2020/02/22
羽田発ロンドンヒースロー空港着、JAL国際線ファーストクラスに搭乗しました。
※機内ゆえに画像がやや暗めです。
動画はこちら↓
片道だけファーストクラス by JAL特典航空券
今回のロンドン旅行は貯まった80,000マイルを利用しての片道だけファーストクラスの旅です。
世界一周で貯まっていたマイルにJMBイオンカードでコツコツためたマイルをプラスして特典航空券を利用することができました。
(イオンカードでマイルを貯める方法はこちら)
ANAは往復でないと国際線の特典航空券が利用できないので、その点JALはハードルが低くありがたいです。
空港行きのバスが第1ターミナル・第2ターミナルのみの停車だったため、1タミで降車して無料循環バスにて国際線ターミナルへ。
コロナウイルスの影響もあるのでしょう、空港は比較的空いているように思えました。
カウンターでチェックインをして荷物を預け、手荷物検査、出国審査と続きます。
ゲートは自動化されパスポートを読み取るだけで出国完了です。
スタンプが欲しい方は押してもらえますが押さなくてももちろん大丈夫(押さずに出ました)。
出国スタンプを押す仕事って…どうなんですかね。
元々はけっこう厳格な仕事だと思うのですが、何だかうまく言えませんがせっかく由緒正しい仕事に就いたのに機械に仕事を奪われるというか、少し寂しい気もします。
羽田ファーストクラスのJALラウンジ改修工事中で使えず
今回せっかくファーストだったのですが、ファーストクラスのラウンジが改修中で使えませんでした(残念!)。
代わりにサクララウンジのスカイビューラウンジ(5階)を代わりに利用できました。
ここはビジネスクラスも利用できるラウンジです。
ちょうどいい具合に飛行機の離陸を見ることができます。
離着陸を見るのが好きな人にはたまらない場所。
この時間帯はおそらく朝ごはんメニューでしょうか?
玉子焼きやサバの塩焼き、明太子など日本の朝ごはんにうれしい品々。
他にもグラノーラやパン、甘いお菓子もあります。
ここのラウンジでも十分なのに、ファーストクラスはいったい…?
満足だけどやはりちょっと残念(笑)
こちらのご飯は山形産の美味しいお米でございまして、そのまま食べても美味しいご飯でした。
普段レンチンご飯ばかりなので特に美味しく感じます。
あとラップサラダが好きで2つ頂いてしまいました。
他にもサラダやスープ、豚汁などもありますが何と言っても欠かせないのがカレーです。
今これはちょっと皆さんお肉をさらってしまった後のようで、あのゴロッとしたやわらかビーフがあまり見当たらず。
それでもすごく美味しいです。
このカレーは永遠に食べていられます。
お代わりした時にはしっかりお肉を入れてきました。
スープはロマネスクを使った濃厚なポタージュとエビのビスク。
濃厚でこちらもいつまでも飲み続けられる感じです。
甘いものもしっかりいただきました。
黒糖風味の葛(?)に包まれたプリンが美味しかったです。
飲み物はお酒もソフトドリンクもひとそろい。
可愛いサイズのペリエなんかもありました。
お昼には四川風麻婆豆腐やペンネも出てきていました。
フードの島はいくつかありましたが同じものが置いてありました。
以前成田のJALビジネスラウンジを利用したのですが、ソフトドリンクは成田の方が充実していたかも。
小さい缶のスプライトやコーラがあったのだけれど今は成田も違うのかな。
朝ごはんを食べていなかったのでこちらでしっかり野菜とタンパク質を摂取しました。
ファーストクラスの座席へ
搭乗時刻は11:00でしたが燃料補給の関係で20分ほど遅れての搭乗となりました。
ファーストクラスはGroup1の列から。
お手伝いが必要なお客様と小さなお子様連れのお客様を案内頂いた後にいよいよ搭乗です。
皆様にご挨拶いただきながら飛行機のドアから機内へ。
飛行機は久しぶりなのでちょっと緊張します。
そして念願のエリアファーストクラスのお座席へ。
マンガ喫茶のいいシートの前後を1.5倍にした感じのお座席です。
この1席で6人分の席は作れるのではないでしょうか。
なんと贅沢な空間の使いっぷり…。
160cmそこそこの体型の私には文字通り身に余る空間です。
備わっている設備のほうに目をやると、アメニティセット、ヘッドホン、そして立派なスリッパもそろっていました。
アメニティのポーチがかわいくて個人的にヒット。
中にはリップクリームにローション、コームに歯ブラシセット、耳栓、アイマスク、今や貴重となっているマスクも入っています。
あとすごいのがこのヘッドホン。
音がいいのと遮音性が良く耳へのかぶさり具合もすごくいい感じ。
さすがBOSEです。恐れ入りました。
シートサイドには物を入れるスペースがたくさんあります。
コンセントとUSBチャージャーは足元の方だけなので、ケーブルが短いと届かなくてちょっと不便かもしれません。
またファーストクラスは機内Wi-Fiが無料で使えるクーポンコードがついています。これは便利。
幾度となく出していただくおしぼりがいい匂いがします。
お休みの際にはマットをご用意しますのでお声がけくださいと。
ブランケットだけでなく希望すればパジャマにも着替えられます。
機内サービスとお食事
飛行機が飛び立ち水平飛行になったところでドリンクとおつまみをサーブしていただきました。
私はアルコールが得意ではないのでとりあえずゼロコークで。
このミックスナッツとドライフルーツが美味しくて好きです。
キッシュも美味しくいただきました。
離陸後1時間ほどたち、お食事の時間となりそうです。
和食と洋食のメニューが選べるところ、悩んだ末に和食をチョイス。
お米が好きです。
初めに先付5種。
ゆり根のすり流し・キャビア
かぶら・うずら玉子・銀餡
あん肝・才巻海老・黄身酢・ふり柚子
ふぐ白子・海老芋・醤油餡・ふり柚子
甘鯛・白葱・トリュフソース
プリン体を含む食材がふんだんに使われております。
大変美味しかったです。
さりげない柚子がすごくいい。
お椀に蟹真丈。
お造り…お造り!?
