藤野からの陣馬山登山(陣馬〜高尾山縦走)|電車だけで行ける東京近郊登山の続きです。
山盛りなイチゴのかき氷ですっかり回復!
陣馬山を後にして、10kmちょい先の高尾山山頂を目指します。
陣馬山~明王峠:1.9km(25分)

陣馬山からの富士山の眺めが惜しいところですが、この先まだ10km以上あるのでどんどん進んでいきましょう。
まずは明王峠から景信山方面を目指します。

ところどころにこんなめちゃくちゃしっかりした道しるべがあるので、登山道を歩いている限りこの縦走路で迷うことはほとんどないと思います。
英語表記もされていますね。

陣馬山からはけっこう下りも多いので、サクサク進みます。

陣馬山山頂を出発して25分ほどで明王峠へ。
低山縦走の寂しいところですが、眺望はほぼありません。
なのでサクッと次へ。
明王峠~景信山:3.8km(52分)

明王峠から景信山へは3.8km。
景信山へは距離も地味にあるので山の中を楽しむ気持ちと共に進んでゆきます。

底沢峠という名もなき峠(名前あるか)まで来ると、小仏峠までの距離も表示されるようになります。

時々こんな開けた場所も。
杉だらけなので時期によっては花粉症の方は辛いかもしれませんね(^^;

途中、堂所山を経由するコースもあります。
今回は関東ふれあいの道を進む正統派縦走をしているのでそれずに行きます。

景信山まで2.2kmのところまで来ました。
アップダウンを回避する巻き道もありますが、王道コースで登っていきます。

まあ登っても眺望はないのですけどね。
陣馬ー高尾は巻き道を行かなくてもそれほど大変だった感じがしないので、体力に不安がなければストレートに行ってもいいんじゃないかと思います。
ただ高尾側からだとけっこうえげつない登りもあったりするので逆側からの縦走の場合はまき道を使う方が良さそうです。

さらに進むと珍しく手描きの標識がありました。
ここは巻いてしまうと景信山に行けないので注意です。

景信山への最後の登りはけっこう足にきます。
そういえばストックを持っていたのに出すのをめんどくさがって使いませんでした。
今思えば全然使って良かった気がする。
何をそんなにめんどくさがっていたのかあの時の自分に聞きたい。

明王峠から景信山までは52分。
陣馬山からは1時間17分でした。

そして景信山からは八王子方面が見えます。
といっても眺望はここだけ。
ちょうど正午をまわったところでお昼ご飯を食べている人が多かったです。
人も多いのでもう少し先へ進んでしまいます。
景信山~小仏峠:1.2km(20分)

小仏峠方面へ進む標識は道路標識みたいな色でした。
奥には八王子消防隊の方らしきチームが。
鍛えてらっしゃいますね。

相模湖と富士山も見えました。
ここから先はただただ山道をワシワシと一路小仏峠へ。

小仏峠へは20分ほどで到着。

現在地をみんなが指でさわるのか、なぜか剥げてしまっていることって多いですよね。
陣馬山から小仏城山までは東京都と神奈川県の県境を歩く道になっています。
境界線を歩くってなんだかわくわく。

小仏峠にはタヌキの像があります。

明治天皇もお休みになられた場所。
由緒正しい峠です(?)。
が、小仏峠は何の眺望もないので休憩もほどほどに先へ進みます。
小仏峠~小仏城山:0.8km(32分)

小仏峠から小仏城山までは0.8~0.9km。
初めに心が折れる登りがあります。この登りを見ておにぎりを1個補給しました。
出発後はただひたすら登る。登る。時々平坦なところもあるけど登る。
小仏峠に下ってきた分の登り返しがきついです。

時々見える景色に癒されながら…。

もうすぐ登りが終わる気配を感じ…。

小仏城山に到着!
春美茶屋さんはじめ、ここもお茶屋さんが栄えています。

相模湖から登ってくるルートもあるので、こちらも人気のハイキングコースです。

ちょうど見晴らしの良い場所に気になる木彫りの像が。

小仏城山の標識より目立っていました。
天狗だと思います。
陣馬山からここまで2時間10分。高尾山までもう一息です。
小仏城山~一丁平:0.7km(11分)

小仏城山から高尾山までは2.3km。
その前に一丁平を目指します。

この辺りになると山道というかきれいに舗装された道も多かったです。
歩いている人の服装もガチな登山スタイルからちょっとアウトドアなスタイル、そしてTシャツに短パンの人も増えてきました。

アップダウンもさほどなく、一丁平に到着。
陣馬山からここまで2時間23分。

一丁平のあちこちで楽しいピクニックが開かれていました。
ここから最後の仕上げ、もみじ平を抜けて高尾山へ向かいます!