至るまでには、えもいてんちょうさんがブログやツイッターで自分が喫茶店を開くことを考えた経緯・想いを発信したり、自らチャンスをつかみに行ったことが大きかったのです。

そして、しょぼい喫茶店で働きたい一人の女性の尽力も。

ふくねこも去年の秋から会社を休職し、年末には退職した身です。

正直、この先再び会社員として働くことに難しさを感じています。

もともと背伸びして働いていた仕事だったのかもしれません。

評価はそこそこされていたし、お給料も少なくはないし、仕事の内容に充実感を感じられたときもありました。

それでもやはり小さなひずみは大きなひずみとなり、休職に至ってしまった気がします。

この本を読んで、自分に合った環境で過ごすことを優先してもいいかなと思いました。

えもいてんちょうさんたちは「頑張らない」と言いつつ何気にめっちゃ頑張ってましたけどね。

その後モーニングやランチを始めて見たり、経営方針の試行錯誤も興味深かったです。

この先どうやって生きていこうか足踏みしているところ、心を少し楽にしてくれる本でした。