飛行機でオークランドからクライストチャーチへやってきました。
クライストチャーチは2011年2月22日のカンタベリー地震で大きな被害があった街です。
いまだ地震の爪痕が残るものの、景観が美しく大好きになりました。
ジェットスターの機内持ち込みは7kgまで
今回オークランドからクライストチャーチへの移動はジェットスター。
オークランド市内から空港へは行きと同じくSkyBus。街中のバス停近くにチケット売り場があるのでさっと乗れました。
ジェットスターはご存知のとおりLCCです。
Check-in luggage(預け手荷物)(ジェットスターは有料)を付けずにすべて機内持ち込みにしたのですが、制限重量が手回り品すべての合計で7kg。
主人「やばい、7kg超えてる…!」
2ドルショップで購入
ふくねこの方のバックパック(持ち込み可能サイズ)に少し余裕があったので、主人の荷物をこちらに入れたりして調整。
が、オークランドの2ドルショップで調達したお絵かきセットが重さ的にかさばり、主人はやむなくシェービングジェルを捨てました。
空港にある計りでセルフチェックし、無事7kgをクリア。いざ手荷物検査場へ。
そしてX線検査を通過し、難なく搭乗口へ。
主人・ふく「あれ?重さチェックなかったんだけど…。」
ほぼまるまる残っていたシェービングジェルを捨ててしまった主人は大変悔しそうでした。
あまりに重いとチェックが入りそうですが、0.2kgとかなら見逃してもらえそうです。
しかも、オークランド空港では偶然友人ご夫妻にお会いしました。
ニュージーランドに行くことは知っていたのですが、乗り換えの時に会えるとは。しかも搭乗口もお隣(笑)
ご夫妻とは旅中その後も何度かご一緒させていただいたのですが、とても素敵なお二人なので、一緒にいてなんだかとてもうれしくなりました。
でっかいチェス盤あった
オークランド空港からのフライト先は違ったのですが、出発時刻もほぼ一緒。
あとよく見たらシューズがみんなナイキでちょっと面白かったです。
クライストチャーチ空港から市内への移動
空港エリアの端っこにあった
荷物を預けていなかったため、到着後の移動はとてもスムーズでした。
空港から市内への移動方法はバスかシャトル・タクシーなどを利用することになります。
・市バス:1人8.50ドル(29番もしくはPurple line)
・シャトル:2人の場合1人15.50ドル(人数、タクシー会社により異なる)
・タクシー・UBER:40~55ドル
シャトルは乗り合いタクシーのことです。人数が多ければその分安くなりますが、ルートによっては時間がかかることもあるようです。
我々は時間もあったので一番安い市バスを利用しましたが、荷物が多い場合はシャトルの方が便利だと思います。
空港から市内までの所要時間はタクシーやシャトルの最短なら15分~20分ほどですが、バスの所要時間はなんやかんやでその倍以上時間がかかります(^^;
出発までけっこう待った
ちょうどパープルラインが来たので乗車。
29番かパープルラインのどちらに乗ってもクライストチャーチ市内中心部に行けます。バスはだいたい15~20分間隔で出ているようでした。
途中でアジア系の留学生っぽい子たちが乗ってきて、ぎこちないながらも一生懸命お互いに英語でコミュニケーション。
がんばってるなぁ。英語の語学力付けたいな。
クライストチャーチに到着
きれいな川
バスに揺られること40分近く。宿の近くで下車しました。
下りる時は次のバス停の前にボタンを押せばいいので日本と同じです。「Thank you!」と一言ドライバーに声をかけて降りるのがニュージー式のよう。気持ちいい習慣。
宿までは川沿いを歩きます。
水と新緑がきれいで歩いていてすごく心地いいです。
宿泊先はYMCA。
タオルがあるのがありがたい。ヒーターがあるものの部屋全体を温めるのは難しく、夜は部屋が寒かったです。
ただお布団に電気パットが敷かれており、寝る時はポカポカ(そして暑くなった)。
電気パットを敷いている宿が結構多くてびっくりしました。
窓からは青い空と緑。
高い建物がないので開放的です。晴れてよかった。
素敵な街並み
クライストチャーチの印象として残っているのは、とにかく街並みが美しいこと。
色々工事しているところはありましたが、ゴシック建築の建物が並ぶ街並みが本当に気に入りました。
窓のつくりとか、塔の感じとか、素敵すぎる…。
世界中で一番好きな建築様式かもしれない。
欧米の方が日本の古民家を見たときの感動もこんな感じなのでしょうか。
こちらはi-Site(アイサイト)というインフォメーションセンターがある建物。
クライストチャーチの後はテカポにバスで行く予定だったので、こちらでバスのことを聞いてチケットを購入しました。
ニュージーランドの季節は春。
桜がとてもきれいです。
街中にはトラムも走っています。
可愛いお花におもわずニャー助とパチリ。
この白いお花はあちこちでたくさん咲いていました。
これは…何という植物だろう??
