アンケートサイトで回答した報酬としてポイントをもらっています。
そのポイントはギフト券などに交換して買い物に使えるのですが、このポイントは果たして「収入」とみなされるのか?
気になって調べてみました。
アンケートポイントは対価としての「雑所得」
アンケートサイトの【i-Say】を利用しています。
1回のポイントが4~120ポイントくらいで、300ポイントからAmazonギフトカード300円分に交換できます。
少額から変えられる便利さもあり、ちょくちょく回答してはポイントをためています。
このたびも566ポイントほど貯まったのでAmazonギフト券500円に交換したのですが、ふと
これって収入になるのかな?
というのが気になりました。
税理士ドットコムさんによると、所得として申告が必要な場合もあるとのこと。
なんだって!?
アンケートで得たポイントは「経済的利益」
企業が提供するポイントプログラムの加入者(個人)に係る所得税の課税関係について|論叢|税務大学校(国税庁)を参照すると、やはりアンケートサイトのポイントは「課税されるべき経済的利益」に該当するとのこと。
しかし、雑所得として年間20万円以下、もしくは一時所得の特別控除(最高50万円)を超えなければ申告する必要はありません。
でもアンケートサイトのポイントって、どのタイミングを所得発生時とするのでしょう??
アンケートサイトのポイントが「所得」とみなされるタイミングは利用時
そもそもアンケートサイトのポイントは回答ごとにポイントが貯まっていくもの。
どのタイミングで「所得」となるのかについては、「ポイントの利用時」が該当するそう。
ふくねこが利用しているi-Sayで考えると、
ポイントをギフト券に交換=所得発生
となるようです。
結論:アンケートサイトで得た利益は「申告不要」
アンケートサイトで得られるポイントで何十万も稼ぐのは難しいです。
(世の中に存在するアンケートサイトに毎日一日中回答し続けたらもしかしたら貯まることもあるのかもしれませんが…)
国税庁税務大学校の研究でも「ほとんどの納税者は申告する必要が生じないであろう」と結論づけられていました。
実際、アンケートの謝礼ポイントを課税対象とするかはグレーなところが多いようです。
いずれはキャッシュレス社会化でポイントにも法整備が進む日も来るのかも…?