InterCity社のバスでテカポにやってきました。
ここテカポは世界一美しい星空が見られると人気の街です。ツアーが高かったので、自力で近くの山に行って星を観てきました。
もくじ
テカポに到着
長めの休憩地点にもなってる
クライストチャーチから約4時間。テカポに到着しました。
このバスはクイーンズタウンまで行くので、テカポでの停車はお昼休憩を兼ねているようです。
バス停の前がスーパーになっているので買って食べている人も。
我々はテカポで下車。
お天気の良さに居ても立っても居られず、降りてすぐ荷物を背負ったまま湖を撮りに行きました。
ちょっと写真だと壮大さがうまく伝わりませんが、一面に広がる青い湖と奥にそびえる雪山の組み合わせが美しいです!
キラキラとまぶしくて、ようやくサングラスが活躍しました。
日本食レストラン「湖畔」のサーモンが美味しい
刺身定食のアペタイザー(前菜)
写真は撮りたし、お腹は空きし。
お天気大丈夫そうだねということで、ひとまずお昼ご飯を食べることに。
サーモンが美味しいという日本食レストラン「湖畔」へ行きました。
ワーホリなどで日本人スタッフさんも多いお店で、日本語対応も可能です。
頼んだお品は主人は刺身定食、ふくねこはアボカドサーモン巻き。
サーモン大好きです。
奥に見えるのが主人の刺身定食。
居酒屋で刺身盛り合わせ3人前を頼んだ時くらいあります。
居酒屋の刺身盛り合わせってだいたい数種類の刺身を1人一切れずつとかで寂しくないですか?
ここの刺身定食ならそんな寂しさ忘れさせてくれます。
巻物は8個。大きめ
入口にある食品サンプルではごはんが外側でしたが、日本式の海苔が外に見えるタイプでした。
アボカドっていつの間にか流行りましたよね
海苔を食べる習慣がある国の人とそうでない国の人で作り方を分けているのかなー。
と思いましたが、最近食べた方の写真を見るとみんなこの巻き方なので、海苔巻きが広まって外海苔にしたのかもしれません。
主人も言っていましたが、サーモンが美味しかったです!
実際サーモン丼が人気だそうで、主人も10年前食べたかったけど当時節約して食べなかったそう。
今回、サーモン丼をすっ飛ばして刺身定食にしてしまったことを後悔していました(笑)
昼のテカポ湖の景色も見応えあり
この後転がり落ちるニャー助
お腹も満たされたところで再びレストランじゃない方の湖畔の散策へ。
同じような写真を何枚も撮ってしまって困ります。
「教会と犬の像があって、犬がかわいいんすよ」という主人について、教会と犬を見に行くことに。
昔は車用の橋しかなかったそうで、その記憶を辿って歩く。
そこへ
「あれ?あっちに橋があるよ!あそこから行けるんじゃない?見てくる!」
と先走るふくねこ。
無事渡れました
人が渡る用の橋が新しくかけられたそうで、以前よりだいぶ近道になった様子。
この橋から見るエメラルドグリーンの湖と川がとてもきれいなのですが、色を調節しても色が再現できなくて悔しいです。
風が強い日は橋の上を風が吹き抜けて帽子やマフラーが飛ばされるレベルなのでご注意ください。
湖じゃない側もきれい。
これから夏山へと向かう山々。エネルギーを感じます。
善き羊飼いの教会と犬の像
小さくてかわいい
こちらの教会はテカポの中心地から歩いて行けます。
テカポの村はお店があるエリアがものすごく限られているので、数時間あれば全部回れてしまいます。
教会の中は撮影禁止です。
扉の外から撮っているおじちゃん…それアリですか(笑)?
教会の中にはちょうど湖が見える側に窓があり、礼拝堂から見るとまるで額に入れたような景色で、すごく神々しい光景でした。
そんな教会の裏側。
もともとはこの地を開拓してきた人々のために造られた教会で、付近の石を集めて建てられたそうです。
裏側から見ても素敵な教会です。
岸辺に降りつつ、犬の像へ。
(水がきれいで呼ばれてしまう。)
いた!
教会からさらに中心地と反対側に離れたところ(と言っても50mくらい)、小高い丘のような場所に犬の像が立っていました。
この像はバウンダリー犬の像です。
バウンダリー(boundary=境界)犬、つまり牧羊犬として羊たちを管理するために活躍していたそう。
柵のない開拓時代には、バウンダリー犬が羊たちの境界を守っていたそうです。
暑い日も寒い日も。
犬さん、賢すぎるし健気すぎます。
そんな犬さんの姿に魅了されてか、可愛さゆえか、ずーっと自撮りを頑張っている女性がいました。
バウンダリー犬はテカポのアイドルです。
再び湖で撮影大会。
この写真はちょっとエメラルドグリーン表現できてる?