トラムは観光ツアーになっていて、ゆっくりと街中を走ります。
歩道との間には柵も線もないのですが、トラムがゆ~くりなので、トラムが見えたら端に避けて歩くという感じ。ゆるい。
イギリスっぽい赤い電話ボックス。
右のフェンスの中は地震の後の工事中でした。
こちらも修復中の様子。
クライストチャーチの中心部はそれほど大きくないので徒歩で周れるのが楽ちんです。
クライストチャーチ大聖堂へ
続いて、街の中心となるカテドラル・スクエアへ。
カンタベリー地震の象徴にもなっている、崩れた大聖堂がある場所です。
大聖堂は今もなお修復中となっていました。
現地に住む日本人の方に聞いたところ、住居や生活面の復旧が優先され、教会などの建物は後回しになっているとのこと。
うん、普通に生活できることが一番大事です。
また別の問題として、 保存派と修復派とで意見が分かれているというのも修復が進まない原因としてあるそうです。
保存派の気持ちも何となく分かります。
そして2017年から修復作業が始まり、今に至ります。
10年前にもここに来たことのある主人はこの姿にけっこう衝撃を受けていました。
ちなみに10年前の写真はこちら(出典:タビホリ)
↓
この写真を見ると、いつかまたこの姿を見たいなと期待してしまいます。
美しい。
ニュージーランドでもポケモンGOは人気
亀…?
こちらはスクエアにあるオブジェです。
ここがポケモンGOのジムになっていて、ちょうどレイドバトルが始まるタイミングだった様子。
下を向いている人はみんなポケモンGOで戦っています(笑)。
まぎれもなく亀仙流の道着だ!!
そんなプレイヤーの中ににドラゴンボールの亀マークの服を着ている男性が。
鳥山明先生すごい。そしてポケモンGOすごい。
レイドバトルが始まった時ふくねこは少し離れた場所に居り、主人が
「ポケモン!ポケモン!」
と叫んでくれたのですが、 気付かず。
主人「ちょ、近くに日本人いてポケモンって叫んでたのめっちゃ恥ずかしかったんだから!」
ふく「えっ…あ、終わっちゃってる。」
ちなみにその子らもポケモンGOしてました。
その後は「C1 Espresso」というi-Siteでおすすめしていただいたカフェへ。
おもしろいマグ(主人はいやがってた)
店内は日本語のマンガが壁紙になっていたり(ニュージーで時々見かけます)、お手洗いの入口のドアが本棚風になっていたり、ちょっと一風変わったお店。
「Definitely “C-1 Espresso!(ダントツでおすすめ!)」と薦めていただいただけあります(^^)
仮設の大聖堂へ
崩れたクライストチャーチ大聖堂の代わりに、近くに仮設の聖堂が設けられています。
そちらも訪れてみました。
大きな白い三角の建物。
先ほどの白い椅子たちはこの正面に置かれています。
入口にはちょっとしたギフトショップがあり、奥に礼拝堂があります。
びっくりしたのが、この仮説の大聖堂、なんと紙でできている。
旅の安全と健康、ニュージーに来れた感謝を静かにお祈りしてきました。
緑っていいな
ベンチが絵になる
日も少し傾いてきたところで、宿に戻ります。
クライストチャーチにはこんな感じの広場が多く、散歩が楽しいです。
同時に「芝のお手入れ大変そうだな」とも思ったり(笑)。
緑が多くて、人がごみごみしていない。
いやあ、いい街です…。
市内中心部には大きなスーパーマーケット(New World、Countdown)も2軒あるので生活には困りません。
1人でスーパーに行った帰りに見つけた橋
スーパーで果物を買って食べるのが好きで、バナナとリンゴも購入。
夕飯はサンドイッチとカップ麺で簡単に済ませました。
途中コンビニで買い食いしたラザニアフライがめちゃくちゃ美味しかった。ジャンク!!
地震の前には少し郊外のモールまで行ける無料巡回バスがあったそうですが、今は運休中。
滞在中は中心部をもう少し満喫します(^-^)