空の上でお造りとはいかに…と頭にハテナを浮かべていたら、帆立、菜の花、雲丹、和牛、香味ジュレが添えられたものが登場。
わたし、雲丹苦手だったんですけどこの雲丹は食べられました。びっくり。
煮物は高級魚のど黒。
身はふっくらしているのに魚の味と出汁の味が詰まっていて今まで食べた煮魚で一番美味しかったと思える美味しさでした。
飯ものは白米とごぼう生姜ごはんが選べて、白米の場合は新潟産コシヒカリ。
椀になめこ、香の物。
さらには甘味とフルのおもてなしを頂いてしまう始末でございました。
スーパーの値引きスイーツ以外を食べることは久しくなかったのですがすごく美味しかったです。
ジュレにリキュールを使っていて少し大人の味でした。
飲み物に梅酒のジンジャー割りなんてものにも対応していただき恐縮です。
飲みやすいです。
こちらは主人が頼んだ洋食のデザート。
美味しかったそうです。
お食事がひと段落してからはライオンキングを見ていたのですが…
実家に預けたむぎを思い出すのと猫科の動物の愛しさで色んなシーンでボロボロと泣きながら視聴していました。
ツッコミどころは多かったけれど泣けました。
その後は眠くなったのでシートをベッドに変化させて横になってゴロゴロ。
すごい、空の上でゴロゴロしている。
うつ伏せでPCをしていたら眠くなってそのまま寝てしまいました。
気持ち良かった。
布団も敷いてくれるのですが、寝落ちするタイプなのでお願いする前に沈没していました。
目が覚めたらお腹がすいたのでサラダとチーズ盛り合わせを。
サラダにもチーズがあってチーズをたくさん摂取しました。
さらに串の盛り合わせ。
主人はラーメンを食べていました。
スープを少しもらったらすごく上品で美味しかったです。
ちなみに1食目は基本的に全員にサーブされるのですが、以降のお食事はお好きな時にお好きなものをというスタイルなので2回目のお食事というものはありません。
その他にも和食・洋食の軽食セットも。
和食の牛ほほ肉の煮込みが柔らかくて美味しくて一生食べていたいと思いました。
空の上でこんな食事ができるとは…する必要もないと言えばないのですがあればあったで嬉しいものです。
さらにはフルーツ盛り合わせと生ハムとモッツアレラのパニーニ。
なぜこんなに食べられてしまうのだろう。
ラストオーダーのドリンクにはCAさんおすすめのワインボトルに入った紅茶をいただいてみました。
香りがとても良く、大変味わい深い紅茶でした。
手摘みの紅茶だそうです。
きっともう二度と飲めないだろうなあ…素敵な後味でした。
さらにはお土産のマカロンまで。
もう至れり尽くせりで何だか恐縮です。
大変お世話になりました。
優先的に入国審査が受けられる
ちなみにファーストクラスの搭乗客は「Fast Track」という入国審査を優先的に受けられるレーンを利用できます。
入国審査が長いことで有名なイギリスの空港。
これはありがたいです。
(実際に活用させていただきました。)
ロンドン・ヒースロー空港に到着
到着がもうすぐというところでヒースロー空港名物お空の渋滞着陸待機。
ぐるぐると2周旋回してからの着陸態勢への突入です。
空での待機ってその分燃料を食うので航空会社にとっては好ましくないことでしょう。
空港の混雑が解消すれば燃料費削減、CO2削減にもつながる気がします。
現地の天候は曇り。
気温は摂氏8℃だったかな?東京と同じくらいです。
飛行機は無事にヒースロー空港に到着。
約12時間30分の空の旅でした。
3泊ほど滞在して帰りはタイ航空のエコノミー、バンコク経由で帰国となります。
しばしのロンドン滞在記、どうぞお付き合いくださいませ。