湖ではお互いにかっこいい写真を撮り合いました。
はい、海外の方がやっていた場所をマネしました。
服装諸々であまりサマになっていないのが悲しいですが、この場所おすすめです。
教会は16時には閉まります(冬時間の場合)。
夕日に照らされる姿もまた美しい。
村の中心(今更ですがテカポは村です)には広場も。
犬や羊の像に、この大きいのは「モア」の像。絶滅してしまった巨大な鳥です。
クライストチャーチのカンタベリー博物館で見た知識が活かせました。
レストラン湖畔は大きなお土産屋さんと同じ建物にあります。
湖畔の方に聞いたのですが、この村は500人くらいの方が住んでいて、そのうち1割は日本人だそう。
星空の次にこの日一番の衝撃でした。
テカポのスーパーマーケット
お惣菜もある
テカポには割と最近できたスーパーマーケットがあります。
大きな商店がないテカポではすごく便利。
品揃えもよく、生鮮品~レトルトなどの食品だけでなく、日用品や薬もあります。
もちろんふくねこが好きな焼き立てパンも。
値段も高いかと思いきやオークランドやクライストチャーチとほとんど変わりませんでした。
湖が見える部屋「ザ ゴッドレイ ホテル」
なぜかダブルとシングルベッドだった
テカポでは街の中心部、湖の近くのホテルに泊まりました。
ホテルは何棟かに分かれていて、レセプションがある建物で鍵を受け取り、外を通って部屋に移動。
見た目がちょっとプレハブっぽかったのですが、中はしっかりしていて安心しました(笑)
サーバーにポット、お茶類もいっぱい。
部屋の鍵はなんとカードキーでした。不具合もなし(蘇るモロッコの記憶)。
このタイプは水が外にはねてしまいがちだけど、シャワーヘッドが可動式なのでわりと大丈夫でした。
そしてこの部屋、レイクビューです!
ちょっと遠いですがテカポ湖が部屋からばっちり見えます。
山が見える
部屋から外が見えるということは、つまり外からも部屋が見えます。
せっかくの景色ですが、開けっ放しでくつろぐことは我々にはできませんでした…。
(カーテンから顔を出して時々眺めてた。)
温かい
夕飯はスーパーで買ったものを。
ピザが安くて美味しかったです。
線を消したいけど消しゴムがない
夜はテカポで合流した友人夫妻と星を見に行くことに。
それまで絵を描いたりしてのんびり過ごしました。
星空観察へ
スマホでも星が写った
夜、19:30に村の中心部を出発。
昼にインフォメーションセンターで聞いたところ、星空ツアーは一人130ドルくらいとなかなかのお値段(ツアーによりいろいろ)。
天文台があるMt.John(ジョン山)で星を見るだけなら歩いてでも行けるわよ、とのことで歩いて行くことにしたのですが…。
Mt.Johnの天文台への遊歩道は登山です。
高尾山くらいのレベルの山です。
登山口のある温泉までは平たい道を30分ほどで着いたのですが、そこから1時間のハイキングとの表示。
しかも最初道を間違えて温泉施設の横の訳の分からない道を登っていました。引き返してよかった。
ひいこら言いながら軽くクライマーハイ。
ちなみに遊歩道という登山道は真っ暗で一切灯りはなく、スマホの明かりで登っていました(道自体は整備されているので安全です)。
ようやく開けた稜線に出ると、今度は風が強くてものすごく寒い!!
もう少し、もう少しと登ると…悲しいお知らせが。
ガーーーーーン
夕方5時~翌朝9時までは入っちゃだめよと。
ショックを受ける一同。
これ登山道の入口に書いといてよーー!!!
ショックを受けつつ、この付近もおそろしく星がきれいだったので写真を撮ることにしました。
私の腕とカメラではこれが限界…本当は天の川がもっとぶわーっ!と広がっています。
三脚なしでよくがんばったと思います(笑)
とにかく寒かった
一緒に登ったご夫妻のご主人が取られた写真が見事でした!
こちらには載せていませんが、天の川もばっちり。あんな風に撮りたかった。
テカポでは善き羊飼いの教会のところで撮る星空写真が人気です。山を下りた後行ってみたら三脚がずらりと並んでいました。
「テカポ 星空」で検索するとたくさんきれいな画像が出てくると思うので見てみてください。
そしてぜひ実際に観ていただければと思います。
(私も腕を磨いてリベンジしたいです!)
くれぐれも寒さ対策はお忘れなく…。