2017年7月上旬から世界一周の旅に出ます。
そこで気になるのが予防接種。
ルート上に南米も含むため、黄熱病の予防接種を受けることにしました。
もくじ
南米への渡航にイエローカードは必要か
東京駅近くの桜
何でも最近、渡航に際し黄熱病の危険性がある地域を訪れる場合/危険性がある地域を訪れた後に他国へ入国する場合、イエローカード(予防接種の証明書)の提示を求められるようになってきたらしいです。
※詳細は厚労省のHPにあります。
<後日追記>
私たちが訪れたアルゼンチン、チリ、ペルー、ボリビアでは入国の際必要ありませんでした。
すられた財布に入っていて失くしたので(泣)助かりました(リスボンでスリに遭った話)。
黄熱病の予防接種が受けられる場所
黄熱病のワクチンを取り扱っている機関は限られています。
東京だと下記で実施しているようでした。
・東京検疫所(お台場の青海)
・日本検疫衛生協会 東京診療所(東京駅八重洲北口)
・東京医科大学(西新宿)
・トラベルクリニック(早稲田)
大学病院は紹介状ないと初診料高いしトラベルクリニックもアクセスがイマイチだったので、お台場の東京検疫所か八重洲の東京診療所で受けることにしました。
東京検疫所は費用が1番安いのですが、予約が面倒そうだったのと、ここもアクセスがイマイチだったので最終的に八重洲北口の東京診療所で予約しました。
予約は電話でもでますが対面の安心感が欲しくて診療所へ直接行き、予約の受付をしてもらいました。
予防接種はすぐにはできず翌月の接種予約ができる
日本検疫衛生協会東京診療所は東京駅八重洲北口を出て目の前。写真の、SMBCが1階に入っているビルの3階です(2017年4月5日時点の情報)。
ビルの左側に入り口があり、階段とエレベーターがありました。
予約の受付をお願いしたら、希望日を聞かれました。
ある程度指定された日に来るものだと思ってたので一気に戸惑う。
黄熱病ワクチンは1回分(1アンプル?)で5人分の量になっているため5人ずつまとめて受けることになります。
そのため指定された日に受けることになるのですが、そんなに毎日打ってるとは知らなかった(笑)
ちなみに東京検疫所とかは曜日が決まってます。
こちらでは当月に翌月の接種受付をしているとのことでした(4月に受け付けるのは5月の接種)。
ただ、たまたま4月中の接種で空き枠があったので4月で予約できました。
久々の注射…ちょっと緊張します。
日本検疫衛生協会東京診療所
【受付時間】
月曜〜金曜 9:00〜16:30
土曜 9:00〜12:00
(12:00〜13:00は休憩)
黄熱病ワクチンの料金:12300円
(証明書発行料込み)
クレジットカードは使えないので現金のみです。
黄熱ワクチンの接種後は1ヶ月他のワクチンを打てない
黄熱病のワクチンは生ワクチンなので、安全性の面で他のワクチンを打つのに1ヵ月期間を空ける必要があります。
※生ワクチン:病気の原因となるウイルスや細菌(病原体)の毒性を弱めて病原性をなくしたもの。BCG(結核ワクチン)、はしか、水ぼうそうとかもこれ。毒性のない生きたワクチンを取り込むことで体内に抗体を作ります。
一方、日本脳炎やインフルエンザのワクチンは不活化ワクチンで、病原体は死滅しています。免疫を付けるのに必要な成分だけ取り出したのが不活化ワクチンです。
不活化ワクチンは数回打って免疫ができるのに対し、生ワクチンは通常1回の接種で免疫ができます。
ワクチンに関するサイトで調べると、生ワクチンの場合打った後まれに軽い症状が出ることがあるそうです。
以前BCG打った後に咳が2週間くらい続いたことがあるのでちょこっと心配です。
他の推奨されているワクチンについても検討しましたが、ひとまず保留にして、打ちたくなったら6月に打とうと思います。
A型肝炎と破傷風は以前メキシコに行く前に打ったのですが、経過年数的に抗体が消えてくる頃らしい…。悩む。
すっかり春ですね
予防接種を受けた後の状態についてはこちら↓