吉祥寺東急百貨店の近く、大正通り沿いの×4ビルに「Bookマンション」がオープンしました。
三鷹にある無人古本屋のオーナーが手がけたこのBookマンション。
色々な仕掛けが面白い本屋さんでした。
みんなでシェアする本屋さん
吉祥寺駅から徒歩5分ほどにある×4(バツヨン)ビル。
地下1階から3階まで4フロアあるビルです。
オープンまでの経緯はこちらのクラウドファンディング募集ページを見ていただいた方が想いが伝わると思います。
「本屋をシェアする文化」の発信基地となるべく作られたこのBookマンション。
クラウドファンディングでは目標500万円に対し570万もの資金が集まりました。
7月17日現在オープンしていたのは地下1階の古本屋スペース。
ドキドキしながら階段を降りてみました。
個性あふれる棚貸しスペース
地下1階の本屋スペースは、オーナーの中西さんの本と「棚貸し」のメンバーの本で構成されています。
棚貸しスペースは現在78個。
1個1個のボックスに、それぞれの方が自分の置きたい本・売りたい本を並べられます。
既にほとんどのスペースが契約されていて、順次中身が埋まっていく予定だそうです。
こちらはツイッターでフォローさせていただいている方のスペース。
何だかニヤニヤ。
こちらは月替わりのテーマで本を並べている方のスペース。
今月は「うしろすがた」(笑)
この表札のセンス抜群です…!
もちろんオーナーの中西さんの本たちもとても興味深く、
「わ、これおもしろい!」
「こんな本あるんだ!」
とあちこち見たくなります。
「人んちの本棚」感にわくわく
何より、このそれぞれの個性の詰まった棚が楽しいです。
旅の本だったり、戦国武将だったり、棚ごとにその人の色が見えるのが何だか「人んちの本棚」を覗き見ている感じ。
しかもこれだけの棚があるのに意外とジャンルや本がかぶらない!
人間の個性って無限大なのかもしれません。
1階には「からくり決済」のカフェもオープンします。楽しみ。
また本を探しに行きたくなります。
ガロパンのあの像がカッパ着てた